バンコクから列車にゆらり揺られてマハーチャイ。
マハーチャイ駅構内の市場に気を取られるうちに他の乗客はどこかへ消えてしまった。
海鮮市場を抜けた先に船着き場があるっていう話だが、市場の風景が想像していたのと違う。
「確か改札を出た後に右っていう情報をネットで見つけた気が・・・」
確証がないので決断できず、結局、駅員に聞くことにした。

「あの~。メークロン線のバーンレム駅って右と左どっちに行くの?」

勿論、タイ語などわからないので駅名意外は身振り手振りである。
(ちなみにこういう時にタイ語で尋ねると当然タイ語で返されるので、あまり意味がない)

「質問の意味はわかるんだけどな~、どうやって答えようかなぁ。」って一瞬固まった駅員だが、
ふと休憩か何かで駅を出て行く同僚を呼び止めた。
「おい。この人達にバーンレムの船着き場教えてやって」「おっけ。いいよ~」
時々後ろを振り返りながら、渡し舟乗り場まで先導してくれる親切なお兄さん(タイ人には珍しくゴツかったが)。
船着き場に着いてみたら、満ち潮でそこら中が水浸し。兄さんの先導がなければたどりつけんかった。

船着き場まではマハーチャイの改札を出て右に進みます。
100mくらいで大きい道路にぶち当たり、その左手に船着き場。
丸屋根の建物は対岸にわたる渡し舟乗り場で舟も頻発。
手前の測道沿い、水色のビル左手をまっすぐ行くと
バーンレム駅行きの船着き場になります。
バーンレム駅行きの舟は、列車の発着にあわせての運行らしい。
対岸行きの舟に乗った場合は、駅まで少し歩かねばなりません。
対岸行き3バーツ。バーンレム駅前行き5バーツです。

バーンレム駅行きの渡し舟乗り場。
【メークロン線バーンレム駅行きの渡し舟乗り場前。満ち潮で水浸し。】

ターチン川の渡し舟の様子

ターチン川の渡し舟乗り場
列車が着くまでのんきに待つ船
靴と靴下を脱ぎ、裸足でずぶずぶと水浸しの市場を通り抜けてようやくたどり着いた船着き場。 舟に乗っているのは老夫婦が二人だけ。
舟をだす雰囲気を全く出さない船頭の態度を見るにつけ、
「乗客が集まったら出発だったらどうしよう」と若干焦る。
だって、10:10発を逃したら次は午後ですよ。午後。13:30発。
焦る私をバカにするかのように、対岸行きの舟が続々と出て行く。
うわ~、私、間違えてないよなぁ。でも駅員さんがこっちってゆったし。

10時が過ぎ、ギリギリまで乗客を待ったところでエンジン始動。
船着き場につながれていた犬も一緒に乗り込むと舟は出発。
なーんだ。やっぱり列車の時間にあわせていたんだ。

バーンレム駅前の船着き場に着くと、エンジンを切って再び待機。
列車の降車客をそのまま待つようでした。

渡し舟乗り場 犬と一緒に川を渡る(といっても船長の飼い犬) バーンレム駅の船着き場

バーンレム駅周辺の様子

バーンレム駅に待機する観光デコ列車
バーンレム駅はとても簡素な駅。
たった一人の駅員が切符売りから構内整理までを受け持つ。
構内に止まっている派手なデコレーションの列車もやっぱり日本製。
この列車は土日にでも走らせるのかなぁ?と想像を巡らせる。

列車の到着が遅れていたので、ビールをぷしゅっと空けたりして、
それぞれ思い思いの体制でのんきに待っておりました。
【下右の写真をクリック!メークロン線の時刻表がアップになります】

バーンレム駅舎 バーンレム駅周辺は何もない メークロン線時刻表

遅れていたメークロン線が到着

バーンレム駅に入構するメークロン線
30分くらいして、遅れていたメークロン線がバーンレム駅に到着。
すぐさま駅を出発するのかと思いきや、給油が始まる。おいおい。
しかも給油ポンプと給油口の位置が真逆にあって、列車の内部を介して給油していた。
干物を狙う?猫と一緒に待機です。のんきだ。
こんなのを見てると1分遅れただけで乗客に平謝りする日本の列車って
なんだか不思議ですね。お急ぎの人はバスに乗るってことか?

駅で軽油を給油 一緒に列車を待つ猫 干物が物干しに干される

メークロン線の車窓から

塩田
住宅街を走るマハーチャイ線に対し、メークロン線沿いはのどか。
ほとんど塩田やエビの養殖場で、民家はほとんど見られない。
この路線はバンコク湾の海岸から数キロしか離れておらず、
海水を引き込むのが容易だからでしょう。
エビ好きバンコクっこや日本人の食卓を潤しているのは
この辺りのエビちゃんかもしれませぬ。

塩田その2 エビの養殖場 エビの養殖場2

お、遅れた原因はこれか~。線路まで水浸し。

線路に浸水1
バーンレム駅を出て程なくして、列車は浸水した線路を滑走中。
勿論、脱線がコワイので速度もかなり落ちていて、
なるほど、列車が遅れた原因はこれか。

「日本では浸水している線路を列車が走るなんてあり得ない。
 線路には前の列車にぶつからないようにセンサーがあって・・・」


って、この列車にセンサーなどいらないのであります。
だって、今、この瞬間、メークロン線の全ての線路構内を走っているのは この列車ただ一つだけですよ。絶対に。ぶつかりようがない。

スピード出し過ぎてつるっと滑って脱線してはしゃれにならないので、
慎重に徐行運転しているわけですね。きっと。
しかし、今乾期なのになぁ?市場も浸水してたし、異常気象なのかな?

線路に浸水2 線路に浸水3

▼ タイ旅行に行きたくなったら・・・物価の目安にどうぞ。

旅行時期:2010.01月上旬
1バーツ(B)=約2.8円

■BTS:ラーチャテヴィ-ウォンウィエンヤイ 35B
■列車:ウォンウィエンヤイ-マハーチャイ 10B、バーンレム-メークロン 10B
■バス:メークロン-バンコク戦勝記念塔 70B
■渡し舟:マハーチャイ-バーンレム 3B、マハーチャイ-バーンレム駅前 5B
■食事:パッタイ25B、カオマンガイ、ビールなど 208B
■買い食い:豚串 5B、カオニャオ 5B、缶ビール 10B、えびせん5B、ラテ 90B、Cフラペチーノ 130B
■宿:ファーストホテルagoda) 3000円ちょい。
■成田-バンコク航空券 29,800~120,000円くらい。(参考:海外格安航空券の検索・予約 YAZIKITA)
日本から直行便が午前~深夜まで数多くある。去年まではSQが最もバンコクに早く着いた[現在運休]。
午前便でバンコクに着いてもバンコク到着は夕方、空港から町まで移動するうちに日が暮れる。
せいぜい夕食を食べる程度の時間しかないので、安い深夜便や経由便を選ぶのも手。
特にキャセイパシフィックやチャイナエアラインは、日本各地に就航しているので地方在住御用達です。
バンコクから出ないのであれば、終日自由行動のパッケージツアーがお得でオススメ。

私はエイビーロードで金額をざっくり把握、アタリをを付け、個別の代理店に問い合わせます。