デンパサールの空港からはタクシーでウブドに向かった。

いつもの旅はこういう時、バスなどの公共交通機関を選ぶのだが、バリ島にはそれがない。タクシーカウンターで行き先を告げると、あっさりと定額料金でタクシーが手配され、なんだかこんなことすら不思議な感覚だった。

走り始めて感じたのだが、バリの道路は島とは思えないくらい綺麗に舗装されていて、なんだかアジアの島に来たとは思えなかった。乗車しているタクシーがTOYOTAなのもしかり。時々現れる椰子を見たところで「沖縄みた~い」っていう雰囲気で、外国にきた気が全くしない。

そもそもタイでもどこでも運転手がカタコト英語でなんのかんのと話しかけてくるのが普通なのだが、きっちりと教育されているらしいレゲエな運ちゃん(単に癖毛なだけ)は、行き先を確認しただけであとは一目散に走り続ける。

車線が減り、道路が細くなり、住宅街をくねくねと抜けていくうちに徐々に田畑が現れ始め、小一時間ほどでウブドに到着。

ウブドといえばライステラスで、棚田をすーーっと突っ切って来るのかと思いきや、いつの間にか目的のチャンプアンホテルに着いているという・・・。なんだかバリは本当に今までの旅行と勝手が違うみたい。


さて、ウブドで3泊予約した「チャンプアン・ホテル&スパ」は、もともとウブド王室の貴賓館として建てられたもので、1934年にピタマハという芸術家たちの同盟が、西洋人の画家ウォルター・スピース等に結成され一躍有名に!ウォルタースピースがアトリエとして使用していた部屋も、現在は客室として使用されています。

私は特に芸術に興味があるわけでもなく、ただなんとなくネットでこの宿を予約したのですが、これが大正解!!

チャンプアンは、ウブドの中心から2キロほど離れた渓谷沿いの静かな場所。
ホテルの部屋はすべて渓谷を見下ろすようにたてられており、水と緑と自然が調和してとてもゆったりと過ごせる作りになっている。

観光したければ徒歩でも宿のシャトルバスでも簡単に町に出られて申し分なし。
観光客がぞろぞろ行き交うモンキーフォレストに比べ、とにかく静かにのんびり出来るのがうれしい。


でもなんと言っても、この宿で私が一番気に入ったのは、宿の敷地の隅っこにひっそりとたたずむ山のわき水を貯めたプールです。

なぜかこの水に入ると頭がすーーーっと冴えわたり、体中が覚醒していくような感覚が走る。

ええええっ なんだこれ~。 ∑o(*'o'*)o

特に町を散策したあとにどぼんと飛び込むともうくらくらしそうな位に気持ちがいい(*´ー`*)

お名残惜しさにチェックアウト前に足だけつかりましたが、温泉の足湯よりも気持ちよかったかも・・・。


バリでは信仰や神様が人々の普通の生活にとけ込んでいますが、正直、この宿は神様とか精霊がいるのではないかとまじめに思ったくらい。そのくらい自分の精神状態が浄化されていく感覚を憶えました。
神様って、きっとこういうところから人間の心の中に生まれていったんだろうなぁ。

バリ=観光客が多くて騒々しい島という感覚しか持ってなかった私はかなり衝撃と感動を抱きました。

芸術家が集う理由も、アトリエにしてしまった理由も、そして、多くの外国人が未だにバリに移住してしまう理由も、滞在してみてわかった気がする。


宿からライステラスは見えませんが、小一時間の散歩で見に行くこともできます。(これについてはまた別ページで紹介でも!)

宿の紹介で終わってしまったけど、オススメです。

ここならまた行きたい!!

チャンプアンホテル部屋
【コテージの外観】

ナチュラルスプリングウォータープール
【ナチュラルスプリングウォータープール】クリックで拡大!

渓谷を挟んだ寺からも川を渡れます
【川を渡って来ることもできます】

ガムラン演奏
【レストランでのガムラン演奏】

しゃれたガドガド
【しゃれたガドガド】



Raja room
【せっかくなのでRaja Roomに滞在。70ドルくらいでした】