宿泊事情概要

ベトナムには超一流と呼ばれる様なホテル、格安で旅人が沈没してしまうドミトリーが中心の宿という
対極をなす極端な宿泊施設があまりありません。

私が若い頃にベトナムから足が遠のいた理由の一つに安宿の少なさがあったかもしれません。
他国に比べて「"格安のゲストハウス"が少なくて高い!」って思っちゃったんです。
7年前は個室は8ドル前後でしたが、2009年は15-20ドルってとこかな。
例えばお隣のカンボジアは3ドルで個室に泊まれるのに・・・って(今はもっと高いと思います)。

でもカンボジアやラオスに比べて高いのには理由があって、エアコンやホットシャワーはついていたり、
フランス統治時代のセンスが残るバスタブ付きのおしゃれな格安プチホテルだったりしたのです。
だから「OLさんの旅行に受けるわけだぁ~」って自分もOLだったくせに口を開けて見上げていました。
「ええ?この値段でこの部屋に泊まれるの~?」って。
高級なコロニアルホテルの代表格はホーチミン(サイゴン)のレックスホテルなどかな。

どの町でも旅人の数に対して宿は供給過剰気味なので宿泊場所には困りませんが、
きっと逆に宿を選ぶのに苦労すると思うので参考までに私のコメントを紹介します。


フーコック島は政府がリゾート化に力を入れているだけあって高級リゾートホテルを続々建設中!
空港も大きくしてでかい飛行機とばすみたいだし、これからますます変わりますよ。
タイのピピ島みたいに騒がしくなる前に行くなら今のうちかも。

今回フーコック島で泊まった宿値段の割には超良かったので、ページの最後に長~く語ります(笑)
ロンスエンのホテルロンスエンの部屋 ラックザーの宿外観 フーコック島のグランドメルキュールラ・ベランダリゾート&スパの部屋
【左からロンスエンの宿、ラックザーの宿、フーコック島の宿】

ホーチミンの宿

エンプレスホテル (Empress Hotel):45ドル/泊(サービス料・税込)

136 Bui Thi Xuan Street, District 1, ホーチミン, ベトナム
ベンタイン市場から徒歩8分くらいの場所にある中級ホテル。建物は古いですが、手入れは行き届いているし従業員の対応もまずまずでした。スーパーのコープマートも近くて土産探しに便利。
翌日はミエンタイバスターミナルへ移動する予定だったので、ミエンタイ行きのバス通りが近いこともあってこのホテルにした。ドンコイ通りに買い物に行きたい方は立地が不便に感じるとは思う。
ファングラーオの安宿に慣れている人は距離感は同じです(ちょっと北にあるだけ)。

レックスホテルサイゴン (Rex Hotel Saigon):正規料金(ホテルにメールで予約)

141 Nguyen Hue Boulevard, ホーチミン, ベトナム
サイゴンの中心にある大ホテル。外観もさることながらネオンもきらびやかで昼間も夜も一日中目立っている。誰もが知っているホテルなので家族と待ち合わせするために宿泊。夜中のフライトだったので送迎を頼んでいたのに、旅慣れない身内が入国審査でもたもたしている間に運転手が帰ってしまった(飛行機で爆睡している間に入国カードが配られて入国審査で手間取ったらしい)。「フロントで何か言われなかった?」と聞いたら「一人で来たのかって聞かれただけ」だって。高いからってサービスがいいとも言えないと思った出来事。さすがに送迎代は請求されませんでした。[7年前のエピソードです]

フェニックス74:15ドル/泊(エアコンを使わないと12ドル)

74 bui vien ホーチミン,ベトナム
ファングラオ周辺は安宿が多すぎて気が遠くなるのでガイドブックを見て目指してみた。壁のペンキは塗り替えてあって丁寧に手入れされている。おばちゃんもにこにこ片言の英語で話しかけてくれて感じよかったし。冷蔵庫の中身をチェックインの時に確認してください!という張り紙に後で気がついて、飲み物が全く補充されておらず青くなりましたが、チェックアウトで特にもめませんでした。

ロンスエンの宿

ホテルロンスエン (Long Xuyen):280,000ドン/泊(1stクラスルーム)

19 Nguyen Van Cung ,ロンスエン,ベトナム 76-841927
ロンスエンの中心部、大聖堂のすぐ近くにある手頃なホテル。1stはバルコニー付きの部屋。スイート350,000D(1stの倍の広さ)、2nd260,000D(窓なし)、3rd240,000D(狭い)。1階には牛鍋が名物のベトナム料理レストランがあり、夕食時には地元民で大にぎわい。思わずホテルのレストランで食事をしてしまいました。メコンデルタ名物のCOCやBASAという名の魚を使った料理も食べられメニューも豊富で観光客の私も大満足でした。

ラックザーの宿

旅館ランフォン (Lan Phuong):200,000D/泊 

09 tu do -TP. Rach Gia Kien Giang,ベトナム tel: 077-3869903 マップ
フーコック島行きのフェリー乗り場のすぐ近くにあるゲストハウス。奥の風が通って快適な部屋に通してもらって嬉しかった。付近にはゲストハウスが数件並んでいるし、町にも手頃なホテルがあるので宿泊には困らない。
しかし、ラックザーはびっくりするくらいに食事をするところが少ない町だった。レストランは昔からあるHaiAu一軒のみ。中洲の市場近くに出るコムスーン(豚バラ焼きのせご飯)屋が唯一のうまいローカルご飯やだと思う(親父でにぎわっていないビアホイを見たのも初めて)。 フーコック島行きの高速船はベトナム人観光客で大にぎわいだけどラックザーには泊まらないのかも。

