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虚言と虚飾の国・韓国 [ 呉善花 ]


韓国に生まれ、日本留学を経て後に日本に帰化した呉善花氏が
嘘にまみれた韓国の実態を赤裸々に綴った本。

この本のレビュー

韓国のチェジュ島に生まれ育ち、日本に留学した後に日本に帰化した呉先生。
これまで彼女の著書を何冊か読んできたが、彼女はソウル出身ではなく、
また男性でもないことから、日本では考えられない視点での嫌がらせを受けてきており、
そして、その嫌がらせの論点が日本人からすると「え?なんで?」という理屈。
彼女自体は日本にいる間、長い時間をかけて、日本人の考え方を知ることで、
逆に母国の考え方との差異や歴史認識について興味を持ち勉強をしてきた方で、
日本、韓国両方の立場からの視点で物事を捉えられる鋭い観察眼を持っている。

これまで公私を含め、韓国人とつきあってきた日本人がなぜ?と思うようなことを
彼女は著書で率直に赤裸々に語るので、特にビジネスで韓国とのつきあいをせざるを得なかった人たちにとって、彼女の言論活動は大いに役に立っているようだ。

この本は韓国の「嘘」の部分にスポットを当てて書かれており、
ここまで書いちゃって大丈夫なのかなぁと逆に心配になったほどだ。

この本を読んで意外だったのは、日本に伝わる韓国の言論機関の主張というのは
常に「日本が悪い」と攻撃する論調で、どんなことでも我が国は悪くないと開き直るが、
外国向けではなく、内々では内部批判も激しいということだった。

ただ、内部で批判をしているのは良いのだが、それを外国=外部にむけたところで、
公に批判するのはまかりならん世界のようで、だから世界中があきれるようなことが起こるらしい。

例えば記憶に新しいのがアメリカでアシアナ航空が事故を起こした件だが、
操縦士が操縦を誤ったことから事故が起こったのが主な原因だと誰もが思うけど、
韓国ではなぜか「飛行機を作ったボーイングが悪い」という主張がでてきていて、
ボーイングを訴えるとかなんとかいう話になっていた。責任転嫁も甚だしい。
同盟国であり、北朝鮮との有事のためには協力してもらわねばならないアメリカにむかって、
よくもそんなことがいえる物だとびっくりした。
へりくつで攻撃するのは日本にだけではなかったのかと。

もっと最近では先日のセウォル号の沈没事故でしたね。
日本製だったとか盛んに日本を非難しようとしていたけど、10年落ちの船を使って、
さらに改造した時点で日本にはまったく責任はないのだが。
でもって日本がやたらにワイドショーなんかでこの事故を特集するもんだから、
日本を名誉毀損で訴えるとかゆってる国会議員がいたなぁ・・・。
東日本大震災を「日本沈没」と一面ででかでかと報道した国の言うことはわけがわからないです。

と、こんな風に「なんでこんな反応するの?」と不思議に思ったことが
彼女の本を読むと理解できます。

冬ソナがブームの時はいくらそういっても信じない人が多かったらしいが、
冬ソナで韓国に興味を持ったような人はそれまでまったく韓国を知らなかった人で、
某著名人がゆってましたが、韓国ドラマを作った人たちって、
日本のトレンディドラマブームの時、日本で仕事ができなかった二番手の人たちが、
韓国に渡ってドラマを作ったとかなんとかゆってました。
つまりドラマの作りが日本の昔のメロドラマの焼き直しなので、
今の漫画や本を原作にした若者向けの金のかかってないドラマが嫌いな層に
受けたんではないかなぁ。と想像したりする。

韓国人一人一人はいい人も多いとは思うけど、個人的につきあう場合は
根っこの考え方が全く異なる民族だと言うことは知っておいた方がよいかも。
恐らくお互いに姿形が似ているからこそ、相容れない部分に極端に反応してしまうのでしょう。

とりあえずこの本を読んだら個人的につきあいたいとは思わないと思うけど。
仕事などでつきあわざるを得ない人は、予備知識として一読をお勧めします。

現在、もうすぐ3回目の経済崩壊の危機を迎えようというところまで来ているようですが、
「日本には無礼を働いてもかまわない」という考え方が根っこにあるそうなので、
もう金輪際日本が支援をするのはやめてもらいたいです。

震災の時、日本でボランティア活動をしていたパキスタン人が、
「日本とパキスタンには同じ言葉があります。"困ったときはお互い様!"」
ってゆっていたけど、精神的にわかり合える人とつきあった方がお互いに気持ちが安らぐ。
そういやセウォル号の沈没事故の時もイスラム系のボランティア団体の方の炊き出しを
韓国側が途中で断っていたなぁ。あれもパキスタン人だったのかな?

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