機上から見下ろしたスネークアイランド
【ゴダン島からみたER島。】

なぞのペリカン島ツアーの翌日、気を取り直してシュノーケリングツアーに行くことにした。
ケイ島周辺でシュノーケリングに最適の北のER島、GODAN島、NGAF島の3島を巡るプラン。
3~4時間程のツアーだと案内に書いてあったので、出発時間を9時で約束したのだが、
ボートに乗り込む直前に「はい。」と弁当を渡された。
あれ?3~4時間だったら、昼前に戻るんじゃないの?

ペリカン島ツアーでは2人でやって来た船頭も、今回は1人。よく見たら昨日と同じ人だった。
昨日は参加者にインドネシア人がいたので意思疎通がスムーズだったが今回はそうはいかない。
しかし、今回は船頭のテリトリーの範囲内なので、縄張りに関するトラブルは起こりようがない。

今日こそと、シュノーケリング道具フル装備で弁当片手にボートに乗り込んだ。

ゴダン島の前にできた島にペリカンの群れ
ゴダン島にもペリカン。
(clickで拡大)
コースターコテージを出たボートは北西に向かって一直線。まず最初にゴダン島西側の白砂のビーチにつけた。
ちょうど干潮にさしかかっていたので、ぐるりと10~20mくらいの幅でビーチが顔を出しており、 船頭は「自由に散歩してこい。」という。

浜には人影が全くないのだが、枝を物干し状に組んだものが置いてあったりして、人の往来がないわけではなさそう。
言われるがままに島の西側を歩いて行くと、沖には養殖場が浮かんでおり、浜に残された一基の基地(?)で 釣りを楽しんでいる若者が2人。もしかしたら島の裏側には集落があるのかも。

しかし、海藻だか、真珠だかの養殖基地があるほかは代わり映えもない白い砂浜が続いていくだけなので、適当なところでUターン。
歩いているうちに潮がさらに引き、ふと目線を海にやるとゴダン島とER島の間に陸地が現れていた。

そこにいたのです。ペリカンが。わざわざワーバル島くんだりまで行かなくても見れるのだ。
「散歩してこい」ってのは、ペリカンが飛来する時間を見計っていたのだ。

ワーバル島は干潮時に現れる真っ白な蛇状のスネークアイランド自体が幻想的な雰囲気で、綺麗。
それに飛来するペリカンの数もあちらの方が多いようで、そなりに行く価値はあるとは思う。
だけど、船頭が地元の人ではないので、そのあたりがネックになる。
入島料しかり、潮目や波の状況しかり。ボートの燃料代もかかるし、十分考慮されたほうがよいです。
とにかく遠いから、へたすると行くだけで1日がほとんど終わる。

さて、ペリカンを見たあとはシュノーケリング。
ケイ・クチル島近辺で最も珊瑚礁が生息しているのがこの近辺なのだ。
比較的海流も穏やかで船が流されることもないようで、錨を落とし、船頭さんまで泳ぎだしたくらい。
珊瑚礁は割と広範囲にわたって広がっていて、美しさではバンダ島には劣るがまあまあ楽しめる。

ただし、回った2カ所のポイントのうち、2カ所目は海水温が低めで、ラッシュガードでは長く耐えられず、
トータルで1~2時間くらいで船に戻ったように記憶しています。

シュノーケリングの次はお待ちかねのランチ。ランチはNGAF島(ンガフ島でいいのかな?)でとる。
この小さな島もケイの他の島と同じく貝と珊瑚でできた真っ白な浜を持ち、周辺ではやはり海藻の養殖をしていた。
浜について早々に姿を消した船頭だったが、小一時間ほど経つと一人の女性を連れてきた。

「彼女は俺のファミリだ。」との紹介される。インドネシア語でファミリとは親戚のことだ。
前日にランチを取るために上陸した島で1万円以上の入島料を請求されたわけだが、
ここは船頭の親戚が働く島であり、我々は船頭にお金を落とすお客。当然お金など請求されない。

