チドモ
【ロンボク島では馬車(チドモ)も公共交通機関として大活躍中。】

リンジャニ山の麓にある棚田が美しい高原の村テテバトゥには2泊滞在した。
何度も書いているがこの辺りにくる観光客は国内、海外を含めほとんどが日帰りでやってくるため、
宿泊する観光客が圧倒的に少ない。
なんらかの形で観光業に関わっている人はその少ない客をとろうと悪戦苦闘しているところがある。
私の様にすでに宿泊場所は決まっている場合は、今度は交通手段の手配で声がかかる。

行きのタクシー運転手に「ここまで迎えに来るから電話して」と名刺を渡されたり、
宿の管理人に「うちのオーナーが車を持っているから送っていける」と言い出すのは想定の範囲内としても、
別の宿の管理人などからも「うちの宿で車の手配できるから」と声がかかることが何度もあった。

インドネシアの田舎ではバイクを持っている人がオジェとして近距離輸送をしてくれるのは良くあることだが、
車を手に入れた場合も同じことのようで、自分の家族が利用するだけでなく、村人の足代わりをすることで、
その車の維持費を捻出しているようなところもあるみたいだ。

ガイドブックでは公共交通機関はバスとベモの乗り継ぎで時間がかかるからやめておけ的なことが書いてあるが、
テテバトゥならマタラムで事前に車を手配しなくても戻れるってことをここに一応書いておきます。
「車なんてお金がかかってもったいない!」というバックパッカーにはオジェの活用をオススメします。

コタラジャの市で取引されるハト
路上で取引されるハト。
コタラジャの月曜市。
「マタラムまで車はいらないの?」
しつこく食い下がるアブル(宿の管理人)をキッパリ断る。
行きにタクシーを使ったのはアンペナン空港にたどり着いた時間が昼だったから。
この日は朝からたっぷりの移動時間が取れるのだから必要ないのである。

アブルも雇われ支配人である手前、一応聞いていただけのようで、
「ベモは乗り継ぎに時間がかかるからやめたほうがいいよ。
 メイン通りの○×まで一気に行った方がバスを捕まえやすい。」

と、素早くオジェを手配してくれた。
 ※○×とはテララ地区にある交差点(村?)の名前。
  聞き取れなくて書いて貰ったけど、達筆すぎて読めなかった。Pで始まる。

この日は月曜。ちょうどコタラジャの市場に寄ってから帰ろうと思ったんだけど、
あまりの素早い対応に「ま、たいした市場でもないだろ」とアブルを止めることもせず、オジェに乗ることにした。

ここで補足しておくと、まずガイドブックにはロンプラ(英語版)も地球の歩き方もテテバトゥへの交通手段は
ロンボク島のメインロード沿いにあるポモトンと言う町でバスからベモに乗り換えコタラジャに行き、
コタラジャからさらにオジェかチドモに乗り換えると書いてある。
特に地球の歩き方はロンプラのまねっこ記事しか載せないので参考にならない。
一応、そんな大回りをしなくてもテテバトゥにたどり着けると申し添えます。

もしマタラムから行くのであれば、ポモトンの手前、地図で言うとテララのちょい手前の交差点でバスを降りると
そこにオジェが待機しているので、オジェで一気にテテバトゥに行けば楽です。
村の名前を書いて貰ったメモを紛失したのですいませんけども、バスの車掌に頼めば下ろして貰えるハズだ。

綺麗に舗装されたまっすぐな道
コタラジャまでの道路は、
綺麗に舗装されて快適。

KEDAI Makanという食堂
KEDAI Makanという食堂。
ここでオジェに乗り換えが近道。

TERARAの軍の建物
TERARA地区の軍の建物。
道を挟んで食堂の西にある。
ちなみにその道はメインロードからテテバトゥへの最短距離なので、
観光バスやタクシーも必ず使う綺麗な舗装道路です。
KEDAI Makanという食堂が目印ですが、看板小さいから見つけにくいかも。
食堂の手前には軍の所有するブルーの平屋建ての建物があって、
「KOMANDO DISTRIK MILITER1615」「KOMANDO RAYON MILITOR1615」と、 軍の施設ですよ!という看板が立っています。
1615は番地なのか、建物の番号かはわかりかねますが。

