寒さのあまりたき火の炭で暖を取る犬。
【バラナシの犬は寒さに弱い?焚き火の燃えかすの炭で暖を取る犬】

バラナシ訪問3回目にして初めてダシャシュワメードガート付近を離れて旧市街を散歩してみた。
乾期のため川の水かさが少ないため、川沿いに順番にガートを渡り歩くことができる。
バラナシの旧市街は道幅が狭く複雑なのでガート沿いを歩けるのは楽なのだけど、この時期は川幅も狭いので、
ガンジス川見た目の雄大さや迫力は雨期に及ばない。

ガート沿いを歩いて行けるのはアッシーガートまで。その後はなるべく川に近い道を選んでひたすら歩く。
地元の若者の後ろを追いつつ再び川沿いに出たところで、十数匹の水牛が草を食んでおり、
「ここで水牛に襲われたらニュースに出るなぁ。」とかとか想像しながら、彼らを刺激しないように静かにやり過ごした。

「昨日、日本時間午後12時頃、インドのバラナシを観光中の日本人女性が水牛に襲われて死亡しました。」
「女性は昨年末より観光でインドを訪れており、町の南部の川沿いにあるラームナガル城に向かう途中で
 河原で草を食んでいた水牛に遭遇したと見られます。」


なんつって。こんな理由で死んだら、知り合いに爆笑されそう。

ダシャシュワメードガートから6~7km程の場所にかかる浮き橋を渡り、ラームナガル城を見学する。
2014年正月現在、浮き橋のすぐ横で大規模な橋梁工事中。
浮き橋は乾期以外は車両が通行止め。
だからこそ1年を通して使える橋が必要なんだろうけど、この橋が通ったら浮き橋が撤去されるのかも?
今時なかなかない風景なので、できれば今のうちに見に行ってはどうでしょうか。

夜明け直後のガート
夜明け直後のガート。
柱の色で雨期の水位がわかる。
午前中は川向こうのラームナガル城を目的地にして旧市街南部を歩き、
午後はバスターミナルにガヤ行きのバスを探しに出かけた。

今回の旅はデリーから入国しコルカタから出国する計画。
年末年始という比較的混雑する時期に人気の観光地を渡り歩くため、
デリーにある旅行代理店に事前に列車の切符を頼んであった。

頼んだのはデリー→ジャンシー、カジュラホ→バラナシ、バラナシ→ガヤ、
ガヤ→コルカタの4区間である。
そのとき、旅行代理店側からこういうアドバイスがあった。

ヴァラナシからガヤへは、ご旅行時期は濃霧による大幅な遅延や運休等が発生する時期ですし、 距離的には車で5時間程度なので、ご自身で当日バスターミナルでチケットを購入してのバス移動(事前予約不可能)か、 もしくは弊社から専用車を手配して移動なさったほうが無難だと思います。 片道6000RS/ TATA INDIGO 1台あたりです。ご検討ください。(原文ママ)
アドバイスの背景には、デリーとコルカタというインドの主要都市間を結ぶ列車は慢性的に混むため、
希望通りの切符が取れるかどうかわからないことがあると思われます。
また、この代理店だけでなく多くの代理店から、この時期は濃霧で遅れるから余裕を持った旅程を組むように
口を酸っぱくして言われていたので、あながち的外れな言い分ではないように思われました。

こういうとき私が取るのはローカルバスという選択。
しかし、英語、日本語含めた情報を必死で検索してもガヤーバラナシ間のバス情報は見つかりません。
ブッダガヤとバラナシを結ぶバスはあるらしいが、朝がかなり早いらしく、たぶんこれには乗れない。
バラナシはウッタルプラデーシュ州、ガヤはビハール州。見つけた民営バスも各州内で営業しているだけで、
二つの州をまたがる公営バスがあるかどうかは不透明だった。
特にビハールはインド一の貧しい州と言われるところだし、常識で考えるとあるわけがない気がした。

ところが旅行代理店に問うてみれば「バラナシからガヤはバスが頻発しています。予約はできないので当日切符を買うべし。」という自信満々の回答があり、まあ、乗れなかったら2等列車の切符を当日買えばよいということで、現在に至ったのである。

ボートに乗る観光客
ガンジス川と遊覧ボート。
宿で聞けば、「バスなんて大変だからやめた方がいい!」ときっぱり。
薦められるのは列車で、デリーの代理店とは真逆である。
バスターミナルでは「ガヤ行きのバスなんてないわよ。」という無情な台詞。
窓口で聞いても、その辺のおじさんに聞いても、誰に聞いても「ガヤ行きなんてないよ。」である。