そして、「養殖場とか浜を散歩してこい」という船頭に従い、小さな浜をぶらりと散歩。
この浜には砂浜と同じく真っ白い甲羅を持った蟹が生息しており、この見学もコースの一つなのである。
散歩と言っても小さい浜なので大して時間は必要ないが、彼の昼寝時間も含まれるのだろう。
ランチと合わせて2時間ほど島に滞在したところで、島を出発した。

ンガフ島沖の洋上
ンガフ島、ケイ島沖。
船が視界に入らないと焦る。
ゴダン島、ER島、ンガフ島の3島を巡ったし、これでツアーも終わりかなと思いきや、ンガフ島のすぐ沖、ケイ島との中間あたりで船を停泊。
またもやシュノーケリングである。
このときすでに午後3時を回っていて、かなり潮が満ちてきており、珊瑚礁までの距離がかなりある。
距離がある上に日差しも弱まってきており、視界は悪く、その上潮流がきつくて流されかねない。

宿で「沖のシュノーケリングポイント」として案内していた場所だが、単独で来れるような場所ではない。

海流に流されないように必死で泳いでいたが、時々顔を上げて船を探しても、船頭もこっちの動きを見ながら移動しているようで、 船がいたはずの場所にいない。流されてるのかと思ってかなり焦った。
潮流があるからこそ、いざというときにすぐに引き上げられるように、一定の距離を保って移動していたようだ。
でもそういうのもあとでわかった話であって、言葉が通じないとこういうところで不安が生じる。
大事がなかったからいいけど、せめてシュノーケリングは同行者とバディを組んで行動すべきだった。

ケイ島西海岸北部にある入り江
ケイ島北部の入り江の中。
引き潮の時なら遊べるかも。
ボートの船頭さんとボート
ツアーが終わる頃は日暮れ。
シュノーケリングを終え「あとは帰るだけ」と思ったら、最後の最後に映画ビーチのミニバージョンとうたう入り江の中にわざわざはいり、ぐるっとボートで一巡り。
シュノーケリングだけの3~4時間のツアーって話が、結構盛りだくさんで、宿に戻ったのは日も傾き掛けた頃だった。

ケイ・クチル島北西部の主な観光スポットをもれなくぐるりと回ってくれた形になる。
珊瑚礁でのシュノーケリングが3カ所に、蟹の島散歩、ペリカン、湾内ボートドライブ(これはおまけ)。
これでボート代は600,000ルピア。当時のレートで5,000円ほどだ。

前日に行ったワーバル島は、行って戻っただけで900,000ルピア。
さらに島に入るのに150万ルピアも取られたことを考えると、いかにばからしかったかがよくわかる。

もしもケイ・クチル島から1日だけ船で出かけるなら、北がおすすめ。
泳ぎが苦手な方やお子さんがいる場合は、シュノーケリングベストとか装備もそろえてからどうぞ。

マルク州ケイ諸島:北の三離島 ゴダン島、ER島、ンガフ島巡りのボートツアー

ゴダン島を散歩。人はほとんどいない手つかずの島。

ゴダン島の浜に停泊中の養殖用のボート
ゴダン島の西側の砂浜は全く人気がないのだが、沖に養殖用のボートが浮かんでいた。恐らく真珠の養殖ではないかと思う。(確かめなかったので不明。)小屋付きのボートで人が待機して監視してたりするのではないかと推測。
その小屋付きのボートが一艘だけ海岸に停泊しており、そこでお兄ちゃんが釣りをしていた。ボートのそばに明らかにそこで生活しているあとがあって、簡易なテントと鍋釜が転がっていた。
ほとんど誰もいないので(裏に人は住んでるかも知れないけど無人島かもしれない)、自分たちの足跡だけが砂浜に残る。静かなところです。

沖に浮かぶ養殖用のボート ボートを発泡スチロールで浮かせる 作業員用のテント。生活感有り。 誰もいないので自分たちの足跡だけが残る

ゴダン島西側のリーフ。ケイ・クチルで一番のシュノーケリングスポット

ゴダン島のリーフ シュノーケリング1
ケイ・クチル島周辺でもっとも珊瑚礁があるエリアがゴダン島とER島の間の海です。 場所によっては水温が低く、長いこと泳いでられませんが、この水温差が成長にいいのかも?
あまり深くないのでエイとかサメとか大型の海水魚は見当たりません。
魚の数はそう多くはないけど、季節性もあると思う。

