モレーリアの町並み メキシコは日本の5倍もの面積を持つ国。
伝統的な死者の日の雰囲気を味わうため、オアハカからモレーリアまで移動する。
ちょうど中間地点にメキシコシティがあるので、日本でたとえれば東京を隔てて 神奈川から埼玉に移動するようなイメージだが、 実際の距離にすると、日本列島を南北に移動するくらいの距離があります。

それだけ離れた場所で、似たような伝統行事が残っているのがおもしろいですね。

新幹線を東京で乗り換えるごとく、メキシコシティでバス会社の管轄もかわる。
しかもメキシコシティのバスターミナルは4つもあって、考えただけでもめんどくさい。
「死者の日」という目的があればこそで、メキシコシティには滞在せず、一気にモレーリアまで移動した。

これが10/29のことである。死者の日の3日前です。

モレーリアに着くとめぼしいホテルにチェックインし、すぐ旅行会社探しに出かけた。

"「死者の日」はご先祖の帰りを明かりを灯して待つ"
のだから、つまりは夜がメインだ。

例えモレーリアからパツクアロに行けたとしても、帰りの交通手段があるとは限らない。
だから夜中の送迎がばっちりのパッケージツアーがあると踏んだのだ。

ところで、モレーリアもメキシコの様々な有名都市と同じく、"世界遺産のコロニアル都市"という枕詞がつく町。
いい加減飽き飽きなところはありますが、他のコロニアル都市は少しずつ趣は異なり、 町の色が茶系で落ち着いた雰囲気です。

このコロニアル都市っていうやつは都市の雰囲気を楽しむのはよいのですが、
景観を守るために看板が少ないため、何かを探すときに非常に苦労します

まず、観光案内所で旅行代理店を教えてもらおうと思ったのに、観光案内所が見つからない・・・。
こういう場所ってガイドブックの情報が非常に重要なのですね。
現地の人は使わないので、通りすがりの人に聞いてもわかんないのです。
移転していたりすると非常に困るのですわ。

モレーリアのカテドラル きょろきょろしながら何十分も町を徘徊していましたが、ビレイデメンドゥーサという高級ホテル裏手の隅っこに旅行代理店を発見!
とるもとりあえず、飛び込んでツアー情報を聞き込みます。

「あの~、パックアロのディア・デ・ムエルトスを見に行くツアーはありませんか?」

「ありますよ」

ってあっさり。 w(゚o゚*)w  ほんとですか!

ツアー内容は夕方の5時半にモレーリアを出発。
ツィンツンツァン村などのパックアロ湖周辺の観光地を巡り、最後に死者の日のイベントを見に行って戻るもの。
帰りは朝方の3時で、金額は2008年10月当時で、500ペソ。
通常のパツクアロ観光ツアーよりだいぶ割高です。

金額で一瞬ひるんだ物の「じゃあ、これ参加でお願いします」と手続きをしてもらっていたのですが、
よくよく見ると出発日は11月1日のみでした。

「あれ?10月31日に出発して11月1日の深夜に戻るんだよね?」

「いや、10月31日は通常のツアーだけ。死者の日のツアーは11月1日だけです」

マジか・・・。11月1日はメキシコシティに泊まる予定でホテルを予約してあった。
都市の場合、事前に予約すれば高級ホテルに格安で泊まれたりするため、ネットで手配してあったのだ。

「そうですか・・・。キシコシティのホテルの予約変更を試みて、また来ます」

折角見つけたツアーだったのにがっくりです。

この年は11月1日と2日が土日なので、ツアーをこの日程で入れたのかもしれません。
もっとも盛り上がるのは10月31日と聞いていたので、意表を突かれました。

ネットカフェで、メキシコシティのホテルの宿泊日をホテルクーポンサイトagodaに変更依頼。

その後パックアロのホテルを探してみたのですが、10月31日~11月2日の期間中は基本的に満室。
だけど、なぜか、一つだけ部屋が残っていました。

そのホテルは、前日までの通常価格は68ドルなのに、死者の日は310ドル
おまけに2連泊以上じゃないと予約を受けてもらえない。

「6万円払うくらいならメキシコのホテルのキャンセル料払った方が安いよなぁ。」と悩んでいるうちに
そのホテルも満室になりました。

飛び込みで行ってもなにかしらの宿泊手段があるかもしれませんが(現地で寝袋持参の外人けっこうみました)、
治安のいいアジアならともかく、メキシコでそういう冒険はちょっとできない相談です。

ちなみに宿に戻ってみると、宿のフロントにも死者の日ツアーのリーフレットがありました。
高級ホテルのツアーよりは代金が少し安めでしたが、やはり11月1日出発のツアーです。
モレーリアの水道橋