死者の日の祭壇:モレーリア

死者の日とはなんぞや?

死者の日:ディア・デ・ムエルトス(Dia de Muertos)は11月2日。
この日は祖先の霊を弔う行事がメキシコ各地で行われます。

考え方は日本のお盆とそっくりで、11月2日になくなったご先祖様が家族の元へ帰ってくるをお迎えします。
家族を亡くした方もこの日に家族の元へ帰ってくるから寂しくないし、
自分が亡くなっても年に1回帰ってこれるのだから死も寂しくないのだと
小さな頃から教えられるそうです。
人々は祖先の墓に参り、墓地から家までの仮面行列が行われます。

元々は先住民の伝統祭礼だったのがスペイン侵略後にキリスト教と融合され、
さらに最近はお隣アメリカのハロウィンが混ざってなんでも有りって感じ。
メキシコ各地でお祭り騒ぎになっています。

メキシコ人が大好きなドクロを模した砂糖菓子やチョコレートが街中のいたるところで販売され、
町中がきらびやかに飾られ、子供にはお菓子や小銭をねだられる。うーん。なんだこれは。

中でも先住民が多く居住しているミチョアカンやオアハカは伝統的な雰囲気が残っています、
だから多くの外国人観光客がミチョアカンやオアハカを訪れる。
そのため、この地域でディアデムエルトスの期間を過ごしたいと思うならば、
早めに宿を押さえておかないと宿泊施設はありませんし、空室があったとしても部屋代が高い!

偶然にこの時期にメキシコ旅行をしていたため、各地のディア・デ・ムエルトスの雰囲気を見学できました。

2008年10月~11月上旬のディア・デ・ムエルトスの様子を簡単に紹介します。

プロローグはオアハカで。

死者の日の祭壇:オアハカの宿 「あれ?なんですか?それ?」

オアハカ近郊の観光を終え宿に戻ると、宿の入り口に小さな祭壇が備え付けられていた。

「もうすぐ死者の日だから。
 元々は先住民の人の習慣なんだけど日本のお盆と似ててね。
 お墓参りして、綺麗に飾り付けて、ろうそくで明るく照らして、
 ご先祖様のお帰りを待つ伝統祭礼があるのよ。」


「こういう習慣からもご先祖はつながっていたというのがわかるわよね」

考えてみるとこちらの先住民の顔立ちはモンゴロイドにそっくり。
日本ってほぼ地球の裏側ですから、どこでどう繋がるのかが不思議だ。
(ちなみに知人は「食料危機でマンモスを追っかけて大陸移動しだんだ」とゆっていた。)

この死者の日は町、各家庭でこうやって飾り付けをするため、一晩中幻想的な光景が広がり、
それを見るためにオアハカにはこれから観光客が押し寄せる。
また、地元民の帰省ラッシュもこれから始まるそうです。その直前にオアハカを出る予定の私。
まあ、当然ですが、宿は予約で埋まってますので、留まることはできませんけどね。

「オアハカじゃなければミチョワカンに行けば見れるわよ。田舎の方ね。」

というアドバイスを元に、ミチョアカンの先住民居住区パツクアロ近郊を目指すことにした。
かき入れ時で宿も満室のオアハカでじーーとしてても意味がない。
パツクアロも勿論そのはずだが、何か手段があるはずだ。

地図をにらめっこし、ミチョアカンの州都モレーリアにロックオン。
先住民族が多く伝統的な過ごし方をするので有名なのはミチョアカンのパツクアロ。
モレーリアからパツクアロはバスで1時間ほどなため、日帰りで訪れることは可能なはずだ。
それに観光客向けにモレーリアからのパッケージツアーもありそうじゃない?

モレーリアまでの移動の合間にインターネットを駆使して、
ディア・デ・ムエルトスツアーを検索してみたが見つからない。

日本人向けの旅行代理店だけでなく、英語サイトを持つ旅行代理店も検索をかけたがだめ。
スペイン語はフォントがないから打てないんですね。

もうこうなったらモレーリアにいってから代理店を足で探すぞ!と行っちゃいました。
結論を先に言うと、モレーリアは大きな都市なので、宿はありますし、ツアーもありました。
宿泊を伴わない日帰りツアー(ただし、徹夜)なので、現地で予約でOKです。
数ページに分けて、紹介していきますね。

トラコルーラの日曜市 オアハカ近郊のトラコルーラで行われる日曜市。先住民族の居住地域です。