必需品の文具はどうせなら"カワイイ"を選ぶ。

一昔前、アジアの街角を歩いていると見ず知らずの人に
「ボールペンをくれ」と言われた物でした。
決してその国でボールペンが売っていないわけではありません。
値段が高かくて買えなかったり、単に日本製を欲しがる人が多かった。
今ではあまりそういった声がかかることは少なくなりましたが、
国外で売られているボールペンはボール（先）が大きかったり、
すぐにインク漏れしてべたべたになったりと性能がいまいちのことも多い。
できれば日本製（もしくは日本で売られている外国製）を数本持っていきましょう。
ただし、よっぽどの僻地に行かない限り、なくしても現地で買えます。

また、持っていくもののうち、１本は４色ボールペンをオススメ。
メモを書く時や地図に印を付ける時など色があると便利です。
黒が一番減りが早いですが換え芯で取り替えれば問題ナシ。

メモはページめくりが容易で切り離しもしやすいスパイラルメモがオススメ。
旅の支出や気が付いたことをその場でささっと書き込めるように、
サブバッグに入り、かつ小さすぎない物が使いやすいです。
私は以前手のひらサイズのメモを使っていましたが、
１日の支出が１ページに収まらなかったり、町で見つけた出来事を
書き始めたら数ページに渡って見にくくなったりしたので、
現在はＡ６サイズのメモを使っています。
旅の長さやスタイルで使いやすさが変わりますので
自分がしっくり来るサイズを見つけてくださいね。
メモ帳も現地で買うことはできますが、こればっかりは日本製がいい。
海外で売ってるのって罫線が太かったり濃かったりして使いにくい。
国によっては紙がざらざらしていてペンが引っかかることもある。
私はＢ罫線が好きなので絶対日本で買います。

海外で非常食にビスケットなどのお菓子を買うと、
袋が開けにくくて困ることがしばしばあります。
勢いよく開けたらぱーんと中身がはじけて飛んで、
少し食べるつもりが全て食べないといけなくなったり。
（こんな細かいところにも技術力の差がある。）

また、古い服を捨てて、現地で買った新しい服を着たりする時
タグを外すのに困ることもある。
ソーイングセットに付いているはさみって糸すらちゃんと切れないのは
一体なぜ？っていいたくなります。歯で糸を切る前提か？！
必要な時に誰かに「はさみ貸して～」って借りることもできるけど
ちょっとした時にはさみやナイフがあると便利なのは事実です。

そこでオススメしたいのが携帯のストラップして売られている
刃が1～2cmくらいのカワイイプチはさみ。
ちっちゃいくせによく切れる優れもので、旅先だけでなく、
普段からケータイやポーチに忍ばせたいカワイイヤツ。
小さすぎるので飛行機のセキュリティーチェックもスルーします。
（ただし爪切りでも持込禁止なので、
　特に国際線は預け荷物に入れた方がよいかと思います。）
信頼の日本製で切れ味も抜群。いざというとき便利です。

現地のお菓子を必ず買い込む私にとっての必須アイテム。
旅の非常食としてだけでなく、味を確かめてお土産にするために
お菓子類をよく買うのです。
開けて全て食べきることなどまれなので、口をくるくるっと巻き込んで
セロテープで留めておくのが普通です。
どんなに短い旅でも絶対に使うので必ず持っていきます。
その他の使い道は手紙を出す時に封筒を留めたり、
（郵便局のノリはべったべたの時がある。）
現地で手に入れたラベルなどをメモに貼り付けたり、
網戸の穴をふさいだり。（これはガムテープの方が役立つけど。）
あれば便利。でもなくても事足ります。
しかし、お菓子を留める用途だけに使うならセロテープではなく
輪ゴムにした方が荷物が少なくてすみます。

布製のガムテープはカバンやジャケット等に穴が開いた時などの
応急処置に便利です。長旅の人は少し持っていくといいかも。

これは短い旅ではあまり必要性がないと思いますが、
人によってはあると便利です。
それこそ世界中のビールやたばこのラベルを集めていれば、
ノートにぱちん、ぱちんと留めて持って歩くと便利です。
ノリに比べて帰国してから外すのが簡単だからです。
チケットなどの紙類を旅の思い出として取っておくのであれば
長旅の途中で国ごと、時間系列に留めておいたりも。
そういえば穴の開いた服をホチキスで留めて着てる人も
いたなぁなんて思い出します。
短い旅行であれば旅行の記憶も鮮明だし、 帰国してすぐに整理すれば済むことですが、
長旅、しかもアラビア文字など数字すらまともに読めなかったりすると 記憶と照らし合わせて整理しようとしても収集付かなくなる。
持っていくなら小さくて荷物にならないミニミニホッチキスですね。