インドネシア マルク州 ケイ・クチル島 オホイリリアー村 パサールパンジャン
【マルク州ケイ・クチル島 パサール・パンジャン まぶしいくらいに白く輝く砂浜が4km続く】

今回訪れたのはインドネシア・マルク州のケイ・クチル島。
ケイ諸島の中でもっとも大きな島はケイ・ベサール島ですが、どちらかというと未開の島で、
港や空港はケイ・クチル島のトゥアルやラングールにあります。

マルク州に属していますが、真北200km程行くと、お隣のパプア州のニューギニア島が傘のようにかかっています。
アジア系(モンゴロイド系)の人もいますが、パプア系の顔立ちの人が少し増えた感じがする。
パプア系の人たちはモンゴロイド系の人に比べると少し色黒で、目がぎょろりとしていますが、
実際に「この人パプア系だろ!」とはっきりわかるような顔立ちをしている人は少なく、
どちらかというと混血が進んでいる感じで、どっちとも取れないような顔立ちの人が多かった気がする。

宗教もマルクはクリスチャンが多いところですが、クリスチャンが住む村とムスリムが住む村がはっきりと分かれており、 我々が滞在の拠点を置いたオホイリリアー村はクリスチャンの村でした。

まばゆいばかりに真っ白な砂浜が延々と続き、透明度は抜群の海が目の前に広がる。
ビーチは西向きで、毎日サンセットを拝め、波は穏やかで、年中泳げる。
現地の人たちの休暇を除けばほとんど人影がなく、静かで美しいビーチをほとんど独り占めできる。
おまけにクリスチャンの村なので、お酒が飲めるんですよ。(ビールだけど。)

そんな場所を外国人がほっとくわけがなく、西洋人観光客に大人気。
村唯一の宿泊施設コースターコテージは長期滞在する西洋人が多く、シーズンは予約必須です。
私が訪れた9月でもポツポツと予約が入っており、イギリス人、イタリア人、スペイン人と滞在がかぶったが、 その辺りのお話はまた追々と。
西洋人が東南アジアに来るのには時間とお金が結構かかるので、それなりの大人ばかりなんだけど、
大人な故に食事を共にするのは結構めんどくさい。ま、いいんですけど。

パサールパンジャン北部のビーチ
ビーチ北部を散歩。
満ち潮になると浜が消える。
えぐれているのが確たる証拠。
まずは外国人を引きつけてやまない島の西海岸の海を探訪してみました。
村のビーチは遠浅で波が穏やかなので、海水浴に適していて、子供を波打ち際で遊ばせていても問題は起こらなそう。
西洋人など日がな1日日光浴をしたり、ビーチを走ったり、思い思いの休暇を過ごしていらっしゃる。

沖に向かって泳いでいくと珊瑚がポツポツと現れ始め、それに群がる小魚の姿が見られるし、 さらに奥へ進めば珊瑚の群生と魚の群れを見られたりするのだけども、
とにかく遠浅の海なので、潮の満ち引きのタイミングを間違うと、お腹を擦りそうなくらい。

結局、この綺麗なビーチは珊瑚や貝の死骸が作ったと思われ、まだまだ若い珊瑚ばかりな感じ。
島の北部に行けばもっとすごい珊瑚礁があるのだが、満ち潮になると浜が消える上、
潮の流れが逆方向になるため、帰って来れなくなる可能性が高い。

バンダ諸島みたいにドロップオフがビーチから近くないので、1メートル以上あるナポレオンフィッシュが 間近で見れたり、エイやサメに遭遇したり・・・ってのは望めそうもない。


浜で貝を探しているお母さん
鉈を片手に貝取をしていた。
晩ご飯は貝のトゥミスかな。
この時期は午前中が引き潮だったので、朝食の後、潮が引いているうちにビーチ北部に散歩に出た。
宿のホームページに掲載されているウォークコース案内を参考に行ってみたが、 「簡単に言うなよ・・・」っていう感じの難コース(笑)

北方向へのウォーキングコース
・ビーチという映画のミニバージョンのラグーン
・入り江を越えた後の沖に手頃なシュノーケリングポイント
・北端の角から森に入っていく、島北部のサバナコテージまでのコース
・森の中を歩くトレッキングのコース
普通の人が行けるのは1番目のラグーンまで。これは潮が引いていれば簡単。
二番目のシュノーケリングポイントは、潮が引き始めた頃を見計らって泳ぎ始め、 潮が満ちる前に戻ってくるなど、タイミングを計らないとやばい。 潮の流れが宿と逆方向なので、下手すると戻って来れません。

南方向へのウォークコース案内に至ってはNgurBloat村の一つ隣のNgilngof村が限界で、
よっぽどの健脚でないとそれ以上はウォーキングで行くのは無理かと思われる。

ケイ・クチル島はバンダ島の様に徒歩で回れる規模ではないので、島中を見て回りたいなら
オジェやベモをチャーターして回ることをおすすめします。

マルク州ケイ諸島:ケイクチル島 パサールパンジャン周辺の写真

パサールパンジャンの白い砂浜

インドネシア マルク州 ケイ・クチル島 パサールパンジャン 白い砂浜
ケイ・クチル島の西海岸は真っ白でまぶしい砂浜が一面に広がっている。遠浅で水が綺麗なので海も水色に輝いていて晴れた日は大変美しいところである。
昼間は海藻の手入れに出てきた漁船くらいしか見かけませんが、夕方になると学校から帰ってきた子供達が 海で海水浴をしたり、サッカーをしたりして少しずつ賑わってきます。
賑わうと言っても民家が固まっている場所の周辺のみ。宿は海岸沿いの北端なので割と静かです。 (←このブロックのみクリックで写真が拡大!↓)

