レムトンビーチのロングテールボート ソンクラーン当日。
朝の散歩、ホテルでのブッフェ朝食を済ませ、様子見でビーチを歩いてみた。
バンコクでのソンクラーンの様にうわーーっと地元の子供達が水鉄砲で遊んでいるんだと思った私。

「あれれ?ヒトがほとんどいないんだけど・・・」

外国人観光客の姿もまばらで(でも、もう9時過ぎ)、そんな中、水鉄砲片手にビーチを歩く日本人観光客という絵づらは相当浮いている。

昨日行った木陰の屋台もヒトは・・・なし。

レストランの前に作られた祠が静かにたたずんでいる・・・。うえー、マジで? ノ( ̄0 ̄;)\

「うちの近所のタイ人の奥さんが南ではあんまり水掛けやらないってゆってたよ」

ええー、でも、元旦くらいはやるって言ってたじゃん。

「しょうがないので、水鉄砲持ってプールに集合!我々だけで水鉄砲戦争やります!」

なんともむなしいソンクラーンの朝である。

レムトンビーチで遊ぶ子供
【ソンクラーンの昼下がり】
モーゲン族の子供達

木陰の集会所
【木陰の集会所】
風が心地よい、大きな木の下で。

島のソンクラーン
【島のソンクラーン】
当然ぶっかけるのは海水!

中身はパウダー
【バケツの中身はパウダー】
メントールですーっとする
ひとしきりホテルのプールで遊び、静かな海でざぶんと泳いだところでホテルをチェックアウト。
船の出航時間までの1時間半ほどをビーチでのんびりと過ごすことにした。

「お昼は、隣のレストランと木陰の集会所で乾きものとシンハどっちにする?」

思えばここで、木陰の集会所を選んだのがこの旅のハイライトであった。

売店でお菓子とビールを買い込むと、海を見ながら木陰でぷはーっ。(* ̄O)◇ゞ

「風が気持ちいいねぇ」なんてくつろぎながら、波間で戯れる子供を眺めていた。

よく考えたら、ソンクラーンってそもそも初日の午前中はお参りをするのであった。
水掛祭りは午後からなのである。
だからこうやって午後になり、木陰でぷはーーっとやってる我々の向こうには、バケツに海水をくみ、ばしゃーーっと

オリャ!! (ノ*`▽´*)ノ ⌒~~~~~━━━┻━━┻━━━

水掛まくっている子供がいるのである。

(o ̄ー ̄)o〆.。o○水.。o○水.。o○水.。o○(ノ゚⊿゚)ノ.。o○ごぼごぼ・

そして、我々の目の前にはビニールプールで裸で一人遊びをする男の子。
周りに親も友達も誰もいないのにばしゃばしゃとやけに楽しそうだ。

バンコクの外国人に慣れた子供達と違い、なんかシャイで遠慮がち。
白いパウダー入りのバケツを持ってうろうろしているのだが、なかなか近寄ってはこない。

「はい、どうぞ」

一人の連れが自分の顔を突き出すと、うれしそうにほっぺに白い粉を塗っていった。

プールで一人遊びようやく友達がよってきたその氷!いったい何に入れるつもり?!
【左:なぜかプール一人遊びの子供。右:砕いた氷は水鉄砲に入れる。オソロシイ】

昼食の時間
【豪華な正月のお食事】
ナゾの日本人ユウチャン
【ナゾの日本人ユウチャン】
この中に日本人いるのか?
モーゲン族の男
【モーゲン族の男】
舟の出航をお手伝い
【舟の出航をお手伝い】
村人達もお正月の豪華な昼食を木陰で取り始めた、そんなときである。
お酒を買いに行ったはずの連れの一人が、誰かと話し込んでいる。

「あの人日本人だって」
ってどう考えても現地のヒトにしか見えないのだが。

「こんにちは~。いやぁ、こんなところで日本人に会えるなんて。普通の人たちは怖がってこのあたりに近づかないんですよ」

彼が言うには、このあたりはシージプシーの人たちが住んでいる界隈で、裏には彼らの村があるとのこと。

「いつもはもっと村人がいるんですけどね、ソンクラーンなんで逆にお金がある人は遊びに出てるんです。ここに残っているのは貧しい家庭の子達ばかりなんですよ。」

「いつまでこちらにおられるんですか?え?1時間後に帰るの?もったいない!今度是非また来てくださいよ。案内しますよ」

はなしっぷりからするとこちらに住んでいそうですが、「僕も旅行者です」って(笑)

「長期旅行者じゃないですよ。和歌山で漁師やってるんですけど、魚捕れないんで来ちゃいました(笑)」

ピピ島が大好きで、ことあるごとにレムトンビーチに通っているというユウチャンは、タイ語を操り、なぜか日本語が片言。  ゞ( ̄∇ ̄;)

「ボートとかもね、向こうの栄えている方よりこっちの方が安いですよ。  彼らにちょこっと日本からお土産買ってきて、よく飯とか食わせてもらってます」

うーん、昨日のうちにユウチャンに会っておきたかったぞ。わたしは。

「ユウチャンってさぁ。住所も何も交換しなかったけど、また来てくださいって・・・来れば会えるみたいな?」

「なーんか、不思議なヒトだったね」

「でも俺はまた絶対来たい!くそーー、最後の1時間がなんて濃い島だったんだ!」

「いや~、よかったっすね。ピピ島」

白い砂浜、青い空!透き通った海!
そして、目を閉じれば、心地よい風に乗って聞こえるモーゲン族の男が奏でるギターの音色。
顔を真っ白に染めた我々は、「次もピピ島だ!レムトンビーチだ!」と次の訪タイを約束しあってしまった。

ピピ島のレムトンビーチ。リゾートしかないと思っていたのが不覚でした。 一泊なのはもったいなかったです。

プールで一人遊び
【タイ、ピピ島のレムトンビーチを一望!舟のあたりがシージプシー達の村の前】