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海外への送金。銀行口座がわからなくても郵便局でできるようです。

ゆうちょ銀行 国際送金
今年は台風1号が7月になってからようやく発生・・・なんていうニュースを聞いたかと思います。 日本には上陸しなかった台風1号ですが、実は台湾南部の方を通過しておりまして、 以前、大猟祭に混ぜてもらい楽しい思いをさせていただいた、台東市はかなりの被害を受けたようです。
(参考:台湾 プユマ族大猟祭台湾の大猟祭・結婚式
日本の被害がなく、台南で地震が起きたときのような衝撃的な映像もないので、日本ではあまり報道されませんでしたが、お世話になった高山舞集の練習場などにかなり被害があったようで、なんとか恩返しせねば!と思い調べていたら、 なんと、ゆうちょ銀行の国際送金で住所と名前がわかればお金が送れることが判明。これは便利です。

ゆうちょ銀行の国際送金。やり方は2種類。

ゆうちょ銀行の国際送金には次の2通りのやり方があります。

住所あて送金
送金金額と送金料金を現金で支払い、外国の受取人さまに為替証書等をお届けるもの。
受取人は、現地の郵便局等でこの為替証書等と引き換えに、現金をお受け取れる。
口座あて送金/口座間送金
外国の受取人の銀行口座または郵便振替口座に入金するもの。
受取人の口座宛に現金で送金するものと、差出人の口座から受取人の口座に送金する口座間送金がある。

口座宛送金、口座間送金の場合、相手の銀行や郵便振替口座の名義人や口座があらかじめわからないと振り込めません。
振り込み時に口座番号や名義が間違っていたりすると、振り込みのやり直しで手数料がさらにかかる可能性もある。
おまけに振り込み手数料も高いんですよね。海外送金の場合って。

住所宛送金の場合も手数料はかかりますが、正確な住所と名前がわかっていればいいので、
「口座番号教えて!」と聞くよりも、簡単にできます。

「お金送っといたから為替証書が届いたら受け取っておいて!」
と一言手紙でも書こうと思っていたらそれもいらなそう。通信欄があるんだって。

台湾の住所宛で国際送金する場合。

台湾の住所宛で為替証書を送る場合、だいたい10~20日ほどかかるそうです。
口座への送金であれば4~6日で送金できるので、親しい間柄で口座がわかる場合は、
口座への送金の方がスムーズかもしれません。

ただ、通常の友人関係の場合、「大丈夫だからいいよ」と遠慮される場合が多いので、
なかなか口座を聞き出すのもあれですし。
ほんとはお見舞いに伺って、直接渡すのが筋なんだろうなという気がしたりします。
(でもそのお金があったら渡した方が助かるだろ。って思いますけどね。)

注意点としては、受取人住所氏名欄をローマ字で記入するときは、
台湾で用いられている中国語の読みによるローマ文字表記にしないといけません。
これ間違うと本人確認ができないから換金できないのだと思います。
日本人の場合、ローマ字表記じゃなくて、正式な漢字表記のお名前を確認して、漢字で書いた方が無難でしょうね。

それと、相手様に為替証書をもってお金を受け取りにいっていただく手間がかかります。
為替証書の有効期限が、発行日の翌月の初日から3か月なので、ルーズなかただとそのままにしてしまいそう。

そういう意味では口座に直接振り込める人は直接振り込んだ方が良さそうです。

ゆうちょのHP見にくい。なんでしょね~。

ゆうちょの国際送金のページの作りが見にくくて、どこで取り扱ってるのか探すのに苦労しました。

まず国際送金を取り扱う国の一覧は、国際送金の説明のページの下の方に、地図がアリ、
その下のメニューからでないとたどり着けません。(それかぐぐる。)

台湾の場合、アジア・中近東欄の右端のプラスボタンをクリックすると一覧が出てきます。
そこから台湾を選ぶと、詳細な注意書き等が確認できます。

取り扱い郵便局については、お近くの郵便局・ATM検索を使い、お近くの郵便局のページを開き、
地図の下の緑のタブ「貯金・ATM」をクリックすると、その郵便局の貯金窓口が扱えるメニューが出ます。
取り扱い内容一覧の「国際送金」欄に○がついていれば、その郵便局では国際送金が扱えるという意味です。

もうこのメニュー探し出すのにかなり苦労しましたよ。すっげー使いにくい。

ちなみに私、以前、近所では最も大きい郵便局でトラベラーズチェックの換金を行いましたが、
家族名義のトラベラーズチェックの換金というのが珍しいため、局員が不慣れでかなり時間がかかりました。
マニュアルを見ながら四苦八苦されていたので、(その上、アメックス側から難癖つけられたりした。)
こういう状況を鑑みると、いくら国際送金が扱える郵便局でも、慣れていなそうな近所の小さな郵便局は避けた方が無難かと。
外国人が多く住んでる街や都会の郵便局以外では時間かかりそうな気がする。

ウエスタンユニオンだともっと簡単か。

ウエスタンユニオンの国際送金は、ウエスタンユニオン取扱店で、同じような手続きをします。
受け取り人に、送金人の氏名や国、送金金額、送金管理番号(MTCN)を連絡しておき、
受取人がこれらの情報と本人確認書類を持っていけば受け取れるようです。

ただ、この取り扱い国に台湾が入ってなかったので今回は断念。

横浜中華街の商店が取り扱い店舗に入っていたりするのは、なるほどなぁと言う感じです。

ウエスタンユニオン

そういえばインドにいくと街にやたらとウエスタンユニオンの看板かかってたよなぁ。

ちなみにペイパルは個人間の送金はだめなようですね。
LINEとかfacebookとか飲み会の精算的な個人間のお金のやりとりが出来るアプリとかもあるみたいだけど、 これも仲間内限定のサービスでしょうしね。

これから仮想通貨とかがどんどん普及してくるので、銀行行って手数料払ってお金を送る・・・
なんていう時代ではなくなっていくかもしれませんね。
そのぶん、ますます携帯をなくしたら大変な世の中になりそうですけど。