多くの旅行者がマチュピチュに行く前に必ず立ち寄る世界遺産の町クスコ。
私は日程的に余裕がなかったため、クスコ→オリャンタイタンボ→アグアスカリエンテス・・・とどんどん下った。
ペルーを旅しようと思うまで知らなかったのだが、天空の城と言われるマチュピチュは、
クスコよりもずっと標高が低いんですよ。これは意外だったな~。
で、改めてクスコに戻ってきたわけです。

オリャンタでホステルをでてすぐにウルバンバ行きのローカルバスにばったり会い、
「ウルバンバ行くよね!?」「行くよ。のりな!」(※パラ・ウルバンバ?とかア・ウルバンバ?で通じます)
と時間のロスなくオリャンタを出発。その後もクスコ行きにスムーズに乗り換えられました。

クスコを歩いてみて驚いたのは、空気の乾きっぷり。
マチュピチュやオリャンタの穏やかな空気と異なり、気温はぐんぐん上がって30度近くまであがり、
で、その時、湿度確認したら20%切ってるんですよ。15%くらいなんですよ。
ひえ~。あのウェッティなマチュピチュは一体なんだったんだ~と驚愕し通し。

マチュピチュでは遺跡の外にしかトイレがないため、水分をなるべく取らないようにしていたのですが、
やばい。ここでは、がんがん水を飲まないと死んでしまう・・・。
高山病予防にはとにかく水分をたくさんとれって言いますけど、これじゃ知らないうちに脱水症状起こしそうです。
クスコは観光化されているので観光地には必ずトイレはあるし、カフェやレストランも多いです。
トイレの心配なんて全くないので、気兼ねせずにがんがん水を飲みましょう。

ところで、首しめ強盗で悪名高かったクスコの町も、昼間は人もたくさん歩いているし穏やかな雰囲気。
しかし、一歩観光エリアからはずれると、建物の壁には落書きだらけ。ゴミだらけ。
町の中心だけ妙にぴっかぴかなのが逆に違和感たっぷりのテーマパーク的な町だった。
まあこれをきっかけに同心円上に町全体が綺麗になって治安もよくなればいいと思うんだけど、
町の中心だけ掃除夫とツーリストポリスがあふれかえっているのがリマと同じでやっぱり妙です。

世界遺産って認定されると一気にテーマパーク化しますよねぇ。
私は例えゴミだらけだろうと、ユネスコに「世界遺産にはしないわよ」って言われようと、
富士山は綺麗だと思うし、その頂を遠くから見上げる風景が大好きだ。
なんか最近は雨後の竹の子の様に世界遺産が増殖していて変な感じ。

ウルバンバからクスコまでの風景写真

アンデスの大地をゆく
すれ違った列車
オリャンタからウルバンバは川と山に挟まれたまっすぐの田舎道。そしてウルバンバの町を抜けると山を登り始め、アンデスの放牧地帯となる。
見ていて興味深かったのは、ここいらでは、牛、リャマ、アルパカなどと共に、時々豚まで一緒に放牧していること。それも10頭以上いる牛の群れの隙間に時々豚やアルパカが混ざっている。

綺麗に舗装された緩やかな山道に時々現れる町への分岐点には、タクシーやリキシャが待機しているので、バスでふらっとマラスやモライを訪れることも充分できそうです。

外国人は途中での乗り降りがないので、運転席の横の特等席に乗せてくれました。 途中で後ろはかなり混雑して来ていましたが、眺めもよく座り心地もよくて、楽しいバス旅だった。

ひたすらまっすぐ続く道 分岐点に待機する自転車タクシー ウルバンバ-クスコ間を走るローカルバス

クスコの中心 アルマス広場にて

カテドラルを裏から見た写真
クスコではアルマス広場のすぐ裏のホステルに泊まりました。
カテドラルを後ろから見たアングルがよい感じでしょ(左の写真)。
アルマス広場の周りは観光客向けのカフェやレストランが一杯で、
その中の出窓付きのカフェで一服。
窓際の席にお客がいないことを確認したら、店までだーっしゅ!
偉い人が高いところから民衆を見下ろしたがる気持ちがわかるかも。
上から人を観察しているのは気持ちがいいです。

