なぞの蒸し物
【謎の蒸し物:台湾の椀果に似た感じの巨大な蒸し物】

客家円楼観光2日目は高頭の承啓楼から田螺坑の土楼群までバイクで一気に移動した。
バイクタクシーは正規のルートをスルーして施設内に入るため、入場券を手に入れることができなかった。
かといって入場料を払っていないかと言えばそうではなく、村人に直接支払っているわけで(前ページ参照
公安に見つかって「チケット買え!」と言われたらどうしよう・・・と気が気ではなかった。

田螺坑土楼群は山の上にあり、村への出入り口も2カ所しかない。
だからこの2カ所で入る時にさえ入場券を確認すれば問題ないわけで、出る時はノーチェック。
しかし、なにぶん小心者。何食わぬ顔を装いつつも内心ドキドキものだった。

ちなみに田螺坑は土楼文化村のように広くはないので、見学は2時間くらいで充分です。
ただし、正規のルートで入場券を購入していれば裕昌楼などの別の場所の土楼にも入れますので、
やっぱりその場合は半日は必要になるでしょう。
廈門発の土楼ツアーが永定土楼と田螺坑土楼のどちらか一方しか行かないのはそういうわけです。

田螺坑土楼群巡回バス
田螺坑土楼群観光巡回バス

廈門発永定行きバス
廈門発永定行きバス。
田螺坑の土楼をのんびりと見学した後はバスでアモイに戻りました。
田螺坑からはアモイに直行するバスが1日1往復だけあります。
帰路は13:50頃田螺坑のバス停を通過します。
村の下の入口と上の展望台の2カ所どちらからでも乗車可能で、
さすがに正規チケットを持ってない後ろめたさから公安事務所がある展望台のバス停は避け、 下にある村の出入り口前から乗車しました。

ちなみに帰りのバスには女性の車掌さんが乗車しておりました。
行きはコンピュータ発券で座席指定されたキップを購入していましたが、
帰りは車掌に行き先を告げ、その場で現金払いです。
座席もテキトウに空いている席に座りました。

田螺坑で乗車した時はかなり空席があったものの集落などを通るたびに
少しずつ座席が埋まり、気がついたら見事に満席になりました。

山を下りきり町中に入ったところでバスはガソリンスタンドに入りました。
ガソリンスタンドに入ったのは給油のためではなかったようで、
敷地の隅にバスを停車させると5~6人の若者がぞろぞろと降りていきます。

トイレにでも行くのかと思いきや、若者たちは車掌と共に車道に向かって歩き出します。
車掌さんは若者たちにひと言二言指示を出すなりくるりと向き直り、バスに乗車。
そして、え?バス出発しちゃうの?おいてきぼり?あれれ?

つまりこういうことでした。

客家の土楼群は世界遺産にはなりましたが、観光客のほとんどが団体旅行で行くため路線バスは少ないのです。
私のように大都市から出発すれば直行バスがあるけども、路線バスを乗り継いできた人たちは
途中でバスを乗り換えなければなりません。

日本だったらどこかのバス停まで行って別方面行きのバスに乗り換えるところですが、
路上の適当なランドマークで乗り換えさせてしまうところがすごいです。
それもこれも携帯電話が普及したから為し得るサービス。そういえば、車掌さんはずっと電話をかけっぱなしでした。

ガソリンスタンドで若者を下ろすと、間もなく南靖のバスターミナルに入りました。
さすがに大きな町のようで、このターミナルで乗客の半数が入れ替わります。
ここから乗り込んできたお客はコンピュータ発券のチケットを片手に座席番号を確認ていましたが、
私のようにテキトウに空いている席に座った乗客たちとも見事に座席がバッティングせず、
全ての乗客が綺麗に空いている座席に収まりました。それもぴったり満席!

何がスゴイって、車掌さんってばお客が乗るたびに「廈門行き○号車、座席番号××番、南靖まで」とかいう情報を
センターにいちいち電話で報告していたってことですよね。
デジタルなんだかアナログなんだかワケわからないサービスだけど、オーバーブッキングをすることなく、
見事に乗客が入れ替わったのを見て、妙に感心してしまいました。
あのガソリンスタンド組も通りかかるバスに話が通っていて、うまーく拾ってもらえるんでしょうね。

そういえば往路のバスもアモイのバスターミナルから乗った人はほんの数人でした。
バスターミナルを出発すると、10分とおかずに運転手の携帯がじゃんじゃん鳴りまくったのです。
最初は「運転中に私用電話かよ~」って思っていたんですがどうも違うようで、
一人、また一人と、途中で停車し、お客を次々と拾って行きます。
車掌が乗っていない代わりに運転手が予約電話を受けていたのでした。

世界遺産になって久しいし、きっと土楼まで高速道路でもできているだろうという期待は大外れ。
しかも割と乗り降りが自由なので、スピードはそれほどだせません。
やっぱりアモイからは片道3時間半~4時間くらいはかかってしまいました。
アモイから土楼群まで日帰りしたいならバスツアーかチャーター車じゃないと難しいです。
路線バスを使うならできれば最低でも1泊してくださいね。

廈門名物食べ歩き3:福建拌面と沙茶面

拌面 たれ和え麺
客家土楼の周辺では客家料理を戴いたので、アモイではアモイのシャオチーと行きました。 しかし、アモイは食堂が閉まるのが結構早いので注意が必要です。(親父が集まる海鮮系の飲み屋は遅くまでやっているけど。)
福建拌面沙茶麺、そしてルーウェイです。
ところでアモイで麺類などの軽食は必ず器が紙やプラスチック製なのです。 「使い捨てなんてエコじゃないなぁ」と思っていたのですが、「使い捨てにすると水を節約出来るという意味ではエコだよ」との言葉が腑に落ちた。 そうだった。中国って水が足りない国なのだった。
思い返せば川も干上がっておりました。 衛生面と節水という意味で使い捨てを奨励してたり?(面倒なだけ?)
ちなみにレストランでは一人分ずつ洗浄してパックされた食器セットが出てくることもあります。
沙茶面 ピーナッツ風味汁麺を箸ですくったところ 沙茶面と拌麺と焼き豚 ?味  タケノコと豆腐の煮物 テイクアウト 食器セットの例

▼ 中国 福建省に行きたくなったら・・・物価の目安にどうぞ。

旅行時期:2012年3月
1元=約13円


■交通:バイクタクシー 高頭-田螺坑 120元、バス 田螺坑-廈門 43元
■観光:田螺坑村 100元
■食事:福建拌面沙茶麺、焼き豚、ビール 25元、ルーウェイ 2元

■成田-大連航空券 直行便で50,000円前後~。(参考:海外格安航空券の検索・予約 YAZIKITA)

日本企業が進出しているためANAの直行便があります。ビジネス路線なので座席は取りやすい。
中国の他の都市や台湾、香港からの便も多いですが、経由するメリットはあまりないと思うので、直行便がベスト。 時間がある旅行者は台北から金門島に飛んで船で廈門入りもできる。

私はエイビーロードで金額をざっくり把握、アタリをを付け、個別の代理店に問い合わせます。


旅程を立てるために参考になる本やウェブサイト
廈門市人民政府廈門市快速公交公式ページBRT路線図