国王陛下が設置してくれた水ポンプを祀る。ラフ族のソンクラン
【ラフ族の村ではソンクラン期間中、20年前に国王が設置してくれたポンプを祀っていた】

チェンマイで1泊の後、バスでチェンライに移動しました。ソンクランの最終日です。
ソンクランの最中に幹線道路を移動することになりましたが、チェンマイ-チェンライなどは田舎道で、
田んぼや畑の合間やクネクネした山道をひたすら3時間行く感じ。
主要都市間を結ぶ道路なので道路状態は良く、舗装されていて道中はそれなりに快適なのですが、
見た目は新しそうなのに坂を登らなかったり、床下からすきま風が入って床が風圧で風船のように膨らんだりと、一体どこが作ったバスなんだよ!!って突っ込みを入れたくなった。
たぶん中国のメーカーだろうね。っていうのが仲間内の結論になりました。

ただそんな田舎道を走るとはいえ、30分~1時間くらいの感覚で町(村)を通過します。
そのときにときどき、ばっしゃーーんとバスの側面やら正面から水しぶきがあがる。
みなさん、自分の自宅の前で待機して、道行く車に水をかけているのです。
時々ドラム缶を積んだピックアップトラックとも行き交います。チェンマイに比べれば圧倒的に少ないけど。

バスの方もわざわざ徐行して水をかけられてあげたりするんですね。
レンタカー会社に「どこで水かけが始まって渋滞するかわかんないから断る!」とか言われて憤った私ですけども、バンコク近郊でこういうことをされちゃうと、確かにものすごい渋滞になってしまうのかも。
田舎では1時間に1回かけられるかどうかって感じでしたね。

エメラルド寺院のエメラルドの仏像
チェンライのエメラルドの仏像。
バンコクよりも近くで見れる。
チェンライでも水掛け合戦はやっておりましたが、規模が圧倒的に小さく、
しかもチェンマイの様に悪のりが過ぎてないので、荷物を持った外国人である我々に 無差別に攻撃してくるような輩はおりません。
にこっって笑いながら道を通してくれるんだけど、すれ違いざまにバケツの水で手を濡らして、 その濡れた手を払うようにして、ピッピッと顔に水をかけられたり、 小さい水鉄砲で、ぴゅーっっと軽くやられる程度。
こちらが水鉄砲を持っていたら、もうちょっと容赦なかったでしょうけど、 さすがに分別ある感じでした。

ただ、さすがに子供は加減を知らないので、子供が待機していたら一目散に逃げましたけど・・・。
その子供の後ろで楽しそうにはしゃいでいる日本人のおっさんはゲストハウスの客だろな~。

これまでソンクランの時期に3回訪タイしましたが、大騒ぎしたければ大都市や観光地に行くのがよいです。
その代わりとにかく悪のりが過ぎるので、どんなに水をかけられても笑って過ごすことを心がるべし。

チェンマイは町の人が外国人慣れしているので、外国人にも容赦ない攻撃をしてきますが、
その反面、お寺が多く、本来の正月の意味のお参りの雰囲気も感じ取ることができておすすめです。
馬鹿になってはしゃげるだけでなく、寺町の雰囲気も充分堪能できる。

プーケットや恐らくパタヤもそうでしょうけど、こういうビーチリゾートは外国人の密度がこゆいので、
そういう意味では本来のタイっぽい雰囲気は薄い。ただし、ビーチだから水着ではしゃげるメリットもある。

そして、タイ人に混じってのほほんとした雰囲気で水掛あって楽しむなら田舎町がよいかも。
チェンライで見かけた日本人のおじさんは、タイに長期滞在してのんびりしてる感じの人でした。

トレッキングツアーの象乗り体験
カレン族のエレファントパーク
園内を象乗り体験。
「水なんてかけられたくないし、普通に観光して美味しい物食べたい!」
というなら4/13-15前後のタイ旅行は避けるべし。
この時期は要するに正月休みでタイ中が一斉にお休みになって切符は取りにくくなるし、道路は渋滞。
おまけに従業員が休暇を取って田舎に帰ったりするので、地元民に人気のお店、観光市場などはお休みします。
目的の店が開いてなかったりして残念な思いをすることもありますから注意が必要です。

私は4/16-17でトレッキングツアーに参加しましたが、ソンクランのピークが終わってもお休みの人は多いし、 観光客が集中する期間だったので、象での移動ができませんでした。
ソンクラン以外の方が目的だったら時期をずらした方が楽しめるはずです。

日帰りトレッキングではなくラフ族の村に宿泊したので、ソンクランの痕跡は残っておりましたが。
国王陛下が設置してくれたという水ポンプに祈祷した跡が見られました。
貴重な水なので麓のタイ人のように水を掛け合ったりはしないでしょうけど、
きっと水がこれからもちゃんと出ますようにってお祈りしたんだと思う。
もしかして、期間中に訪れたら、お祈りするところみれたのかも?

