カッパ？傘？旅の雨具はどうする？

旅の雨具ほど悩ましい物はない。
省けば降られて買う羽目になるし、長傘は邪魔くさい。
どうせなら雨が楽しくなるようなお気に入りを持参したい。


旅行の時の雨具の選択はしばしば私を悩ませます。
そもそも雨の中、観光地を巡りたくありませんからなるべく雨の季節を避けます。
雨対策は撥水加工の入った薄いヤッケ。これを羽織れば簡単な雨はしのげる。
運悪くひどく降られた場合は止むまで待つ。荷物は増やさない！が鉄則でした。

ところが、天気予報が晴れといっても、雨の少ないシーズンでも降る時は降る。
昨今は世界中で異常気象が起こっているのでかつての常識にはまらない時がしばしばあります。
「スコールだから止むまで待てばいいだろう」と思ったら思いの外長雨になることもあって、
以前は雨具は持たない派だった私も、持ち物の選定で雨具について考えるようになりました。
なぜなら安くて機能性に富んだ折り畳み傘はやっぱり日本で買う方がいいからです。

中国で突然の雨に降られて買った雨傘は、縫い目から雨がしみ出てきました。
おまけに傘カバーの防水加工がお粗末で、カバンにしまうこともできなかった。

韓国では雨が降るとあちこちで傘売りが出没しますが、安いのは良いけどごつい。
韓国の折り畳み傘ってでかいし、生地が分厚いんです。
長傘も安いけど立派な作り。臨時の時はビニ傘を使い捨てという感覚の私には捨てるに忍びないし、
持ち歩く時荷物になるし、「日本から持ってくればよかった。」と思うこと数回。
（つまり、韓国では結構雨に降られてます。）
先日はソウルでユニクロに駆け込んで折り畳み傘を買ったほどです。
最近はユニクロも傘を扱わなくなったので、さてどうしようという感じですね。

同じ中国製でも外国で売られている中国製と日本で売られている中国製は品質が違います。
また、日本では骨の数を減らしてとことん軽くした折り畳み傘など、機能性に富んだ物もあるので、
雨に降られそうな旅であれば、日本でお気に入りを選んで持っていくことをオススメします。
また、置き忘れたり、突然の強風で骨が折れたりもするので、あまり高くない物のほうが
いざというとき惜しくないです。
普段使いの長傘は奮発しても折りたたみはリーズナブルなもので。

できれば旅の服装も軽い雨には対応できる素材をひとそろい準備しておくとよいです。
濡れてもすぐ乾くボトムスや撥水加工をされているジャケットなどがあると便利ですよ。
薄手のポケッタブルジャケットは雨だけでなく肌寒い時にさっと羽織れるので二重に便利です。

旅先の雨も楽しくしちゃうカワイイ傘や防水グッズ