ラウトカの海岸は工業都市であり、住宅密集地であることを物語る。
【ラウトカの河口付近:工業都市で住宅密集地のラウトカでは海も汚れる。】

6泊7日のヤサワ諸島アイランドホッピングの旅を終え、ビチレブ島のナンディに戻ってきました。
ナンディの宿は初日に泊まったメルキュール ナンディ。初フィジーで使ってから定宿になりつつある。
ヤサワフライヤーがデナラウマリーナに到着したのは18時過ぎだが、その後、ママヌザ諸島からの船の到着を待ったりして、 結局、宿に着いたのは19時を回っていて、その日の食事はホテルのレストランで済ませた。

バスの車窓から:サトウキビ列車を追い抜く
サトウキビトロッコを追い抜く
バスの車窓から:サトウキビ畑が延々と広がる
サトウキビ畑
バスの車窓から:サトウキビトロッコに積まれたサトウキビ
放置されたトロッコ
翌日、1日残ったナンディ滞在は、考えた末にラウトカに行くことにしました。
ラウトカはビチレブ島で首都スバに次いで大きな町で、観光都市の
ナンディと異なり、フィジアンの生活感が感じられる町だとふんだからから。
砂糖の積出港として栄えていて、ヤサワ諸島からの帰りにもボートから
大型船舶が停泊しているところが見えたほどです。

実は、9年前にフィジーに来た時、ラウトカの町は経由したのですが、
ちょうど降り立った日が日曜で、町は閑散として歩くほどではなかった。
(フィジーの休日って昔の日本の正月みたいにことごとく店が閉まる。)
だから、今回、日帰りで遊びに行くところに選んだのでした。

ホテルのすぐ前を走るクイーンズロードでバスを拾い、ラウトカへ。
英語圏のフィジーはつくづく旅が簡単である。だって看板が読めるんだもん。
「料金はこのくらいかなぁ?」と当てずっぽうで2ドルを渡してみたら、
運ちゃん、一瞬考え込んで、「OK,OK,乗りな!」と手で促す。

ラウトカからホテルのあるマーティンタールへの帰路はバスターミナルから乗車。
停車しているバスに乗り込み10ドル紙幣を渡すと、あれ?お釣りがあわない?
計算してみると、バス代は2.3ドルだった。

フィジーのバスは車掌などおらず、乗車時に運転手に直接料金を払う仕組み。
行きは途中乗車だったので細かいお金のやりとりが面倒だったのか、おまけをしてくれたらしい。
5年前のガイドブックが1.7ドルだったので2ドルくらいかなぁとタカをくくったわけですが、
やっぱ燃油代の上昇とかが影響しているんですかねぇ。

サトウキビ畑を車窓に眺めつつ、丘を越え、谷を行くこと1時間。ラウトカに到着です。
完全に観光客をターゲットにしたナンディの町に比べ、フィジアンの台所的な町が興味深いですよ。
時間があったら是非、ぶらぶらっとどうぞ。

ラウトカといえば巨大市場。市場探訪で家庭の台所を想像せよ。

ラウトカ市場全景
ラウトカのバスターミナルのすぐ横にある巨大マーケット。
野菜や魚、肉などフィジー産の生鮮品が最も多く売られている。
どの店も明朗会計で、値段が掲示されていたのはちょっと驚き。
市場というと交渉しながら買い物するイメージがあったから。
もっと驚いたのは、こんな巨大市場が町のど真ん中にあるのに、
町にスーパーマーケットがいくつもあったこと。
市場は産直品、スーパーは加工品(冷凍物)を扱っている印象でしたが。

ちなみにマーケットとバスターミナルの間にはカバ・バー(勝手に銘々)があって、
おじさんたちが洗面器でカバを楽しんでおり、必ず「飲んでいくか?」とご相伴を薦められます。
ホテルのイベントでカバの儀式に参加するより、ジモティに混じって飲む方が楽しいです。チャレンジしては?

ラウトカの市場 カバの材料の木の根を干す

お魚コーナーは、あのヤサワで見たあの魚がいっぱいいる!