ともかくその軍の施設の前で降りてオジェを捕まえれば楽チンです。
風きりながらバイクでびゅーーっと15分くらい?一気にテテバトゥです。
荷物も運転手がバイクと足の間に挟んで持ってくれるので疲れません。
雨にさえ降られなければ快適なので、是非試してください。
特に一人旅はタクシー使うのもったいないし~。

さて話は戻ります。
テテバトゥからテララまでオジェで一気に降りるつもりだったのですが、
コタラジャ付近にやってくるとただごとではない騒ぎになっていた。
道路中に人、馬車(チドモ)、オジェがあふれ、大にぎわい。

「ね、ちょっとここで止まってくれない?15分でいいから!」

週に2回、月曜と水曜に開催されるというコタラジャの市。
周辺の村々の生活を支える市と見られ、
生鮮食品、生活雑貨などがずらりと並んでいた。
中でもテテバトゥらしいと思ったのがたばこ屋さん。産地直売である。

市場の規模は日本の中堅スーパーマーケットくらいのもので、
観光客がちょこっと立ち寄るのにちょうど良い大きさです。
テテバトゥ滞在に月曜、水曜がかかった場合は是非是非 コタラジャに足を伸ばしてみてください。

ちなみにテテバトゥからテララ付近のメイン道路までのオジェは15000ルピアです。
市場ストップで待って貰ったので20000ルピアに上乗せして払いました。
タクシーだと停める場所がなかったし、結果的にオジェで正解だったなぁと思ってます。

テテバトゥの写真館

コタラジャの月曜市場

白くて立派な毛並みのハト
テテバトゥには小さな雑貨店はあっても生鮮食品類を売る店がありません。 恐らくテテバトゥだけでなく周辺の村がみなそうだとみえ、週2回の市にはそこら中から人が集まってくるようです。
敷地内では生活雑貨や野菜、生鮮食品類などがずらりと並べられていますが、 驚いたのはマグロを売っていたこと。冷蔵庫もない炎天下の市場で海の魚を売るとは・・・。 傷まないウチに調理してしまうんでしょうねぇ。
ハトなどの生き物は敷地外で売っていましたが、さすがに牛などの高級家畜はおりません。 どこかの店に肉塊になってあったかなぁ?

タニシ マグロも売られている。 野菜売り ロンボク島の料理に欠かせないロンボク(唐辛子)

テテバトゥのメイン産業は葉っぱビジネス

煙草の葉をうる親父
お隣のバリと比べてロンボク島自体が観光業は遅れている感が否めないところがあります。 一応、棚田とリンジャニを眺める目的で観光客は来る物の、それほど多くもありません。
滞在中思ったのはテテバトゥで潤っているのは煙草に関わっている人かなぁってことです。 なんか煙草農家と見られるおうちは豪邸が多かったんですよねぇ。
コタラジャからテララまでの道すがらは特に煙草農家も葉っぱ御殿も多かったです。 テテバトゥで売られている煙草は巻きたばこです。

ちなみにテテバトゥではカゴメの青汁用のアシタバ畑もあるそうです。
アシタバは日本では八丈島とか温暖な島でよく食べますけども、 まさか健康食品用に海外で生産をしていたとは・・・。
確かにロンボクも火山島だし、水も豊富で温暖。年中栽培できそう。
日本の健康ブームをインドネシアの人が支えていたのですね。

煙草を乾燥するための倉庫 瓦作り 瓦を乾燥しているところ
【左から、煙草を乾燥するための倉庫、瓦工場、瓦を乾燥させる棚】

▼ インドネシア ロンボク島旅行に行きたくなったら・・・物価の目安にどうぞ。

旅行時期:2011年4月~5月
100インドネシアルピア=約1円


■交通:オジェ(テテバトゥ-メインロード) 20,000ルピア 、バス(テララ-マタラム) 20,000ルピア
■その他:クルポン(餅菓子) 2,000ルピア、ロンボク 2000ルピア、煙草 10000ルピア

■成田-ジャカルタ航空券 直行便で60,000円前後~。(参考:海外格安航空券の検索・予約 YAZIKITA)
■ジャカルタ-ロンボク 9000円くらい~。
 バリ経由なら便数も多いので、日本-デンパサール-ロンボクの方が便利かも。

私はエイビーロードで金額をざっくり把握、アタリをを付け、個別の代理店に問い合わせます。