旅ナビ[たびnavi.] -旅のノウハウや海外旅行情報、旅行記や祭りレポートなど、海外が身近に感じる体験談サイト。

サイトコンセプトリンクについてサイトマップ
たびnavi agoda 世界のホテルをオンライン予約
たびnavi.のTOP >  インド(スピティ編) > エピローグ (東京)
  [概要: 「旅がやめられない~!」と改めて思うくらいいろんな人に出会った]

 エピローグ (東京)

 予定よりも1日遅れて仕事へと出かけた。

 インドへ行くことを告げていた職場の同僚は、私が出勤予定日に現れないことに狼狽し、自宅に電話をくれていた。ここのところ、海外に行くと必ずなにか起こっているので、不吉なことを想像したらしい(しないでよ!)

 私と入れ替えに休みを取った上司からの伝言メモと書類の山にため息をつきつつも、 3週間分のつけを一つ一つ片づけていく。

 休暇を終えて仕事に復帰すると、職場という場所に自分の存在を噛みしめられると言うか、 自分のことをよく知っている人に囲まれて居心地がいいというか、とにかく仕事が旅行前に比べて格段とはかどる。
 あまりにのんびり好き勝手に過ごしていた休暇中の気分からぴりっと仕事モードに変換されて、 実に働くことが楽しく感じられるのだ。

 でもでも、今回に限っては気が付くと手は止まっており、旅の出来事がぐるぐるぐるぐると頭を駆けめぐっていた。 いつにも増してハプニングの連続で、沢山の人に出会って・・・気が付くと旅の思い出に逆戻りしている自分がいる。

 一番頭に引っかかっていたのは行きの飛行機で仲良くなった、ケダールくんである。

 実は、彼は帰りも同じ便に乗っていた。
 最終的に成田まで連れてきてくれた飛行機の機内で、お互いに「あれ?あれはきっとケダールだよなぁ」「あの子がF(私)だよなぁ」と何となく気づいていたモノの、3週間前の記憶なだけに、確信が持てず声をかけるタイミングを失っていた(性格似てる)
 それ以前に、自分のこと忘れられていたらどうしようっていう気持ちが大きかったのだが。

「あぁ、エアインディアはやっぱり良くないね。なーんかばたばたしてる!」
「だいたい、スチュワーデスがおばさんばっかりだ!」

 ちなみにスチュワードはおじさんばかりである!(-_-X;)ムカッ

 行きの飛行機で自国の飛行機をけちょんけちょんにけなしていた彼は、やはり今回の遅延のこともえらい怒っていた (笑)

 そんな彼から「インドに帰ることになりました」という連絡を貰ったときには、「飛行機の遅延が原因で会社の上司と喧嘩でもしたのか?だからエアインディアを許せないのか?そこまで融通利かないか日本の会社!」と勝手に妄想していたが、そういうことではなくて、インドのIT企業に就職を決めたと言うことであった。

 「これからITの分野は伸びて行くからね。インドでがんばるよ」

 9月も終わる頃、そう言い残して彼はインドに帰っていった。

「インド好きなんだけどさ。なーんか毎回騙されちゃうのよねぇ(笑)リキシャとかさ」
「インド人も騙されるよ!自分の知らない土地に行ったらいつもリキシャーワーラーと戦いだよ。 それに僕の友人は日本でもぼったくられた!鳥取砂丘でラクダに乗ったらたったの10分くらいで3000円も取られたって。絶対ボッタクリだ!」

 「もともとラクダは鳥取にいないんだししょうがないんじゃないか」と鳥取の観光業のためにフォローを入れたくなってしまったが、それより何より、インド人もやっぱりぼられるっていう台詞に吹き出しそうになった。 やっぱおぼっちゃまって事はばればれなんだなぁ(笑)

「8月にインドに戻ってもね。友達みんな仕事だから誰も遊んでくれないの。 それに梅雨でしょう。雨もふってるしさー」

 そんな事を言っていたくせに、あくせく就職活動していたわけだ。

 今頃はムンバイのバカ高いオフィスの中でキーボードを叩いているのだろうか? がんばれよー! ムンバイに行った時には遊んでね~。


【終わりにひとこと】

今回の旅はホントにホントにいろんな人に出会ったと思う。 月給60万円も取る大企業の幹部から小さな屋台を経営する親父。 インドの将来を担うであろうハイテク産業に従事する若者。 旅日記のネタにならないような小さな出来事もまだまだある。(言い過ぎか?)