フィジアンはエイも食べる。
ずらっと並んだ魚
ナンディもラウトカも魚は市場の片隅の小さな小部屋でちょっとだけ扱う。
海に囲まれた島国だというのに、市場の魚の扱いがものすごく低い。
氷が敷き詰められたショーケースの上に魚がずらーっと並べられた
アジアの魚市場の姿をイメージしていくと、びっくりします。

しかし、見てくださいこれ。私がヤサワの海をシュノーケリングしていた時に おめもじしましたお魚があふれております。 南国チックなカラフルな魚を始め、マンボウにエイに太刀魚もアリ。
なーんだ。フィジアンも食べるんじゃないか~。海のお魚。
これらのお魚はロープで4,5匹単位でセット売り。
冷蔵設備もなにも無く、とれたその日のうちに売りさばく様です。

思えばあんなに魚がいっぱいいるのに、漁船の姿を全く見かけなかった。
フィジー近海では、その日の内に食べる分だけ漁をしているのかも。

市場に売られている魚:太刀魚 市場に売られている魚:カラフルな南国魚 市場に売られている魚:マンボウもいる
市場に売られている魚:鯖みたいに光っている魚 市場に売られている魚:たぶん深海魚っぽい 市場に売られている魚:淡泊そうな白身魚に見える

ああ、こ、これが島で食べた宿飯の正体だ!

冷凍魚のアウトレット販売。イラスト付き価格表
思わず「あーー」と叫んでしまいました。サンビーチフィッシュアウトレット。 冷凍のお魚を扱う専門店です。島のカジキマグロの正体はこれ!
ナズラ島のブルーラグーンにチェックインした時、宿の 男どもが冷凍のカジキマグロを担いでたんですよ。 「それ魚?」「そう、魚」と聞いたその翌日、カジキのケバブが料理に出たんですよ。
ヤサワの宿は宿のゲストげそろって同じご飯を食べます。 ゲストの人数分同じ食材を揃えなければならず、 本土から仕入れていたわけです。こういうお店から。だ、だからカジキマグロだったのか。
これらのカジキはフィジー産かはたまたニュージーランド辺りからの輸入なのかは謎のまま。

冷凍魚販売店の外観 島でおなじみの調味料。キッコーマン見参!

ラウトカでお買い物。実はヒーターを探していた。

ラウトカのハードウェアやさん
ブルーラグーンの部屋に大事なウォーターヒーターを忘れた私。
私の旅を潤す大事なグッズであるヒーターはインド製。
「ああ、フィジーもインド人がいっぱいいるじゃないか!」と思い立ち、 ラウトカ中を探してようやく見つけたのがバケツ用・・・。でかすぎる。
フィジーでは中国製の電気ポットが席巻しており、カップ用のヒーターは余り取り扱いがないのであった。
それにしてもラウトカの商店のほぼ全ての店の店主はインド人だった。
フィジーの町はつくづくインド人で保っていると思う。

ウォーターヒーター

ラウトカのサトウキビ工場

ラウトカのサトウキビ工場入り口
ちょうどサトウキビの出荷時期だったようで、ラウトカの町はずれにあるサトウキビ工場は サトウキビの搬入で大忙し。
工場の搬入口はサトウキビを山積みにしたトラックで大混雑で、 搬入口に並ぶ人から、トラックを止めて仲間と時間をつぶす人、 木に登って様子をうかがう人と様々。
しかし、運ちゃんの誰もがインド人で、フィジアンと職業がくっきり分かれている感じが何とも不思議です。
工場内で働いているのはフィジアン?それともインド人?

入場時間調整で大気中のトラック 工場の搬入口に行列するトラック サトウキビトロッコの牽引車 サトウキビが山積みの列車もいくつか放置されている

ラウトカの大衆食堂でフィジー飯。Singh's Restaurant。 超美味い♪

ラウトカの大衆食堂飯:魚のロロ
店名でわかるとおり、明らかにインド人経営のレストラン。
ラウトカの町はずれのナトロガモスクの横にあるこのお店、
バットに並んだ作り置きのおかずを食べる大衆食堂です。
ロロに使われた魚はまさしくフィジーの海を泳いでいた奴らで、 衣で包んで揚げた後、ココナッツミルクで煮込んだフィジーのお袋の味。
「なんで宿でこういうご飯を食べさせてくれないんだよぅ。」と、 食いしん坊アジア人としては、ただただ残念に思うのである。
また、チキンチョーメンは既にフィジーになじんだ感があり、 これって日本におけるカレーライスみたいなものかなと思った。

