私はパークバラーの港で、リペ島行きの船の片道チケットとリペ島の宿泊を2泊手配していた。

「アダン・リペ島行きの船は途中のブロン島で下船もできるのよ。」
「往復買った方が割り引きがあって得だよ。」

少しでも売り上げを上げようと売り込みはしつこかったが、帰路も同じルートじゃ面白くない。

そもそも今回の旅はタイからマレー半島を南下しているので、選択肢の少ない海路といえども後戻りはしたくない。
行きに失敗したサトゥーン航路やランカウイ航路の望みを捨てたわけではないのである。

パタヤビーチで適度に遊んだ後、散歩ついでに島の北部に向かうことにした。
ビーチに沿ってひたすら西に向かっていくと、北に延びる脇道を発見。

「ここから島の裏に出るんだな。」と、ひたすらその細い獣道を歩いて行った。

しかし、この獣道。
両脇には1メートルほどの雑草がぼうぼうと生い茂っているし、少し先には薄暗い雑木林が広がっているし、
さらに昼間ですら、数人の人間としかすれ違わない。
コレじゃ夜には人気が全く無くなるし、襲われでもしたらどうしようもないですね。夜に1人で歩くなんて不可能に近い。

それを考えると宿探しは昼間のうちにしておきたいところだ。やっぱり、午後の船で来る人は宿の予約はしとくのが無難かも。

15分ほど歩いたところで、レストランやバーが現れた。
辺りには何件か宿泊施設も、インターネットカフェもある。当時としては島でネットって結構画期的だ。
更にそこは旅行代理店も併設しており、壁のポスターには、アダン-ランカウィ高速艇の文字。
やった!ランカウィに行けるかも~♪

結局、そのポスターに関してはぬか喜びもいいところで、ランカウイ航路は運休中だった。

「リペ島からサトゥーン行きの高速艇は毎日あります。でも、サトゥーンからランカウイ行きの船には同日乗り継ぎはできないから サトゥーンに泊まらないとだめ。」

いいです、パークバラーに後戻りじゃなきゃなんでも。

やっぱサトゥーン航路はあったのだ。
バスの運ちゃんにパークバラー航路ばかり案内されたたが、パークバラー発の方が本数が多く、午後でも船に乗れたからだろう。
どうもサトゥーン航路の高速艇はマレーシアの船っぽかったです。

民家
島の中部と北部は民家多し
アンダマンリゾートの前
アンダマンリゾートの前
違う航路の船を見つけられたことで、小躍りしながらその場を去り、再び島巡りを開始。
レストラン、旅行代理店を抜けるとすぐ、島民の生活空間である集落に入り込み、 そこをつっきったところで、北部の海岸にたどり着いた。

パタヤビーチからおよそ30分。 白砂のビーチには無数の小枝が散らばっており、美しいという形容はおおよそ似つかわしくない海岸だったが、更にそのまま海岸に沿って歩くと、 今度は見渡す限りの美しい白砂のビーチが現れた。

おお、ここがアンダマンリゾートか~。

ひとけのない広いビーチ、レストランの前にいかにも計算ずくで飢えられている椰子の木、そして、レストラン棟を起点にして、海岸に沿うように広がっている日当たりの良いコテージ。
絶対に、パタヤビーチよりもこっちがいいっ。

すかさず宿のママを探し出し、空き状況を確認。
さすがに人気のようで連泊は難しそうだが、「1泊ならなんとかなるだろう。」という。
旅程は未定の旅行者は多いし、きっと明日チェックアウトする人がいるはず。
空かなきゃそのままサトゥーン行きの船のチケットを買うだけのことだ。

翌朝、アンダマンリゾートまで確認に行くと、2つのコテージが空いたという。速攻で宿替えである。
リペリゾートをチェックアウトし、更に翌日のサトゥン行きの高速艇の予約を済ませ、荷物を背負って宿替え。

後は、ひたすらビーチで、コテージでごろごろしている島の休日。書くことなくってすいません・・・。

リペ島北部アンダマンリゾートの休日写真

I 村の様子から

村1井戸なんかある 島民の民家は島の内部にあるのだが、海岸沿いにあると雨期の間に波が高くて困るからだと思われる(←船が出ない位だから困るという生やさしいレベルではないと思うが)
下の段の写真は、魚を捕る仕掛網。入り口が細く、奥に向かってえぐれているので、一度入ったら出られない仕組み。海の底に沈めて1日おいといて、夕方引き上げるのでしょう。

仕掛け網 村の様子2 おじいさん

II アンダマンリゾートで食べた数々のもの

うまくないパッタイ リペリゾートの食事が豪勢だっただけに、ちょっとがっくり来てしまうアンダマンリゾートの食事。
向こうは身内が漁師なんだか、漁師と提携しているんだかって感じでしたが、ここはその日に必要な食材を漁師さんから買ってるんじゃないかな。
ちなみにパッタイとカオパットはポーク、晩ご飯はイカフライ(結構うまい)、蒸し魚、ベジスープ、そしてご飯。 ラノーンの超うまいパッタイを食べた後では、どんなパッタイもかすんでしまい、まずく感じる。
右下のおやつは、宿泊しているコテージのすぐ近くの崖の上に建っている茶店のチャオレーサラダ。
簡単にいうとフルーツをクレープで包んだモノと、揚げ餅です。郷土料理ってとこですかね。

器がすごいおおごちそう。 カオパット チャオレーサラダ

III 島のそとをのぞむ

桟橋 ボート 左の写真は、桟橋の残骸。本土からくる大きな船から直接荷下ろし出来るように作ったのだろう。等間隔で並ぶコンクリートの足がただ並んでいる。波が高すぎてだめなんだろうなぁ。
右の写真の奥に見えるのがアダン島。これまた特にコメントなし。

IV 宿泊したアンダマンリゾートの各施設

アンダマンリゾート宿泊棟 アンダマンリゾートのコテージは、見た目だけでなく、風通しがよく、且つ床下は砂浜。そして、コテージの前は開けているし(目の前が林の所もあるが、間隔が広いので気にならない)、エアコン付きの部屋に至っては、目の前がビーチ(しかも、ほとんどプライベートビーチ状態)。
私の宿泊した宿は、回収屋さんの写真の背後を見るとわかるように、目の前が杉林だが、コテージのすぐ左がビーチだし、杉林も特に威圧感を感じないし、まあまあです。
ちなみに、回収屋さんとは、ビニールシートなど、島ではなかなか手に入らない備品を、宿のゴミ収集前にこっそりもらいに来る子供たちです。捨てて行こうと思っていたレジャーシートを差し上げました。 

エアコン付きコテージ アンダマンリゾート宿泊棟2 回収屋さん

IV アンダマンリゾートでの1日

ビーチとしま 左下の写真は、丘の上の茶店から撮ったショット。午前中にリペを出て、パークバラーに向かうフェリーなど、いろいろな船を見物していました。
また、右下の写真は、ごろごろしていた砂浜から。写真の右手にある林が宿泊したコテージの目の前。でも、ビーチに近いし、レストランなどが遠くて静かです。(レストランに近くても静かな島ですが)。

丘からの眺め アンダマンリゾートの庭? ごろごろしたビーチ