そのお休みのクリスマス・・・。「さすがに列車の窓口は大丈夫だろう」と淡い期待を込め、今度は駅の予約窓口に向かった。列車がだめなら今度はバス。でも、列車も政府系なんだけどね。

ミャンマーレイルウェイ予約センターはヤンゴンの中心部にある。大きな公園のような敷地内に入ると、ミャンマー語で書かれた黄色い看板を掲げた木製の掘っ立て小屋がずらーーーーっと並んでおり、窓口の前で切符を求める人々がちらほら。

しかし・・・うーーむ。読めんぞ。これは・・・。自分が解する文字は一つもない。ミャンマーだからミャンマー語が当たり前とはいえ、・・・数字もわからないとは。てってごわいっ。

「あの~、マンダレー行きの窓口は?」と数回に渡ってこの質問を繰り返し、最終的に行き着いたのは駅長室。そして、駅長さんに切符の購入を尋ねると、さらに奥の部屋に通される。外国人は地元民と料金も違うし、パスポートの情報も必要だしいちいち時間がかかる。だから、オフィスでゆっくり椅子に座って待てと。そんな感じだ(※翌日マンダレーの予約窓口で切符を買ったときも、中に招かれ椅子に座って手続きでした)
ヤンゴンの駅
【ヤンゴン駅(撮影OKか?)
ところで、切符を待つ間、ずっと駅員のおじさんと話をしていた。

さすがにクリスマスでも列車が運休の訳はなく、「交代で休みを取っているんだよ。」とか、「日本には二回行ったよ~。新幹線ってすごい!」とか、そんなたわいない話。
日本でも海外でも公務員って堅いイメージがある。そして今朝「政府系は休み」なんて高飛車なことを言われたし、いわゆる発展途上国と言われる国だと公務員が裏金請求したりするのが常で、だからこのおじさんの柔らかい物腰がやけに印象的。

淡い茶系のそろいのシャツにロンジーを巻き、シャンバッグを提げたその姿が、我々がイメージするミャンマー人そのもの。

そっか。公務員の制服にありがちな無愛想や横柄って雰囲気がないってことかも。

十数分後、手にした切符は最近なかなか見れない手書きのもの。なんか、ほんのちょっとしたことに馬鹿みたいに人の体温を感じる。

「ありがとう。じゃあ、今晩またここに来ます」

笑顔で手を振りその場を去った。
私はヤンゴンを首都としては地味といったけど、東南アジアで一番空気がゆ~ったりと流れているとこかもしれません。 (いや、まだラオスを見てないが)

[写真とコメント] ヤンゴンほっつき歩き

I シュエダゴンパコダの南入口

南門から入ります。
長い石段
日本のどんな小さな町でも神社があるように、ミャンマーにはどこに行ってもパコダがあります。 パコダは日本のものに例えるとお寺と言えます。
ヤンゴンのダウンタウンから歩いて30分ほどなので、散歩がてらに歩いてくる旅行者も多いです(私もそうした)。 石段の中腹あたりに受付小屋があり、外国人は5ドルの入場料を払います。車で来た人の駐車場がここなので、徒歩の人も一度ここに立ち寄らないといけません。お金を払うと日付を入れたシールを胸に貼ってくれます。 このシールが宿の壁にやたらとぺたぺた貼ってあったなぁ。そういえば(みんな行くとこってことだ)

II 寺院の修復

寺院修復のアルバイト?
パゴダの裏を見てびっくり。ボランティア?
シュエダゴンパコダのシュエとはゴールドという意味。塔には金箔がべたべた貼ってあります。始めは、小さかったものがどんどん大きくなり、現在の高さは99.4mだそう。塔の土台の部分には銀箔が貼ってありました。
この日は櫓が組まれ、修復している真っ最中でした。遠くからパコダを眺める分には光り輝いて見えたのですが、近くで見るとこんな感じです。
修復の人は若い人が多いので、学生アルバイトかなにかと思ってしまいましたが、ウラに回ってびっくり。そろいの制服を着た人がびっちりで、黒く変色した銀箔を一生懸命磨いていた。
「囚人の強制労働では?」と言う考えもありますが、ミャンマーでは、お寺に寄付をしたり、奉仕したりすることで自分も徳を積めると考えて一生懸命奉仕活動をする人も多いので、ボランティアかもしれませんし、出来心で悪いことをしてしまった人がこうやって社会貢献しているのかもしれませんし、ほんとのところはわかりません。
でも、パコダに貼られた金箔も、塔にちりばめられた宝石も、一般の人々の惜しげもなく自分の財産を寄付したものがたくさん含まれていることは間違いありません。

III 偶然であった出家式

男の子達の出家式
出家式の行列
ミャンマーでは、ほとんどの仏教徒が子供の頃に一度出家して仏門に入る。 剃髪して一時的にせよ仏門に入るのは男の子だけで、女の子は儀式だけだそう。 シュエダゴンパコダで偶然にも2組ほどの出家式に遭遇し、周囲の外国人は大喜びで写真を撮りまくり(←おまえもだよ)
まるで歌舞伎役者のような派手な衣装に派手なメーク。このあと彼らはシンプルなエンジの袈裟を身にまとい、ちょこちょことパコダを走り回る小坊主になるんだなぁ。(その後は俗世に戻ったり、そのまま修行したりいろいろだそうです)

IV 最後はお食事

おいしかったミャンマーカレー屋。うまーーいのだ"
ヤンゴンではカレーを食しました。このごろは食事場所を選ぶのにインターネットを駆使し、特に現地に駐在している駐在員のコメントを参考にします。
やっぱね~、海外駐在って大変ですから、食事など仕事以外に情熱かけている人って絶対に多いんですよ。
そして、食事時間帯に地元民であふれかえっている店が○。
203(店の名前はないので、番地で呼ぶそう)のカレーは「え?ミャンマーカレーって美味いじゃん」って思うこと請け合いです。
普通のカレーや 美味いカレーや ミャンマーカレーはちょっと味が濃い