アルマス広場 昼間のアルマス広場 夕暮れ時のアルマス広場

クスコ中央市場など

様々な種類のトウモロコシ
クスコの中央市場に行ってみた。聖なる谷の各村の名産品がずらーーっと集まっているのは壮観で、ここにくれば必要なものは何でも手に入る感じ。(左:トウモロコシ、下右:市場の食堂)
午後だったので肉類の売り場は割と閑散としていて、店じまいした肉屋で見つけた袋詰めの豚ちゃんの姿には笑ってしまいました。
下の中央の写真は、クスコの街角で見かけた鶏肉屋。鶏の足を通りから見えるように出して「うちは鶏売ってるよ!」ってアピールしているのが面白い。

袋詰めの豚ちゃん おみ足でモーレツアピールの鶏ちゃん 市場の食堂

太陽の神殿は、この国の侵略(された)の歴史を物語る。

太陽の神殿
クスコでここだけは行っておこうと思っていた観光名所。太陽の神殿。
インカ時代の石組みの上に教会(サント・ドミンゴ教会)が建っている。
その昔、スペイン人が侵略したときに、この神殿内部の黄金を強奪し、
上部を壊して教会を建てた物。クスコに大地震が起こったとき、
教会は崩れ落ちたのに土台はひずみ一つ起こさなかったという。
その逸話聞いたときざまーみろって思っちゃいましたね。
この教会つぶして太陽の神殿を復元すればいいのにと思うのは私だけだろうか。 (教会の内部に太陽の神殿の模型は飾られている)

太陽の神殿の石組みをアップ 太陽の神殿からクスコの町を望む

クスコで会った人。人。人。

ハーブ売りの女の子
市場だけでなく、街頭で収穫物を広げて売っている人を見かける。
一人ぽつんと店番をしていた女の子に「これなに?」と聞いてみると、
か細い声で「クレカワル」という答えが返ってきた。お茶にするのかな。

市場のクッキー屋のおばちゃんは超やる気がなかった。
近づくと「ウンソル」とか一応はいうけど、肘杖は止めない。
注文するとめんどくさそうに動いて袋に入れ、再び定位置へ。
まあ、1日ここに座ってたら疲れるかもしんないけど。

アルマス広場で見かけた家族 やる気のないクッキー屋のセニョーラ プラム売りのおばちゃん

クスコで日本食宅配?!なわけないって。

日本レストランの宅配カー
あまりにこの車を見かけるので、クスコで宅配をしているのかと思った。
でもたぶん中古車が流れて来ただけでしょう。
ペルーで時々驚いたのは日本の中古車を見かけることです。
アジアなら近いので別に驚きませんけど、地球の裏側なんだもん。
以前、知人がランクルを廃車にするとき、下取り価格が5万円ついて驚いていた。「アルゼンチンに売れるんですよ。使える部品がまだあるから」だって。このまるまつさんの車は何キロ走った後なんかなぁ。


▼ ペルー旅行に行きたくなったら・・・物価の目安にどうぞ。

旅行時期:2009.08.中旬
1ソレス=約35円

■宿 INKANTU:50ソレス
■バス:オリャンタイタンボ-ウルバンバ 1.5ソレス、ウルバンバ-クスコ 3ソレス
■サントドミンゴ教会:10ソレス
■土産:アルパカのショール 125ソレス
■食事:豚肉のドウチ炒め 13ソレス、カルドデガジーナ 6ソレス、炒飯 3.5ソレス
     ロコトレジェーノカプチデセタスペルー風ラタトゥーユ メモ忘れ
■買い食い:プラム1ソル、クッキー(2種)1.5ソレス
■お茶:カフェ・コン・レチェ2.5ソレス(食堂)、ビール 7ソレス、パインジュース 6.5ソレス(カフェ)

■成田-リマ航空券 150,000~200,000円 (8月はピークシーズン価格)

私はエイビーロードで金額をざっくり把握してから、個別の代理店を当たります。
今回はCHINTAI TRAVEL SERVICEでロス往復。ラン航空でロス-リマを買ったせいでトラブった・・・。
発券手数料を取られても同じ代理店で最終目的地まで買ってください(詳細:ラン航空のレポ10部作)。
ペルーは見所がたくさんあるけど国土が広いので、ツアーにするとかなりハードスケジュールになります
航空券だけ買って自由旅行にするか、個人で車をチャーターしてゆっくり回る方をオススメします。