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いつも旅のなか 角田光代


作家の角田光代さんの旅行のエピソードを集めたエッセイ。
彼女の旅の仕方は旅の役には何も立たないけど、自分も行こうかなという気にはなる。

この本のレビュー

作家の角田光代さんの旅エッセイ。
彼女の旅にまつわるエッセイを読むのはこれで2回目だが、1冊目と同じように内容は全く印象に残らない。けど、なんか読んでいると「ああ、旅にでるのもいいかな」という気分にさせられる。

なんていうか成功している作家さんだし、女性だし、すごくお金をかけた旅でもしていそうですが、実際に彼女が旅にはまったのは売れ始める前だそうで、だから完全なるバックパッカーじみた旅をしておられる。
おまけに無計画に旅に出て、旅先で知り合った人に遊んでもらうということを繰り返しており、なんとなくこういうのを読むと「自分も同じような出会いが欲しい!」と思って旅に出る人いるかもなぁと。

ただ、こういうのは往々にして旅人の性格にもかかわってくるので、
私のようにものすごく疑り深く人見知りだと、声をかけられた時点で警戒してついていかないので、決して彼女のような旅の形態にはならない。
そして、旅の参考になるようなうんちくなどは全くかかれていなくて、
彼女の旅の空気が伝わってくるだけなので、そのつもりで読むといいです。
作家さんなので、そういうところを言葉を紡いで組み立てているような感じ。

ある程度、かかれている旅先のことを知った上で読むと、自分の旅と比べたり、自分の知識と重ねられるのでおもしろさが増すと思います。
そういう意味では私は知らない土地のところはかかれていることがよくわからないので流し読みしました。(ヨーロッパのところとか。)

一つの参考程度にどうぞ。

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