魚のロロ定食 魚の身をほぐす 魚のロロアップ
チキンチョーメン 食堂内部の様子 シンさんのレストラン外観

マーティンタールの大衆食堂オペラで、インド人親父が作るフィジー料理に舌鼓。ぽん。

海老のロロ 海老アップ
晩ご飯は宿の近くのオペラというインド人経営のレストランで。
民家の庭先にテーブルを出しているだけの簡単な店ですが、 インド人の親父に作ってもらったフィジー料理が感涙モノ。 だって、昼の魚のロロは作り置きだったんだもん。やっぱできたての方が数倍美味い。
頼んだのは海老のロロと魚のミーチ。どちらもベースはココナッツミルクですが、 温かいロロとキンキンに冷たいミーチは味わいも全くの別物。
海老のロロは南インドのカレーやペルーのチュペを思わせます。
見た感じ怪しかったけど、実は美味いローカル飯屋だった。

次にフィジーに来た時には絶対、この親父の作る南インドカレーを食べると心に誓いました。
来年の夏はフィジー経由でサモア辺りに行こうかなぁと既に妄想中です。
サモアってトランジットがネックだったけど、トランジットの楽しみが見つけられた喜びにほくそ笑んでます。

海老のロロ ミーチ アップ 魚のミーチ レストラン オペラ 外観

メルキュール ナンディ 5300円/泊(サービス料・税込 冬季キャンペーン価格)

Queens Road, Martintar, Nadi, Fiji (P.O.Box 9178, Nadi Airport)
ナンディの空港から車で5分ほどの位置にある3☆半のホテル。空港送迎は無料です。
値段も手頃で設備も整っているため、日本のパッケージツアーもよく使うけど日本語は通じません。
クイーンズロード沿いなのでラウトカやナンディの町まではバスででれるし、近くにレストランやバー、
パン屋、スーパーマーケットもあり利便性もまずまず。ホテル内にツアーデスク、レストランも勿論ある。
離島ツアーなどに参加する場合はホテルのロータリーに迎えのバスが来ます。
ホテルを拠点に毎日離島に泳ぎに行く家族連れなども見かけました。割とオススメです。

ちなみに食事は夜に1回だけホテルで食べました。朝はパン屋で買ってきたパンとお茶で済ませた。
お茶セット(コーヒー、紅茶、電気湯沸かし、カップなど)は各部屋に常備されてます。
メルキュールナンディのバーベキューナイトの食事1:魚や肉のバーベキューメルキュールナンディのバーベキューナイトの食事2:スープメルキュールナンディのバーベキューナイトの食事3:ポテトカリーメルキュールナンディのバーベキューナイトの食事4:デザートのケーキ
【月曜の夜はバーベキューナイト。ヤサワの前後で三泊したけど1回だけホテルで食べました。】


▼ フィジー旅行に行きたくなったら・・・物価の目安にどうぞ。

旅行時期:2010.07月
1フィジードル=約50.6円

■交通費:バス マーティンタール-ラウトカ 2ドル、2.3ドル
■食事:魚のロロ 6ドル、チキンチョーメン 5.5ドル、コーラ 3ドル/1リットル
     ミーチ 15ドル、大海老のロロ 20ドル、 ビール 4.5ドル(大瓶)
     ホテルのバーベキューブッフェ 40ドル、ビール5ドル(ハッピーアワー)
■雑貨:ウォーターヒーター 9.65ドル
■その他:アイスクリーム 7ドル(←高い!)、ビール 2.35ドル、パン 2ドル
■土産物:コーヒー豆 4.95ドル、砂糖 1ドル(共に空港の土産物屋)
■宿泊:メルキュール ナンディ 5300円/泊(事前予約)

■成田-ナンディ航空券 60,000~120,000円くらい。(参考:海外格安航空券の検索・予約 YAZIKITA)
日本からの直行便がなくなって、時間もかかり、値段も高くなりました。
私の場合、7月出発の大韓航空で航空券代は10万円くらいでしたが、燃油サーチャージや
ソウルでのストップオーバーのチャージなどが加わり、13万円くらい。
その他、パプアニューギニア、グアム、香港、オーストラリア、ニュージーランド経由等があります。
私はエイビーロードで金額をざっくり把握、アタリをを付け、個別の代理店に問い合わせます。