バンダベサールの裏手にいたイルカの群れ
【バンダベサール島の裏にいたイルカの群れ】

「あさってうちのボートがハッタ島に行くんだけど君もいかない?西洋人3人とのシェアで。」

バンダ島初日の晩、デルフィカカフェで食事をしていると親父にシュノーケリングボートのお誘いを受けた。
彼はここのオーナー。2軒のゲストハウスとカフェ、ダイブツアー等を主催するやり手親父である。

「だって、天気が悪かったら行けないでしょ?」

私の怪訝な表情を意にも介さず、親父は続けた。

「もし天気が良かったらハッタ島。でも悪かったらバンダベサールの裏のサンゴ礁に行くから。」
「昨日はものすごい良い天気だったんだ。西洋人3人とジャカルタから来たインドネシア人8人で
 ハッタに行ったんだよ。いやー、昨日いれば良かったのにねぇ。」


ウチュが「毎日は雨が降らない」と言っていたのはこれだ。今の季節は雨、曇り、快晴がくるくる入れ替わるのだ。

「わかった。いくかどうかは明日決める。明日の晩ここにまた食事に来るから。」

そうやって親父と別れたのが一昨日の晩のこと。宿のウチュを通した方が彼に少しでもお金が廻るかなと思ったのだが、 その晩も翌日もウチュは捕まらず、結局、翌日親父と直接話をつけてしまった。

バンダネイラの埠頭
バンダネイラの埠頭
ハッタ島周辺シュノーケリングイラストマップ
周辺イラストマップ
バンダ島に来てからの天気は割と不安定だった。
1日目は数時間雨が降り続き、2日目は曇り時々晴れといった感じ。
3日目に当たるこの日の天気は一応晴れ。
ただ、シュノーケリングで問題なのは天気よりも波である。

「ハッタのサンゴ礁はとっても綺麗。でも海況が悪ければ行けない」
繰り返し聞かされていた言葉が頭から離れない。

当日の朝8時前、埠頭の脇にあるデルフィカ2へ向かった。
途中、親父とすれ違い「おお、時間通りだね!」なんて言われ、
「あれ?約束の時間より5分くらい遅れてるのに・・・?」
と首をひねりながらもデルフィカ2に着くと、だ、誰も来てなかった。
時間を守るのは日本人だけのようです・・・。

デルフィカ2はアイ島やバンダベサール島へ向かう小舟が出る
村の小さな埠頭のすぐ南にある。
海沿いなのでプライベートの桟橋があり、宿泊客はここでグヌンアピ(火山)を
見ながらデッキチェアでくつろいだりできる。ただし、デルフィカなので酒はない。

親父の息子?が用意してくれたデッキチェアに腰掛けて10分ほど待った後、ようやく3人の西洋人が現れた。
フランス人の中年夫婦2人とドイツの青年である。フランスの親父を除くと私と似たような年齢だとは思う。
昨晩頼んでおいた弁当を親父から受け取ると、間もなく船は出発した。
出航は8時15分。「8時に出るから7時45分に来い」っていうのは一体なんだったんでしょうかねぇ。

バンダベサールの横を抜けてハッタ島を目指す
バンダベサールを抜けると、
遠くにハッタ島が見える。
ボートはバンダ島の南側をバンダベサール島に沿って東に進んでいった。
この辺りは島に囲まれているため波の心配は全くない。
問題はバンダベサールを越えた後である。
バンダベサールを右手に見ながら進むボートのその先に島が見える。
ハッタ島だ!今日はハッタに行くことになったのか~?
「いやった~!」と喜んだのもつかの間、ボートはくるりと方向転換した。

ドイツ青年ミハイルがなぜか「あっちに向かえ!」と船頭に指示をだす。
「君は一体なにをしくさっているのかね?」とぎろりと一瞥したその時、
ミハイルの目線の先に釘付けになった。い、イルカの群れだ~!

ページ冒頭の写真がそれ。
動いている舟から動いているイルカを追っかけたのでなんとか写っていたのはこれだけだったのだが、
実は群れはもっと大きかった。イルカの数はこの倍はいたかなぁ。

イルカと言えば水族館でショーをしているイルカ君しか見たことがないので、ジャンプしないのが物足りない?
なんつって、さい先のいいシュノーケリングツアーの幕開けとなった。

先日、「イルカを見るといいことがある」と書かれた旅行記を見たばかり。
果たしてこの日はどうだったか。ある意味貴重な体験をした1日だった。

長くなるので、次のページにつづく。 

▼ インドネシア バンダ島旅行に行きたくなったら・・・物価の目安にどうぞ。

旅行時期:2010.12月~2011年1月
100インドネシアルピア=約1円


■ボート:バンダネイラ-ハッタ島 1日 450,000ルピア(乗船人数で割る。)
■食事:ナシゴレン 15,000ルピア、ナシアヤム25,000ルピア
■宿泊:ガマラマゲストハウス 150,000ルピア(エアコン付。なしだと110,000ルピア)

■成田-ジャカルタ航空券 直行便で58,000円~。(参考:海外格安航空券の検索・予約 YAZIKITA)
 ジャカルタ-アンボン航空券 片道9,000円~30,000円(予約クラスによる。)

 アンボンは国際空港なのに外国からの直行便がないと現地人が嘆いていました。
 2011年1月現在、駐機場を一生懸命増やしているので将来的にシンガポールあたりから来るかも?
 ジャカルタ、マカッサルなどを経由してアンボンまで来ることになります。
 ガルーダインドネシア航空の他、ライオンエアなどの格安航空会社の便もあるが時間が悪いです。

私はエイビーロードで金額をざっくり把握、アタリをを付け、個別の代理店に問い合わせます。