今思えば、窓口では「ミニバスはガヤにはいかない。」と言っていたので、
もしかしたら長距離バスターミナルが別にあったりしたかもしれない。でもあったとしてもバラナシじゃなさそう。
(そしてたぶんブッダガヤ→バラナシ間を結ぶバスは旅行代理店が扱う民営だと思う。)

ちなみに、宿の人がバスを薦めなかった理由は翌日に間近に見ることになる。
これまで南インドやグジャラートでローカルバスは結構乗っていたし、事情はわかっているつもりだったが、
北って人口の割に交通手段が極端に少ないのかも。

結局、デリーの代理店のあの自信満々の対応はなんだったんだと思いますけど、
バラナシの住民にしたって、自分が使わないバスのことなどはちゃんとした情報を持ってないので、
どうしてもバスに乗りたければ、駅の反対側にある政府観光局で確認するのがベストでしょう。
結局、真相は藪の中です。

ただし、少なくともブッダガヤとバラナシを結ぶバスはあるはずなので、現地の旅行代理店に聞いて見るとよいかも。旅行者の評判は悪いみたいですけどね。
私がどうやって移動したかは、次回に続く。

バラナシ旧市街散歩。ガンジス川と人々の営み。

バラナシはガンジス川が中心にまわる。

沐浴に来た人々と僧侶 ヒンドゥ教徒は日の出の頃にガンジス川にやってきて沐浴をするのが一般的。とはいえ、1月初旬となると朝はまだ冷え冷えしているからか 他の季節に比べると人の数が少なく思えた。特に女性はあまり見かけなかったです。

対する観光客の数は異様に増えており、ガンジス川向こうに渡ったり、川から町を見渡したい人でボートが増殖。えらい混雑してました。 朝からボート遊覧する団体観光客も多く、外国人よりもインド人が増えている印象が強いです。
観光用ボートの需要が高いのかボート作りをしているのも見かけました。

ところで宿のシャワーからは時々泥水がどばっと出てびびるのですが、川沿いを歩いていると、川からポンプで水をあげている施設を見ることができます。 一応、使う前に濾過はしているんだろうけど、それでも最初はドキリとしました。(間違っても飲まないように。)
川には家庭用の排水も流れるため、川底のヘドロがすごいことに・・・。

沐浴のための場所:ガート 沐浴に来た人々 ボートを手作りしている。 乾期なので川底が現れてヘドロで汚れる。

子供たちの間では凧揚げが流行。危ないので中国製たこ糸は禁止に。

雑貨屋で売っている手作りの凧 10年くらい前デリーの旧市街の屋上で凧揚げが流行っていましたが、2014年もバラナシで流行中。竹籤とお菓子の空き袋などのビニールで作った手作り凧です。子供が群がっていたので、子供が買えるお値段です。
しかし、そのたこ糸がすごい。釣り用のナイロンワイヤーを使うので糸が見えないの。子供たちが空を見上げているので、何をしているのかと思いました。

日本に帰国したら、「「中国製のたこ糸は危険」、インドで販売禁止に 昨年は子ども2人が死亡」というタイムリーなニュース。やっぱりなぁと。
だって知らずに突っ込んだら首とか切れますよ。出血多量で亡くなる事態も大いにありうる。(実際に死亡事故もあったそうです。)
ほんとに全く見えませんでしたから、観光客も要注意です。

下左の写真が屋上で凧揚げをしているおっさんです。糸見えないので何してんの?ってかんじですよ。

ホテルの屋上で凧揚げをする宿のマネージャー 雑貨屋で売っている手作りのタコ 釣り糸をたこ揚げ用に売る。

バラナシ旧市街南部のガンジス川にかかる浮き橋。

バラナシ旧市街南部にある浮き橋 インドって橋や鉄道は軍事施設として撮影禁止だった気もしますが、このくらいはよいかなぁと安易な気持ちで浮き橋です。
鉄製の浮きの上に木で橋桁を組んであるのですが、この時期はリキシャやバイクも通るので鉄板を渡してある。
お隣に大きな橋を建設中なので、できたら撤去されるのか、徒歩用に残されるのかは不明です。 車両が勢いよく突っ込んでくるので歩車分離だと渡りやすくて風情があります。

乾期の間は浮き橋も車両の通行も可能とのこと 浮き橋の構造アップ。 隣に巨大な自動車用橋梁建設中 隣に巨大な自動車用橋梁建設中2

浮き橋を渡った先にあるラームナガル城

ラームナガル城入り口 旧藩王の居城だったラームナガル城がガンジス川の東の対岸にあります。お城の一部が博物館になっており、見学できる。
お城の敷地の外側の川沿いにはヒンドゥ寺院があり(偉い人って城の中に寺院とかモスク作るなぁ。)、お参りしてお賽銭を置いてったらおじいさんにビンディつけてもらえた。ヒンドゥ教徒でなくても入れてくれます。

