大連中心部。ごく近くの建物も霞んでいる。
【大連中心部。ごく近くの建物も霞んでいる。】

2011年の6月。大連in-outで中国東北地方を訪れました。
2009年から坂の上の雲の放映があったこともあり、日本人旅行者が増えているようです。
2011年のクライマックスを前に大連と旅順は旅行者が増えそうな気配。
パッケージツアーを使わない人の参考のために簡単に報告をアップすることにしました。
中国東北地方は気候は厳しいですが、他地域に比べ治安も良く、旅行はしやすい場所です。
ただし、英語はほぼ通じませんので、中国語がしゃべれない場合、筆談でがんばるのだ。(私のことだ。)
顔立ちが似ている日本人は中国語でだだだだーーっと話しかけられてうろたえます。

大連の空港からは事前に予約をしておいたホテルの送迎車で市内に向かいました。
通常、バスなどの公共交通機関を好むのですが、大連は利用価値の高いリムジンバスがありません。
空港から町までの距離が余り離れてないためタクシーも便利です。(行き先を紙に書くとスムーズ。)
ぼられることもなく、メーター通りキッチリとお釣りを返そうとするので驚きました。

中国南部のタクシーは運転席から助手席にかけてのシート裏にプラスチックの簡単な壁があります。
これはタクシー強盗を防ぐためですが、東北地方ではこれがありません。
上海などに比べ、中国の東北地方は治安がよくこれが取り付けられていないそうですよ。
乗ってみたらチェックしてみてください。言われてみればその通り!

大連は観光地というより普通に都会の町です。特に薄煕来市長時代に町が整然と生まれ変わったそうで、
大連市民は綺麗な大連の町に誇りを持っています。
ウチの家族曰く、長春で働く大連出身の通訳さんは「長春は汚い」と連呼するそうで、
日本に帰国してみたら、大連より、長春より、私の住んでいる町の方が汚くて(ゴミが落ちまくっている)
日本人のモラルの低下にがっくりと肩を落としたくらいです。

中山広場周辺
満州国時代の建物の背後に
近代ビルが続々建設中。
大連や長春では町中でしばしば清掃員を見かけます。
どうも市が清掃員を雇って常に綺麗にしている様です。
対する我が町は年に数回市民のボランティア清掃がある程度です。
もしかしたら北京オリンピックの時に特に町を綺麗に見せることに力をいれたのかもなぁとも思いましたが、 町中できちんとゴミ箱を探してゴミを捨てている女性を見かけた時には「変わったなぁ」と。
その数日後、ハルビンでタンをはく美しい女性を見た時、「まだいたんだ」と妙に感慨深かった。
(おっさんがタンをはくのは日本を含めアジア諸国ででよく見る光景だが、
 中国は美人の女性も躊躇しないので度肝を抜かれる。)

ただし、見てないところではモラルが低下するのは日本人も中国人も変わらないようで、
ちょっと町中を外れるとやっぱりぽいっとゴミをその辺に捨ててしまう人や散乱しているゴミもあります。
人のふり見て・・・ではないですが、中国から帰ってからというもの、時々落ちてるゴミを拾うようになりました。
自分の住んでいる町が汚いのはなんだか気分が悪いです。家の中だけ綺麗でもねぇ・・・。

旧日本人街周辺
旧日本人街周辺。
今も庶民が住んでいます。
中国人の斬新なセンスあふれる近代的建築物などが建ち並ぶ中に、 旧満州国時代、ロシア支配時代の古い建物が残されていて、不思議なコントラストを醸し出します。
でも、旧日本人街やロシア人街周辺など、古い建物が少しずつ取り壊されているので、 レトロな町並みが見たい場合は、早めに行かないとなくなってしまうかも。

ところで旅行代理店では、満鉄のアジア号見学ツアーなどあります。
当時、世界最速だったこの鉄道が、今でも残っているんです。
日本の近代化時代ってすごかったんだなぁ。(なんで学校で教えないんだ!)
今は中国も高速鉄道が走っていますが、これができる前の在来線はあじあ号より遅かったので、
東北地方の住民は「時代が進んでいるのに満州国時代より退化した・・・」と言う声もあったようです。
勿論、中国政府に向かって表立っていうわけはありませんが。

ちなみに大連は旧満州国ではなく、朝鮮半島、台湾と同じく、日本の植民地だったそう。
その時代は日本のお金持ちの子息が通う学校は修学旅行先が大連だったりしたそうです。
あの時代に若者が船で大連まで修学旅行に行くなんて、なんだか想像を絶する。

大連は上海や香港の様にグルメやショッピングを楽しめるような街ではなく、一地方都市です。
なんの予備知識もなくただブラブラしていると、それだけで終わってしまうので、
飛行機の中でもいいですから、是非、何か歴史を語った本を読んでいくことをオススメします。
いろいろ想像しながら歩くと、楽しめますよ。

