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名古屋の不思議 @nifty編


この本を片手に名古屋のB級グルメやB級スポット巡りをしたくなる。
不思議なこねたが沢山詰まった文庫本です。

この本のレビュー

@niftyのポータルサイトで人気を博した名古屋の興味深い日常文化を
ニフティの編集部が再取材して本にまとめたもの。
名古屋の人にとってはきっと当たり前のことなんだろうけども、他地域に住むものにとっては、
「え?そんなものがあるの?」という意外な驚きが詰まっています。
日テレの秘密のケンミンショーを見ても日本全国津々浦々の様々な常識にびっくりしますが、
名古屋ってそれこそメジャーな町なのである程度しっているつもりになっていたけども、
全然しらなかったなぁと。ガイドブックに載っている観光情報よりずっと興味深いです。

例えば私は高知に行った時、「まじめなおかし ミレー」のビスケットを買ってうまい!と喜んでました。
でもこのビスケットが元々は明治製菓が作っていたもので、現在は愛知の企業が生地を作り、
その生地を購入した各地の企業がそれぞれでビスケットを焼いてから揚げて味つけし、
「ミレー」という商品として売っているんだそうで。
雑学的なネタからB級グルメまで、名古屋の不思議がいっぱい詰まっていて、
普通にガイドブック買って観光地巡りするよりも、この本片手にマニアックなもの探して回る旅が ずっと楽しそうです。かたパンとか食べてみたいですよ。わたし。

個人的にもう一つ興味深かったネタをあげると、ゆとりーとラインという新交通システムです。
バスを使った交通システムで町中ではモノレールのような空中にある専用線を走り、
郊外に来たところで一般道路に降りて小回りを利かせるというもの。
インドネシアのジャカルタでバス専用道路を走るトランスバスウェイというのがありますが、
それよりずっと進化していて、これはアジアとかで注目されるかもって思った。
(それ以上に、東北の復旧でJRは電車の軌道を引かずにバスにしたりしそう。)

いやぁ、知らなかったなぁ。こんなのが日本にあったんですねぇ。

味噌煮込みうどんとか、モーニングとか誰もがしっている名古屋の不思議もありますが、
絶対に自分の知らなかったネタがひとつはあると思います。
文庫本だし、手軽に読めますよ。


高知県のミレー。生地だけ別会社から仕入れるってのは意外。
しかも商標権は未だに明治製菓から買ってるんだって!

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