県民性マンガ　うちのトコでは　もぐら

各県の県民性を擬人化して漫画仕立てにした本。
著者が四国の人なのでどうしてもその周辺の話題が多い。

この本のレビュー

このマンガ、日本の各都道府県の性質を擬人化してマンガにしているもので、
ちょっと読みにくいパロディ的な書き方をしているところもあるのと、
他県のことはあまりよくわからないので多少疑問に感じたりするところもあるんですけども、
何よりへぇって思ったのは自分の住んでいるトコの県民性です。

というのも、よく「じゃん」っていうのが横浜弁だというけど、
横浜弁っていわれても横浜に住んでないし・・・って感じだったんですが、
それ以外でも、「ちげーよ」とか「ねー」とかって、神奈川の言葉だったんですか・・・。し、しらんかった・・・。

普段から私はわざと口汚い言葉を使うことがあって、上記の３点はその中でもよく使われるのですけども、
へぇ、方言だったのか・・・と今更感心しました。

でもテレビとか見てるともはやどこの地方の人だって使ってますよねぇ？（そうでもないかな。）

ちげーよっていうのはまああまり使いませんけども、頭に来た時とかの独り言とかで「○○じゃねーよ」って
その憤りを強調する意味を込めて使うんですよね。

関西芸人の影響で関東の人でも関西弁の言い回しをするように
こういう言葉もTVの影響で誰もが使うようになったのですかね。

そういう意味では、県民性をよーく調べた上でマンガかいてるんだなぁって感心しました。

ただ、キャラのかき分けが今ひとつで、文章読まないとわかりにくかったりして疲れます。

元々はwebサイトだったようです。
サイトにアクセスした人からのいろんな情報も加わってできあがっていったようで、
さらに書籍化するに当たってそれなりにデータは調べているのかなぁっていう感じ。

すごく面白いという物でもないですが、それなりに楽しめました。

元になったサイトは四国四兄弟です。
作者さまが愛媛の出身で、四国のことをいろいろ書いていたのがきっかけみたいです。

興味があったら是非どうぞ。