ミネラルウォーター 海外旅行ではミネラルウォーターは必需品ですが、特にインドは硬水なので慣れるまでは現地の飲み水は飲まない方がよい。
でも私はあまり水を飲む方ではないので、いつも緑茶のティーパックを持参します。水だしでも結構美味しく飲めます。
今回はインドのタージマハルティーを水だしで入れてみましたが、これもなかなかでした。お試しあれ!

さて、今日は見たかった「岩石」探しにいく。ハイダラバードはやたらと石がごろごろしている町だというのを確かめたい。
しかし、今日も暑そうで、さらに寝不足で、しかも普段から運動不足の弟は速攻で観光拒否!

「ホテルから出たくない」っていう。
仕方ないので、一人で出かけることにした。とりあえずゴールコンダフォートに向かうことにする。
ゴールコンダフォートはこの町一番の観光スポットで、河童さんも微にいり細に入り書いていた。
そして、この町の人たちにとっても自慢らしく、やたらにゴールコンダフォートを薦められたからだ。

ちょうどバス停はホテルの目の前なのにバスが見つからない。聞いてもみんな知らないという。
そもそもバス乗り場自体が人とバスの波で収拾つかなくなっているので、バス乗り場というのが明確にわからない。
地元の人たちもおおよその場所で待機して、バスが来たらバスに向かって飛び乗っている感じ。

人に聞いてはうろうろ、おろおろしているうちに、あっという間に時間ばかりが過ぎてゆく。
車掌や人々の証言を総合してみてだんだん適切なバス待ち場所は絞れて来たんだけど・・・。肝心のバスが来ない・・・。

宿を出てから1時間以上が経過し、休憩してから出直そうと思ったら・・・弟が前から歩いて来た。

「なにやってんの?」

悪かったな!

2人そろって近くの食堂でスペシャルラッシーを飲んで休憩。
そして、宿にもどる途中、「ちょっと、ぺぷし買ってくる」と弟が通りの雑貨屋に入ったその時、 目の前に立つ信号で一台のバスが停車した。

あー!。○○番!ゴールコンダフォート行きだーー!

どうしよう。これを逃したら次はいつくるかわかんない。けど、あいつまだペプシ買ってんし・・・。ええい!乗ってしまえ!
そこはバス停ではなかったが快く乗せていただく。そして、すかさず窓の外に向かって叫ぶ私。

「バスが来たから、行って来るーーーじゃあねぇ。」

声はすれども姿は見えず。突然消えてびびったそうです。
しっかし、バス探すだけで2時間かかりましたが、こういう苦労も終わってみるとよい思い出です。

バスで走ること30分。この日の目的地のゴールコンダフォートに到着した。
終点のゴールコンダフォートのバス乗り場までは、城を取り囲んだ外壁の隙間をぎりぎりのところでくぐり抜けた。
作られた当時はせいぜい馬車くらいしか想定していなかっただろう。運転苦手な人だったら、ガリっと行きそう。

城は、思った以上に雰囲気がよかった。
「強者どもが夢の跡」という表現がしっくり来るお城の遺跡で、真夏のインドの真っ昼間なだけに、
観光客がほとんどおらず、ほとんど雰囲気を独り占めにしながら浸れるところがよい。
ただ、観光客が少ないだけに入り口でしつこくガイドの勧誘にあいましたが、

「今日は下見に来ただけだから明日2人でまた来る。そしたらお願いするから。」
と丁重にお断り致しました。翌日行かなかったのは、弟が行かないってゆったからでっす!(←頼む気なんてないくせに。)

チャールミナール ゴールコンダフォートを堪能し宿に戻ると、夕方の涼しさにやる気のでてきた弟とともに旧市街散策。
ここハイダラバードは住民の多くがムスリムだという。
町を歩く女性は黒いチャドル姿が多いため、一人で散歩をしていたときには異様に目立ってしまった。
こういうとき、異性の連れがいると歩きやすい。

旧市街の中心にはチャールミナールとメッカマスジット。
さらにその周りの繁華街にはきんきらのアクセサリー屋がずらりと並んでいたのが印象的。
シシカバブの焼けるにおいがあたりに広がり、メッカマスジットから流れるアザーン。完全にムスリムの空間だ。

旧市街 ちらっと覗いたアクセサリー屋にはビンディーもあったので、ヒンドゥ教徒もいるんだろうけども、 どうもムスリムの住む区画とヒンディの住む区画は分かれているみたいだ。

ハイダラバードは観光名所自体がムスリムに関連するから、ムスリムの人の方が観光客慣れしてる感じがした。
ただ、北インドのようなしつこい客引きなどはなく、ゆったりと落ち着いた雰囲気だった記憶がある。

ゴールコンダフォートの写真など。

ゴールコンダフォートのマップ
1507~1688年。この地を治めたクトゥブ・シャーヒー朝の王様の築いたお城。
本当に廃墟なので入る前に必ず水を買っておきましょう。ないと死にます。暑いです!
夏は薄っぺらい衣服を着用している人は、岩に座り続けるとお尻やけどします。

1. 憩いの庭園(唯一の緑地帯)

整備された庭園
城内に入ると例によって物売り。英語とヒンズー語のパンフレットや絵葉書を売ってる。クオリティ悪し。
そのまま進むと、すぐに整えられた庭園。木陰ではくつろぐインド人観光客の姿がちらほら。やっぱり、暑い時期だから人が少ない。
ちなみにゴールコンダフォートでは日曜と水曜の夜は音と光のショーをやる。昼間よりもこっちの方が見に来る人多いだろうね(暑いから)。
一応見学用の道はあるんだけど、登れそうな岩には登り、入れそうな隙間には入り込んで好き勝手にやってたもんで、 裏のショーのためのライトやそのための配線のめちゃくちゃなところを見てしまった。
ちなみに、城の頂上近くに水道も引いてある関係で水道管もあった。

2. 広大なる夢の跡

広大な廃墟
私がいっちばん気に入った眺め、今やすっかり廃墟と化してしまったこの城だが、この高い丘の上にどっしりと構え、 そして配下の民衆(の子孫)を見下ろしている。
城を取り巻く城壁は3㎞に及ぶらしいが、延々と続くその朽ち果てた城壁が、そしてその周りに散らばる崩れた石壁やごつごつとした大岩(やっぱり岩!)。まさに「強者どもが夢の跡」。
遠くに見えるモスクの様な建物が唯一カラフルで、それ以外はまさにアースカラー。でした。

3,手下の住処か?

最上部から見下ろした
ちょうど、私が行ったときはこのあたりは修復中。ツルハシを持った男や女が一生懸命石を運んだりしていた。
日本では力仕事をやっている女性はあまりみないけど外国では結構見かける。特に遺跡の修復現場には結構いるような気がする。
ガイドを雇わなかった為、ここがなんなのかよくわかんないけど高いとこが好きだから)。

4. 謁見の場バーラダーリ

王の謁見の場 バーラダーリ
入口を入ってすぐ、待ち構えていたガイドが突然手をたたいて見せた。 実はとあるところで手をたたくと音が反響するのだ。
反響するのを楽しんでいるのではなくて、音の通路を通ってこの写真の場所である王の謁見所バーラダーリまで届くという。
「こーゆーこまかい仕掛けはガイドを雇わなきゃわかんないよ!だから俺を雇えよ!」と言うんだな。
団体観光客がちょうど来たので、そのガイドの姿を盗み見てすませたけど。