台東周辺の地図
【台東市周辺の地図。目的の射馬干公園は大南方面行きのバスで行く】

台東の観光案内所は、旧台東駅駅前にある。
観光案内所のオープン時間に合わせて案内所を訪れてみた。豊年祭の情報を得るためである。
案内所の中には既に何人かの台湾人観光客がおり、マップなどの資料を見たり、係員と話したりしていた。
ガイドブックには日本語可とあったため、「日本語ができる方はいませんか?」と日本語で問うてみれば、
「メイヨー」という返事。(でも"ニホンゴ"という単語の意味は知っていた。)
豊年祭の会場って辺鄙なところだろうし、英語と筆談で行けるのかなぁ?と心細さを憶えたところで、
係のおばちゃんが「これこれ」とデスクの上にあるボードを指さした。
「24時間観光案内ホットラインサービス」の電話番号。え?電話してきけってこと?
この案内所、ここにある意味あるのか?!

おばちゃんはピッポッパッとダイヤルナンバーを押してホットラインに繋がると「はい」と受話器を渡される。
なんと受話器の先の人が口にするのはバリバリのニホンゴである。

「今日、射(いる)馬(うま)干(ほす)っていう漢字の公園でやってる豊年祭に行きたいんですけど、
 公園の場所がわからなくて。バスで行きたいんですが・・・。」


こちらの用件を伝えると、おばちゃんにかわれという。
そしてホットラインのおにーさんとおばちゃんの間で中国語の細かいやりとりが行われ、
おばちゃんの手元のメモには
 「安庚街」「県東客運山線」「去射馬干」「犬南橋辺 新園橋」 などという文字が書かれていく。

そして一通り話し終わると受話器はまたこちらに戻ってきて「他に何かありますか?」
「この豊年祭って何時までやってますかね?」
再びおばちゃんに受話器を戻すと、今度は豊年祭の主催者に電話して聞くように指示したようで、
おばちゃんはホットラインに通じた受話器を置いたまま、別の電話でダイヤルする。
「16:00までです。他にはなにかありますか?」
「いえ、大丈夫です。ありがとうございます。」

このホットラインがどこに繋がっていたのかわかりませんけども、良くもまあこんな細かい情報知ってるなぁ。
台東の観光案内所が知らないことを知っていることに驚いた。

ぽかーんと開いた口がふさがらない私をよそに、おばちゃんは先ほどのメモを片手に中国語で説明を始める。
中国語なのだけどもこちらがメモの漢字を理解出来るため、話が通じるのである。

■安庚街にある県東客運のバスで山線 射馬干 行きに乗る。(海沿いを走る海線もある。)
■バス停で新園橋までのチケットを買う。
■バズをおり、新園橋を過ぎたところで左折する。
■東屋を二つ過ぎるとその先に射馬干豊年祭をやっている公園がある。

「安庚街はここから海側に2ブロックいったところよ。」(←中国語)
「うんうん、わかるわかる。もう一つあるバスターミナルだよね。」(←日本語)

こんな不毛のやりとりだが、表情とゼスチャーでいわんとしていることは通じてしまうのである。
おまけに近くで会話を聞いていた若いお姉さんはスマートフォンで台東の地図を表示して教えてくれる。
まー、ガイドブックの地図にもそのバスターミナル載ってるんで大丈夫です。

時間つぶしに食べた肉[火庚]麺
空き時間で食べたブランチ。
肉[火庚]麺。甘めの味つけ。
ところで、7月の猛暑の台湾旅行なのに帽子を忘れた私は
帽子屋さんに立ち寄ってからバス停に行った。
時刻表で確認するにちょっと前にバスがいってしまったようで、
1時間近くヒマをもてあますことになってしまった。
ビルがばんばん建ち並ぶ台湾西海岸と比べ東海岸はのどか。
台東は東海岸の中でもさらに南のはずれにある小さな町です。
だから日本の田舎と同じように自分の足を持っているのは当たり前で、
公共交通機関の本数は少なめです。

そんな環境ですから、たまたま見に行ったお祭りが公共交通機関で行ける場所にあるのはかなりラッキー。
タクシーチャーターは結構おかねかかりますしね~。

台東の小吃店で時間をつぶし、1時間後にやってきたバスで豊年祭会場に向かうことができました。

ところで、台湾の観光案内所ってすごいサービスだと思った。
各観光案内所にバイリンガルを置く必要もないし、日本も観光立国目指すなら見習ったら?と。
観光案内所を通さずとも自分でホットラインに電話することも可能です。
電話のサービスそのものよりも、素早く的確な情報を出せるところがスゴイ。
(まー、日本ほど公共交通機関も多くないし、探しやすいのかもしんないですけどもね。)

ちなみに、昨晩見た台東市の原住民イベントマカパハイ関連の綺麗なパンフレットが観光局にあり、
このパンフレットに台東市の100年原住民豊年祭の日程表も印刷されています。
2011年の台東市の豊年祭は7月上旬から始まり、この巴古崙岸部落の豊年祭が最後のようです。
この翌日からは台東市を抜けて徐々に祭りが北上していくようですよ。

▼ 台湾 豊年祭に行きたくなったら・・・物価と旅程の目安にどうぞ。

旅行時期:2011年7月 1NT$=約3円

■バス:台東-墾區入口 39NT$
■食事:肉火庚麺 35NT$、肉火庚米粉 35NT$
■その他:麦わら帽子 200NT$
■宿泊:金安旅社 900NT$

■成田-台湾航空券 直行便で20,000円前後~。(参考:海外格安航空券の検索・予約 YAZIKITA)
 台北便は通常チャイナエアラインが最も安く、続いてエヴァエア、日系という順で高くなります。
 また、日本発が午後便だと台北での活動時間が減るので午前便より安い。
 高雄便もあるけど台北に比べたら本数も少なく、おまけに台北-高雄間は新幹線で2時間。
 お金と日程、旅の目的を計算して上手に選びたい。
 私はエイビーロードで金額をざっくり把握、アタリをを付け、個別の代理店に問い合わせます。
 

豊年祭 旅程を立てるために参考にしたサイト
立栄航空華信航空交通部鉄路管理局
台湾観光協会台湾観光局
台東県政府ウェブサイト台東県建国100年各郷鎮市の豊年祭及び収穫祭開催時間 7月3日より次々と開催 国内外の旅行者が台東で体験するよう歓迎
台東県政府原住民族資料網100年度歳時祭儀日程表(エクセルダウンロード)
台東市マカパハイ(馬Ka巴[口海]):Kaは文字化けするため漢字表記なし。
花蓮県政府
花東縦谷国家風景区