そしてまた意外な事に、旅の2/3は日本語でしゃべり通しだった。 日本人といっしょの時は当然として、インド人も実によく日本語をしゃべる。
「これはインドの器。紙で出来てます」
「知ってるー」
「しってる??それはどういう意味?」
「I know!」
「シッテル I know  シッテル I know  シッテル I know ・・・」
ああ、こうやって言葉を憶えるんだなぁ。
旅に出るとあまりに当たり前すぎて忘れていたことを再発見する事がとても多いと思う。

そして、最後に。
「結婚なんてしたら旅なんかできなくなるし。だったら1人のままふらふらしてる方が楽しいじゃん!」
ずっとそう思っていたのに、結婚して、子供が3人もいて、ばりばり旅しているKさん。 彼女との出会いは一番の衝撃だった。 よーし。私も物わかりのいい男を見つけるぞー!
(「そんな女願い下げだよ」と言われそうだが・・・)


- インド旅行記:インドの山の奥深く(ラダックはずれてスピティへ) 目次 -
プロローグ
第1話 けだるい彼との出会い
第2話 シヴァの祭りでメインバザールに行けない旅人
第3話 国民的スポーツはクリケットとカバディ
第4話 私もまだまだひよっこだな・・・。
 →【写真】オールドデリーの観光名所
第5話 マナリについたら雨だった・・・がーん
 →【余談】本当にでたインドの痴漢!ねぱり
第6話 断崖絶壁?を行く
 →【写真】インドの山道 (マナリ-サルチュ編)
第7話 自己主張もほどほどに
第8話 旅は道連れ。心は弾む。
 →【余談】インドのお札は日本製?!
第9話 そんなクリスに首ったけ
 →【写真】インドの山道 (マナリ-キー編)
第10話 風呂ナシ、飯ナシ、恥もナシ
 →【写真】カラチャクラフェスティバルのテント村
第11話 砂曼陀羅の儀式に法王現る。
第12話 ラルン、ダンカール、タボのゴンパ巡り(1)
 →【写真】ダンカールの写真館
第13話 ラルン、ダンカール、タボのゴンパ巡り(2)
第14話 ダライラマ法王見参!

第15話 幸せのオーラで世界が平和になるのだ
第16話 テント村の大道芸人
第17話 そして再び1人旅
第18話 英国調。なのに気分は温泉地
 →【余談】さらにインドの痴漢の話。今度はインド人
第19話 じじいのナンパに逃げまどうあたし
第20話 もーー、家族連れでも油断できないのか?
第21話 わんだふるアムリトサル!(その1)
 →【写真】スィクの聖地 黄金寺院
第22話 わんだふるアムリトサル!(その2)
 → 【写真】アムリトサルのローカル
第23話 何となくつなぎで寄ったデリーの1日
第24話 くりしゅなー・プレイス(その1)
第25話 くりしゅなー・プレイス(その2)
 →【写真】マトゥラーあれこれ
 →【余談】初めてインドでヒンディ映画を見た話
第26話 ナメてんのかぁ~!エアインディア!(1)
 →【写真】デリーの写真をちょこっとだけ
第27話 ナメてんのかぁ~!エアインディア!(2)
第28話 ナメてんのかぁ~!エアインディア!(3)
エピローグ

タグ:アムリトサル|インド旅行記|エピローグ|シムラ|スピティ|マトゥラー|ラダック

更新の励みになります。応援クリックよろしくお願いします。(^人^)感謝
にほんブログ村 旅行ブログへ 旅行・観光ガイド たびすまいる blogram投票ボタン
たびnavi.のTOP >  インド(スピティ編) > エピローグ (東京)