インドネシア マルク州 ケイ・クチル島 晴れた日は漁に出る インドネシア マルク州 ケイ・クチル島 パサールパンジャン 日暮れの海岸 インドネシア マルク州 ケイ・クチル島 パサールパンジャン 日暮れの海岸で遊ぶ子供達 インドネシア マルク州 ケイ・クチル島 パサールパンジャン 北部 引き潮時の海岸

パサールパンジャンの海の小屋

簡易的な小屋を借りて海水浴を楽しむ ケイ島ではビーチにパラソルを立てるのではなく、ビーチの内側の海岸沿いに日よけ代わりの掘っ立て小屋が立ててあり、 日帰りでビーチに遊びに来る人はこの小屋を借りています。小屋のレンタル料は20000ルピア。レートによりますがざっくり200円ってところです。
日曜日になると地元のピクニック客が沢山きて、音楽を大音量で流しながら海でくつろぐのです。
休日は飲み物やお菓子などを売るお店も開きます。


ビーチに並ぶ小屋 後ろから見たビーチ沿いの小屋 海からビーチを見た写真

パサールパンジャンの引き潮時に北部への散歩

パサールパンジャン北部ラグーンの先の岬
干潮時にはビーチが広がるので宿の周辺だけでなく北部の方へも歩ける道が出てきます。
宿から北へ数キロ歩いたところに入り江が有り、その場所までならまあまあ安全。 水着を着て泳いでいくならその先に渡ることもできますが、潮の流れが北方向なので 万一満ちてしまったら戻るのが大変です。
干潮時にはこのあたりまで村のお母さんが貝を捕りに出てきたりする。

パサールパンジャン北のラグーン パサールパンジャン北のラグーンの入口 ラグーンの近く 引き潮の時 浜で貝を探しているお母さん

海藻や魚が漁民の生活を彩る

海藻 村の人の主な収益源は漁業や海藻の養殖です。海藻はルンプット・ラウトといいます。
日本のテングサに似たコットニーやオゴノリを養殖し、天気のいい日は収穫した海藻を天日干しをしています。
紅藻類はほとんど輸出用だそうですが、海ぶどうは地元の人も食べるようです。 パサールパンジャン周辺では見つけられなかったけど、市場で売ってるのを買って食べましたよ。

コットニーやオゴノリの加工場 紅藻を干しているところコットニーやオゴノリの加工場 紅藻がほとんど乾燥完了紅藻類の養殖場 海の中にロープを張って結ぶ紅藻類の養殖場 海の中で育てられる藻類
ラモン/ラトゥ/ラウィ-ラウィ/ラウト・アングール/海ぶどうをわさび醤油でいただくラモン/ラトゥ/ラウィ-ラウィ ラウトアングール 海ぶどうを市場で買ったイカンアシン 干し魚イカンアシン 干し魚 大

オホイリリアー村の様子

オホイリリアー村の教会 コースターコテージのあるオホイリリアー村は非常に小さな村で世帯数は50件もない感じ。 雑貨屋やレストランの類いもなく、村人のためのちょっとした日用品をうる小さなお店があるだけ。
学校らしき建物、診療所、教会があるくらいでした。クリスチャンの村で日曜には礼拝をやっていました。 ちなみに宿の管理人の女性はカトリック信者でしたが、男性はムスリムで、トゥアルからちょこちょこ宿に通ってました。
近くにムスリムの村がないのでアザーンなどは聞こえません。

日曜礼拝 オホイリリアー村の民家 幹線道路から村までの道 村の集会所?

▼ インドネシア ケイ島旅行に行きたくなったら・・・物価の目安にどうぞ。

旅行時期:2015.9月
100インドネシアルピア=約0.82円


■交通:送迎車 200000ルピア(空港-コースターコテージ)
■宿泊:コースター・コテージ  220,000ルピア 食事 30,000~40,000ルピア

■成田-ジャカルタ航空券 直行便で燃油サーチャージ込み60,000円前後~。(参考:海外格安航空券の検索・予約 YAZIKITA)
 ジャカルタ-ラングール航空券 片道15,000円~20,000円(予約クラス・レートによる。)
  たまたまアメリカの利上げ観測に伴う新興国通貨の巻き戻しルピア安で安く行けた。
 
 ケイ島へはマルクの州都アンボンの空港を経由しないといけません。
 飛行機以外にペルニ船もありますが、船は直前にならないとスケジュールが出ないため、
 時間に余裕がある人じゃないと使いにくいです。
 ジャカルタとアンボンを結ぶ航空機は、マカッサル経由の物もあるので注意が必要です。

私はエイビーロードで金額をざっくり把握、アタリをを付け、個別の代理店に問い合わせます。


旅程を立てるために参考にした本やウェブサイト
Lonely Planet Indonesia

マルク州の情報が唯一載っているガイドブック。分厚いので私はこのガイドブックは切り刻んで必要な箇所のみを持っていきます。
重い荷物を持ち歩きたくない場合は、電子書籍版を購入するか、oney planetの公式サイトで売っているpdf版を必要箇所だけ 購入することも可能です。
ジャカルタなどと違って離島は急激に発展しないので、古い情報で旅しても問題は起こらないです。 むしろインドネシアの人は日本人に親切なので、指さし会話帳などを駆使しながら頼り切るのも有りですよ。


coaster cottage[英語]
savana cottage[英語]
agoda
ケイ・クチル島の欧米人に人気の宿2件の公式サイト。
宿泊案内の他、島の観光情報も掲載されていて参考になる。
ジャカルタの宿を予約。スカルノハッタ国際空港付近のトランジットホテルが豊富。