←この項目の写真は全てクリックで拡大するようにしてあります。↓
ゴダン島のリーフ シュノーケリング2 ゴダン島のリーフ シュノーケリング3 ゴダン島のリーフ シュノーケリング4 ゴダン島のリーフ シュノーケリング5

ンガフ島でのランチ休憩と蟹浜散歩

白い甲羅の蟹
シュノーケリングを1~2時間くらいやったあとにランチ。昨日のツアーもそうだが、ランチの時間はかなり長め。ここいらの地元の人たちの習慣かも知れません。ランチの時間は引き潮だったので、潮が満ちるまで待つ意味もあったのかも。
ここの浜は真っ白い砂浜に合わせた真っ白な甲羅を持った蟹が生息しており、お子さん連れとかだと楽しめるでしょう。
浜では一人のおじさんが黙々と海藻の手入れをしておりました。船頭の親戚の管轄です。 海に沈める前のしかけ?も浜に並べてあった。

蟹をひっくり返したところ 砂浜に逃走する蟹 蟹浜
ER島で海藻の手入れをする漁師さん 何かを採っていたお兄さん 浜に干してあった養殖用のしかけ

ンガフ島とケイ・クチル島の間のリーフ。

ケイ・クチル島沖でシュノーケリング1
ンガフ島とケイ・クチル島の間にも珊瑚礁が広がっています。こちらは潮が満ちてから泳いだのと、日が落ちかけているためにリーフまでの距離が遠く、ちょっと暗い写真になってます。珊瑚に隠れてしまうような魚を追いかけるのが難しい。素潜りなので・・・。
満ち潮の時の方が魚が増えるけど、曇りがちだったので、明るさが足りなかったです。

←この項目の写真は全てクリックで拡大するようにしてあります。↓
ケイ・クチル島沖でシュノーケリング2 ケイ・クチル島沖でシュノーケリング3 ケイ・クチル島沖でシュノーケリング4 ケイ・クチル島沖でシュノーケリング5

コースターコテージの昼食:ツアー用のピクニックランチ

2人分のランチパケット。
ちゃんと少人数用のランチボックスもあって、そこにどかんとランチ。 人数が少なくなると品数が減ります。
ご飯、イカンバカール、アヤムゴレン、茄子の天ぷら。茄子の天ぷらは唐辛子醤油漬けにしてあり、これがなかなか美味い。
冷めてしなしなになった天ぷらの衣に唐辛子でピリッとした醤油がしみこんでいます。日本でも作りましたよ。
天ぷらをやった翌日のお弁当にいれたりするとよいですよ。スーパーの半額のお総菜を買って翌日弁当に入れるのもアリだと思う。

二人分のランチパケット アヤムゴレンとイカンバカール 茄子の天ぷらの醤油漬け 一人分を盛りつけたところ

コースターコテージが提示する周辺のアイランドトリップ情報の意訳(筆者の解釈)

ケイ群島 全体図
【ケイ群島全体図。クリックするとポップアップで拡大表示】
200を超える島へのボート、ホームステイのアレンジをします。 シュノーケリング、釣り、群島の姿を感じるのにおすすめです。
宿の南北の沖合に2つのグループの島があり、地元の漁師にこれらの島への旅を手配します。
ケイ・ベサール島、タミンバー・ケイ島、タヤンドへの航路の手配も可能です。