また、タイだけでなく、ミャンマーやラオスなども同じように正月休みなので、
周辺国に渡っても正月の雰囲気を味わえる反面、商業施設はお休みだったりする。
ラオスではラオラオ飲みながら宴会している人多かったな~。(タイではそういう雰囲気なかったですね。)

おまけ:ソンクランから外れてチェンライ周辺滞在レポ

チェンライからトレッキングでカレン族、ラフ族、アカ族の村へ

ラフ族の村周辺から眺めた景色
ファイケオ滝
ソンクランからは離れてチェンライではトレッキングツアーに参加しました。
チェンライから象園まで1時間ボートに乗って移動し、象園内をぐるっと象乗り。陸地かと思ったら川の中を歩くのでびっくりしたが、 椅子の金具ががちがち当たってイタイので、園内周遊で助かった感じ。
象園から先は他の外国人と一緒になることはなく、ガイドさんのお宅を目指してのトレッキング開始で、 緩やかな田舎道に「まさかこの状態がずっと続くの?」と舐めていたらどんどん山が険しくなり、トレッキングと言うより登山というか藪漕ぎというか。 1年で一番暑い時期のタイを舐めていた。

カレン族が運営している象園から山のてっぺんにあるラフ族の村まで徒歩で2時間。 宿泊した翌日は温泉やファイケオ滝があるアカ族の集落の方面へ下山。(登ったり下ったりを繰り返す。)
温泉に入り汗を流した後でお昼ご飯を食べたので、もう歩かないと思ってビールを飲んじゃったら、 その後、ファイケオ滝の激しい渓谷沿いを下山するルートをとられ、酔っ払ってふらふらする羽目に。
「一人足を痛めているので簡単なコースにしてください。」とお願いしたのに、 どこが一体簡単なコースなんだ~!と大変な思いをしました。終わってみたらいい思い出ですけど。

カレン族の村を出た直後はまだ道がなだらか 徐々に道が狭くなってくる 竹を編んで作った橋 藪漕ぎをしながら山を歩く
ほとんどプールのような温泉 温泉を遠くから眺めた写真 卵湯 茶畑

ラフ族の村へホームステイ

ラフ族の家へホームステイ
チェンライの山間部にあるラフ族の村の精霊を祀るところ
夜はガイドさんのお宅にホームステイ。竹で編んだ高床式の住居に泊めて頂いた。 シャワーがないことを覚悟して着替えを持ってこなかったが、水浴びができた。 20年前に国王陛下がやってきて、水タンクを設置してくれたおかげだそう。
ソンクランの翌日だったので、ソンクラン期間に祈祷したと思われる痕跡が残っていました。(このページ冒頭の写真がそれです。)

そして、各家庭の母屋にはソーラーパネルから電気が引かれており、これはタクシン元首相がつけてくれたそうな。 昼間に充電すると電灯とテレビ、携帯の充電くらいの電力がまかなえるらしい。
水くみの重労働がなくなったことと、夜に灯りが灯ること。日本人にとってみればつましい生活だが、彼らはたったこれだけのことで 国王陛下にもタクシンさんにもすごく感謝をしていた。
バンコクでデモをしている人たちも、タクシン派を支持する人たちもどちらにも言い分がある。その一端を垣間見ました。
テレビや新聞で見ている情報だけじゃ足りないと感じた瞬間です。

宿泊した竹でできた小屋 タクシンさんが設置したというソーラーパネル 家で飼っている子豚ちゃん 奥さんが作った民族布を使った小物
ラフ族の村でごちそうになったご飯 トレッキングの合間に採った山菜 たばこを勧めるガイド 朝食