大連市内を走る路面電車。

路面電車
旧満鉄の最速列車あじあ号は大連駅の倉庫で眠っていますが、
当時の路面電車は現役で大連の町中を走っています。
背後に小さく近代的車両が迫っているのが見えるかな~?
星海広場など、結構郊外の方まで路面電車が伸びているため、 観光客にも使いやすいと思われます。
ただし、交通が不便な観光地も多く、ガイドブックはタクシーを薦めてるケースが多い。

公園で大衆に見守られながら賭け事に興じる人々

公園でトランプをやる人々
中国の公園の風物詩だなぁといつも思う光景です。
公園には麻雀やトランプなどで日がな一日時間をつぶす市民でいつもあふれています。
昔は中国の公園は鉄柵で囲まれ、入口で入場料を払って入るところでしたが、 今回の旅で行った都市は、どこも入場料が無料になっていました。 (窓口は使われないまま残っている。)
公園でうたう人、踊る人、ギャンブルをする人と様々ですが、 いつも見学者が多いので、プレッシャーは感じないのか不思議に思う。

結婚記念撮影をするカップル

結婚記念写真を撮る人
街も公園も綺麗に整備されているからか、公園では時々結婚記念写真を 撮っているのをみかけます。(韓国ほど多くはありませんが。)
花嫁の衣装はたいがいウェディングドレスです。
私は白いドレスにはちっとも憧れないのですが(絶対似合わないし)、 やっぱりアジア人はこの西洋のドレスに憧れるのだろうか?
ところで中国式の衣装を用意するとするとどんなのなんだろう?

ビルの壁の塗り替えをする職人

壁の塗り替えをする職人
これは度肝を抜かれた一枚。
ビルの屋上からロープと板きれで作ったブランコ一つでぶら下がり、ビルの壁の塗り替えや掃除をしている職人を見かけました。 先日、命綱なしで東京タワーを造った日本の鳶職の映像をテレビで見た時も驚きましたが、 つくづく職人ってスゴイと思います。

こちらに関しては旅カフェで詳しく書いたので、そちらをどうぞ。
中国の職人技。高層ビル作業に釘付け。こえ~。

上海風点心やで食事:雲呑と小籠包

上海風の点心やで雲呑
上海小籠包
一人で滞在していた晩のご飯。
一人なんだけど、それなりに美味しい物が食べたいなぁと思って、
いろいろとネットで駐在員のブログなどで情報を探しまくりました。
それで見つけたのが不二心という上海点心を出すお店。

エビ雲呑と小籠包を頼んでしまい、最後まで平らげるのに苦労した。
小籠包は1個単位から頼めるので、一人で行く場合は個数を半分くらいに減らした方が無難です。

味つけは上海の味そのもので、小籠包のスープの味が全体に甘かったです。 ワンタンのスープは鶏肉スープでした。

世界の食べ物
 ≫大饂飩 [雲呑/ワンタン]
 ≫小籠包 xiao long bao [ショーロンポー]

マイカルで買った弁当

牛丼と弁当
家族と合流した晩、「中華なんて食べたくない」といわれ、 吉野家にでもいくか~?と思っていたのですが、 土産を買いに立ち寄ったスーパーで半額になっていた牛丼を発見。 牛丼と鶏肉弁当を買いました。
お姉さんに英語と身振りで頼んでレンジでチンしてもらった。
中国の東北地方は基本的に店員さんが親切だと思う。
ところで、私らが買い物している時、日本人のサラリーマンが夕食をかいに来ていました。 やっぱり毎日中華じゃ飽きるので、晩ご飯に総菜を買いに来るみたいです。 おにぎりなど手にとっておられましたよ。

▼ 中国 東北地方(旧満州国)に行きたくなったら・・・物価の目安にどうぞ。

旅行時期:2011年6月
1元=約13円


■食事:鮮肉小籠包 15元、蝦仁饂飩 18元、牛丼 9元、弁当12.5元、ビール4元前後
■交通:タクシー 空港-大連駅前ホテル 27元
■宿泊:ラマダプラザ大連 700元弱(送迎無料)

■成田-大連航空券 直行便で20,000円前後~。(参考:海外格安航空券の検索・予約 YAZIKITA)

安いのは中国南方航空。次いで中国国際航空。高いのは日系。
機内食や定時運行など日系が信頼が置けるのでビジネス利用の場合は日系で。
観光の場合は、飛行時間も長くないのでお好みでどうぞ。

私はエイビーロードで金額をざっくり把握、アタリをを付け、個別の代理店に問い合わせます。