北の島への旅(Ngaf、Er、Ngodan)
シュノーケリングと2~3つの島巡りをする3~4時間のプラン。Ngof島ではランチと蟹の浜の散歩が楽しめます。 ケイ・クチル島周辺でシュノーケリングをするのに最も適しています。
料金:450,000~600,000ルピア/6人まで。 6人以上は大型船に変更。
南の島への旅(NaiとHoat)
シュノーケリングや真珠の養殖場などを巡る3~4時間のプラン。全てのシュノーケリングスポットを把握はしていないので、 泳ぎたい場所を見つけたら船頭に申し出る。
料金:450,000~600,000ルピア/6人まで。6人以上は大型船に変更。
Wap/Wabなどのケイクチル島南部
ほどんど一日中水の上にいる航路。昼食時間までにWap/Wabのビーチに到着するためにひたすら進む。900.000ルピアくらい。
タミンバー・ケイ島(Tanimbar Kei)
ケイ群島で最も昔ながらのケイの文化が残っている島。自然探索、シュノーケリングなどを楽しめる。 公共の交通手段が少なく、ボートと宿泊(民泊)を手配可能。要問い合わせ。
ケイ・ベサール島(Kei Besar)
火山、森林など手つかずの自然が残ります。釣りは東海岸、シュノーケリングは西海岸が適しています。 施設が整っていないため、交通手段と宿泊先を地元民の協力により手配可能。要問い合わせ。

コースターコテージ Rp 165,000~ 食事:朝30,000 昼・夜 40,000ルピア

Ohoililir Kei Kecil, Maluku
コースターコテージ:ニューコテージの部屋
ケイ・クチル島の西海岸沿いオホイリリアー村にあるビーチフロントの宿。
宿の目の前に真っ白な砂浜の海岸が南北4キロくらいに渡って広がる絶景が売り。 海は遠浅で波も穏やかなので家族連れでも充分楽しめる。
ただし、エアコンやホットシャワーはなく、発電機も備え付けられていないため、停電時はろうそく生活。そこそこのインフラがないと耐えられない方にはむかない。
部屋のタイプは4種類有り、タイプにより値段は異なるが、掃除が行き届いていて快適な滞在ができる。
持ち主が違う建物をボブとケティが管理を委託されて管理しています。

欧米人観光客に人気の宿で、長期滞在する人が多いため、繁忙期(クリスマス休暇等)はメールで予約をしておくと安心です。
シュノーケリングツアーなど各種アクティビティも手配してくれます。(詳しくはHP参照。)
コースターコテージニューコテージのマンディ ニューコテージの入口 共有ダイニング テラスからの海の眺め
ニューコテージのテラス ヴィラのテラス オールドコテージ ドクターの別荘

▼ インドネシア ケイ島旅行に行きたくなったら・・・物価の目安にどうぞ。

旅行時期:2015.9月
100インドネシアルピア=約0.82円


■交通:ボート 600,000ルピア/1艘
■宿泊:コースター・コテージ  220,000ルピア 食事 30,000~40,000ルピア

■成田-ジャカルタ航空券 直行便で燃油サーチャージ込み60,000円前後~。(参考:海外格安航空券の検索・予約 YAZIKITA)
 ジャカルタ-ラングール航空券 片道15,000円~20,000円(予約クラス・レートによる。)
  たまたまアメリカの利上げ観測に伴う新興国通貨の巻き戻しルピア安で安く行けた。
 
 ケイ島へはマルクの州都アンボンの空港を経由しないといけません。
 飛行機以外にペルニ船もありますが、船は直前にならないとスケジュールが出ないため、
 時間に余裕がある人じゃないと使いにくいです。
 ジャカルタとアンボンを結ぶ航空機は、マカッサル経由の物もあるので注意が必要です。

私はエイビーロードで金額をざっくり把握、アタリをを付け、個別の代理店に問い合わせます。


旅程を立てるために参考にした本やウェブサイト
Lonely Planet Indonesia

マルク州の情報が唯一載っているガイドブック。分厚いので私はこのガイドブックは切り刻んで必要な箇所のみを持っていきます。
重い荷物を持ち歩きたくない場合は、電子書籍版を購入するか、oney planetの公式サイトで売っているpdf版を必要箇所だけ 購入することも可能です。
ジャカルタなどと違って離島は急激に発展しないので、古い情報で旅しても問題は起こらないです。 むしろインドネシアの人は日本人に親切なので、指さし会話帳などを駆使しながら頼り切るのも有りですよ。


coaster cottage[英語]
savana cottage[英語]
agoda
ケイ・クチル島の欧米人に人気の宿2件の公式サイト。
宿泊案内の他、島の観光情報も掲載されていて参考になる。
ジャカルタの宿を予約。スカルノハッタ国際空港付近のトランジットホテルが豊富。