芸能の村ウブド。毎日町中のそこかしこで様々な伝統芸能の講演があり、多くの観光客を楽しませる。今回はたまたま月曜に当たったので、毎週月曜のみに行われるジュンジュンガン村ケチャダンスを見てきました。お寺の境内が会場という厳かな雰囲気と、舞台裏がかいま見れるほのぼのとした雰囲気のミスマッチが◎。

I 会場前の準備中です。
会場の看板
【ケチャ会場の看板】
ファイヤーダンスなのだ
【ファイヤーダンス!なのだ】
ケチャは上半身裸の男が火を囲んで「ケチャケチャ」言いながら踊る・・・。そんな情報だけ頭にインプットされていた。 観光局からのピックアップでジュンジュンガン村に着くと、火の周りを囲むように設置された観客席に着くように言われ、ひたすら開始時間を待つのだ。会場では、このダンスのストーリーを渡されるので(日本語有)読んでおくとより楽しめると思います。
II 音楽は男のケチャケチャで。
男が火を囲んでケチャ
【男が火を囲んでケチャケチャ!】
王子とお姫様
【王子とお姫様(女優さん)】
ケチャはバリの伝統的なダンスにラーマーヤナを融合されて出来た比較的新しいバリ芸能だ。ラーマーヤナの融合を提案したのは、かの芸術家ウォルタースピースだそうで、「なんでラーマーヤナなわけ?」「そりゃ、ヒンドゥだからでしょ。この島が」。って、そゆことか~。バリってインドネシアだからヒンドゥってイメージがあまりなかった。
III 物語は進んでいきます。
悪い王様?
【王様登場】

猿神ハヌマン
【猿神ハヌマンとケチャ男】
真打ち登場!ハヌマン
【真打ち登場!ハヌマン】

大蛇でぐるぐる巻き
【大蛇でぐるぐる巻き】
上半身裸におそろいのサロンを巻き、耳にはハイビスカスを付けた男達が、小首をかしげながら「チャ、チャ、んちゃ、ンチャチャチャチャ」なんてやっている姿が超愛くるしい。
老いも若いも村人みんなが一丸となり(時々ずれている人がいるのはお愛嬌)講演に夢中。女の子はラーマ王子などの主たる出演者だけで、競争率が高そうでなかなか役を射止めるのが難しそうである。
IV フィナーレ
フィナーレは主役で
【フィナーレは主要なメンバーで】

早速バイクで帰宅
【早速バイクで帰宅】
No Photo!!


一斉にわらわら帰る
【一斉にわらわら帰る】
ところで、ずっと疑問に思っていたことがあった。
「この収益はどうすんの?やっぱ税収?」
週1の講演、各家庭から代表で一人ずつ出演していて、私の払ったお金が50,000ルピアでしょ?観客は50人ってとこかな?出演者で分けたって対した額にはならないし、それ以外に裏方もいるし・・・。

「絶対に村に入るんだろな」なんて考えてたら、同じ疑問を持ったらしい観光客が送迎車のお兄ちゃんに聞いていた。

「ジュンジュンガン村のケチャは毎週各家庭から代表で1人がでます。今日はうちは兄ちゃんがでてた。僕がでる日もお父さんがでる日もあります。ケチャの収益はお寺をなおしたり、お祭りに使ったり、村のために使います」

ジュンジュンガン村は、ウブドから数キロ離れた棚田が美しい静かな村だ。宿泊施設はあるにはあるけど観光客はあまり訪れない。毎日山のように観光客が訪れるのは村の雰囲気が壊れるし、かといって収入の道はほしい。 最初に村人劇団を発想した人はすごいと思います。
村中一丸となって、週一で、車を持っている人は車で送り迎えをして・・・無理なく続けられるところがいいですね。

お姫様も講演終わった直後に衣装のままバイクに跨って帰りましたよ(笑)
月曜日にウブドに滞在される方は是非、ジュンジュンガン村まで。