ラームナガル城城壁の一部 ラームナガル城内のヒンドゥ寺院の入り口 ヒンドゥ寺院のリンガに向かって建つ牛の像 ラームナガル城城内の入り口

バラナシの旧市街の写真

バナナを狙う猿 バラナシの旧市街を散歩したときの写真。旧市街は庶民の活気ある営みが見て取れる感じ。 この後ブッダガヤに行ったので余計に思うのですが、バラナシは人々の生活が一定のレベルにあり、それぞれ仕事をし、それなりの生活をしているのがよくわかる。子供たちが小遣い片手に凧を買ったりできるのがその証拠というか。
巡礼者が集まるのもあり、お菓子やさんがやたらに多いが、そういう小規模の商店でもやっていけるんだろうと思った。

←逆光でわかりにくいが、猿がバナナを狙ってます。アニメみたい。

バラナシの旧市街の町並み バラナシの旧市街の町並み2 サイクルリキシャを手作りする職人さん

バラナシで食べたものいろいろ

マライヨ ミルクメレンゲ バラナシはちょうどシーズンだったので、マライヨというバラナシ名物のミルクメレンゲを食べることができた。これは11月~2月くらいまでしか食べられないおやつです。 やっぱりヒンドゥの聖地では神様のお恵みである牛乳を使ったお菓子は欠かせないのかなと想像した。
その他は、北インドではよくあるご飯、プラーオアルー・ダムチョーラ・パニールパコラ、アルー・パラクなどを適当にレストランで食べました。アルー・ダムは一応バラナシ風だそうです。
人が集まる場所なので、ウッタパムドーサなどの南インドの軽食も食べられます。本格釜でピザを焼く店は外国人に人気のようでした。

マライヨを売っているお店 バラナシ マライをたらいから掬ってバットに移す作業中 ピース・プラオ 豆の炊き込みご飯 アルー・ダム ジャガイモの蒸し煮カレー ベジタブルコフタ ジャガイモ団子 アップ チョーラ・パニール chola panner 黒目豆とチーズのカレー とライス アルー・パラク ほうれん草とジャガイモのカレー トマトウッタパム ウッパム マサラピーナッツ ピーナッツマサラ オニオンドーサ インドオニオンパコラ インド風玉葱天ぷら

バラナシの宿

シタ ゲスト ハウス Sita Guest House

シタゲストハウス入り口
屋上レストランからの眺め
22/16 Chausatthi Ghat (RANA GHAT), バラナシ

Chausatthi Ghatの目の前にあるゲストハウス。アゴダagodaで予約した。
ガイドブックの地図が間違っていて、宿探しに苦労した。(その上変な客引きが着いてくるのがイライラし通し。)川沿いに出て外から探したら一発で見つかった。乾期だったらガート沿いを歩いた方が早い。
バラナシの宿は供給過剰だが、ガンジス川が見える宿を希望する場合は事前に予約した方がよい。
すべての部屋からガンジス川が見えるのが売りだが、最も眺望のいい部屋は2014年1月現在、全面改装中。
水を供給するタンクが空になり水が止まると、動き出した直後は泥水がでる。最初はどん引きした。
お湯は出るしスタッフは親切だしまあまあです。値段は気持ち高いけど、ガンジス川沿いだから。
屋上レストランからガンジス川が見渡せて良いですよ。

▼ インド・黄金街道に行きたくなったら・・・物価と旅程の目安にどうぞ。

旅行時期:2013年12月~2014年1月
 1Rs=約1.7円


■観光:ラームナガル城 Rs.150、お布施 RS.20
■食事:オニオンドーサウッタパム、水 Rs.176、アルー・ダム・バラナシ Rs.100、
    ベジコフタ Rs.125、ピース・プラーオ Rs.80、チャイ Rs.30、マライヨ Rs. 10
■土産:ちっちゃい太鼓 Rs.80

■宿泊:シタ ゲスト ハウス Sita Guest House 2500円くらい(agoda)

■成田-ニューデリー航空券 直行便で60,000円前後~。(参考:海外格安航空券の検索・予約 YAZIKITA)
 ニューデリーへはJAL、ANA、エアインディアなどの直行便が飛んでいます。
 私は今回、タイ航空を使い、デリーinコルカタoutの旅程をとりました。(特典航空券を含む。)
 タイ航空、シンガポール航空など、羽田を深夜に出る便から乗り継ぐと町中に日中に着くメリットもある。
 安いものでは、中国の北京、昆明など2カ所くらいを経由する便などもありますが、
 燃油サーチャージの分、経由便は燃油代がかさむので苦労する割に安くはならないです。
 私はエイビーロードで金額をざっくり把握、アタリをを付け、個別の代理店に問い合わせます。