チェンライからの日帰りラオスツアー

チェンコンの国境をゆくボートの中
トレッキングの翌日は乗り物を使っての1日ラオスツアー。これまでチェンコンからフエサイを結んでいたメコン川の国境は外国人はわたれなくなり、 東に17キロほどの場所に新しくラオス・タイ友好橋がかけられた。2014年の2月にオープンしたらしい。
建設費を出したのは中国とタイで、この橋ができたことで旧正月に中国から大量に人が押し寄せて問題になったとガイドさんは言っていた。 話を聞く限り、一般人はあまり歓迎していないようだ。
この橋のおかげでラオス経済圏もがらりと変わり、単なる田舎町だった町の土地の値段が上がり、不動産バブルが起きていた。 2年前まで道路は未舗装で竹の家屋ばかりだったそうだ。
時間があったので帰りにチェンコンも寄ってくれたけど、チェンコンの国境を渡る人が減ってしまったので、 この辺りで商売していた人は逆に大変だろう。中国の金に物を言わせた国土拡張計画は着実に進行中。
ガソリン価格は日本とほとんど変わらなかったし、お金を手にしたのはほんの一部の人で、物価も上がって庶民の生活はますますつましいのかな なんて思った。ラオラオもカノムジンも綿織物も相変わらず手作りです。

タイラオス友好橋の手前の新しい国境 ラオス内を走る乗り合いトラック カノムチンを作るお母さん フエサイの市場で売っていたメコン川の川海苔
ラオラオを蒸留中 ペットボトルに入れてもらったラオラーオ ランテン族の女性が織物を織っているところ ランテン族の綿織物とコースター

チェンライで食べたもの

ガイパッキン 鶏肉と生姜の炒め物アップ 今回のタイ滞在で最も長くいたのがチェンライです。 チェンライ名物の食べ物は全く食べられなかったけど、ツアーに参加したことでガイ・パッ・キン とかいつもは食べないような タイ料理を食べられたのは新鮮でした。生姜って日本では薬味だけど、主役級にしても美味しいのだなぁと。
ムー・ヨ-はベトナム系の人が伝えた ソーセージ。ホーモックは辛い蒸し物。 あとはカオパットとかラートナーとか。
気分転換に日本料理屋とピザ屋にも入ってみました。トムヤムクンピザとかあります。
ムー・ヨー ポークソーセージ 切ったところホーモック・プラー 魚のすり身の蒸し物を掬ったところカオパット ムー ネーム ソーセージクイッティオ・ラートナー 野菜あんかけ麺 センヤイ タオチオベース
揚げ餃子 ピザ屋のパッケージ タイのピザチェーンのピザ タイのピザチェーンのピザ2

チェンライで泊まった宿:バーンブアホームステイ

バーンブアホームステイ1階のダブルルーム 1047/2 Jed Yod Soi 3 Road Chiang Rai

チェンライバスターミナルから徒歩圏内のブティック型ゲストハウス。
ゲストハウスを切り盛りしている若い女性がにこやかで感じが良い。
人気のゲストハウス「バーンブアゲストハウス」が満室だったのでこちらに。
全て専用のバスルーム付きですが、2階の部屋は室外に設置されているため、
1階の部屋より値段は安い。ドミトリーもあります。

▼ タイに行きたくなったら・・・物価と旅程の目安にどうぞ。

旅行時期:2014年4月
 1バーツ=約3.3円

■食事:ぶっかけメシ(おかず2品盛り) 60B、日本料理屋(カツ丼、イカ焼き、日本そば、揚げ餃子、ビール2本) 800B、ピザ屋(ピザMサイズ2枚、オニオンリング、ビール3本) 1063B
■観光:チェンコンの国境遊覧ボート 300B、トレッキングツアー 2400B/人、ラオスツアー 2500B/人
■その他:ムーヨー 40B、タイウイスキー 135B、Tシャツ 100B、ネットカフェ 15B
■宿泊:バーンブアホームステイ 550B/室(アウトバスだけど専用バスルーム有り)

■成田-バンコク航空券 直行便で40,000円前後~。(参考:海外格安航空券の検索・予約 YAZIKITA)
 バンコクへはJAL、ANA、タイ航空などの直行便が飛んでいます。
 今回は日本が閑散期なので、スーパーエコ割でANAから直接格安航空券を買うことができました。
 チャイナエアラインなどの経由便を選ぶと1万円くらい安くもできますが、時間効率は悪いです。
 燃油サーチャージがかかる現在、経由便は燃油代がかさむのも考慮すべし。
 私はエイビーロードで金額をざっくり把握、アタリをを付け、個別の代理店に問い合わせます。