フーコック島の宿

グランド メルキュール ラ ベランダ リゾート (Grand Mercure La Veranda Resort):13,000円弱/泊(サービス料・税込:正規料金の約半額) 

Tran Hung Dao Street Duong Dong Beach, フーコック島, ベトナム
町から南に3キロ。フーコック島マップ ≫こちらのページ最下部に有

ウェルカムドリンク ラ・ベランダリゾート/フーコック島
フーコック島のグランドメルキュールラ・ベランダリゾート&スパの部屋
フーコック島のグランドメルキュールラ・ベランダリゾート&スパのプール
フーコック島のグランドメルキュールラ・ベランダリゾート&スパのプライベートビーチ
フーコック島のグランドメルキュールラ・ベランダリゾート&スパのレストランからの眺め
ベッドサイドスイーツ1:ラベランダリゾート/フーコック島
ベッドサイドスイーツ2:ラベランダリゾート/フーコック島
ベッドサイドスイーツ3:ラベランダリゾート/フーコック島
出発案内メッセージとお土産 ラ・ベランダリゾート/フーコック島
お土産の中身 ラ・ベランダリゾート/フーコック島
フーコック島のグランドメルキュールラ・ベランダリゾート&スパ 空撮
この宿に関しては値段の割にサービスが良かったので語っちゃいます。

ラ・ベランダ リゾートのこれは!と思ったサービス。
  • ウェルカムドリンクがちょっとしゃれている
    お、なかなかと思ったがこれはまだよくあるサービスですね。

  • ルームメイクが昼、夜の二回ある。
    案内を見たとき「少し過剰では?」と思ったが逆に毎回感激した。
    • 夕食から戻るとベッドサイドにちょこっとスイーツサービス。
      ベトナムの人は食後にデザートをあまり食べないためレストランのデザートメニューが寂しい。 「口直しに甘い物が食べたい」という外国人の欲求を満たす。抹茶マカロンが美味しい♪
    • 出発前日の夜には出発案内メッセージとお土産。
      こちらから頼まなくてもチェックイン時に渡した航空券でリコンファームをしてくれ、帰りの車を準備し、さらにその時間をメッセージで伝えてくれる。

  • フロントからの過剰な電話攻撃がない。
    don't disturbの札をノブにかけてのんびりしていると「掃除はしなくていいのか」とフロントから電話がかかるホテルがたまにある。出発前日の出発確認も電話で伝えれば楽なはず。 でも、電話嫌いの私は特に思うのですが、のんびりだら~っとしてるのを電話で邪魔されるのイヤなんですよ。 だから必要なときは呼んでくださいっていう間合いをとりつつ、逆に聞く必要もないところが楽だった。

  • 地元への配慮がなされている。
    ホテル案内の中に地元民と習慣や考え方を踏まえマナーを守りましょうという項目があった。 写真を撮るときは断りましょうとか、ビーチでトップレスはだめですとか、寺院に行くときは袖のある服を着てくださいとか、こういうことをきちんと書いてあるホテルは私は初めてでした。
    タクシー支払いは30分以上も時間オーバーしたのに超過料金も手数料もとられなかった。(ん?これはドライバーに感謝すべきか?)

  • 手紙の敬称も気を遣ってくれる。
    これは私の超個人的な感情で欧米式にはマナーに欠けるのかもしれませんが。
    家族旅行でも友達との旅行でも段取り好きの私はいつも幹事です。
    だからホテルの予約やチケットの予約も喜んで引き受けます。
    e-mailで予約したならMr.冷風扇って返事が来ても「日本人の名前は男か女かなんてわからないかも」って思います。でも予約時にMs.って敬称入れてるのにMr.って返事が来ることもよくある。

    同じ名字の人間を同時に手配したら男の名前の予約が先で、私を後に入れ替えられることもあるし(これは日本の代理店だが)、細かいことですが相手の勝手な解釈には小さくいらだっていました。
    勿論、男性や目上の人を敬う習慣の国ではそれがマナーなんでしょうけど、手続きも段取りも支払いもすべて引き受けているこっちとしてみれば、ちょっといらっとしてしまうんですよ。「英語出来ないからやって」って言われる身としては・・・。

    だから出発案内のメッセージを見たとき、私の名前が先に書いてあって
    「こんなの初めてだなぁ」って妙に感動してしまいました。
    (「見るとこ細かいっ」って思いましたね、今。(笑))

ざっくり思い出すままに書いてみました。すべて大満足という訳ではありませんでしたが(例えばチェックインとウェルカムドリンクだけのためにバーまで歩いて行くならフロントで済ませた方が気楽。ああインドのタージマハルホテルは部屋でチェックイン手続きしたなぁとか思い出したりした)、でもオフシーズンの割引価格で、最安値のデラックスルームでもきっちりサービスして、リピーターになってもらおうという心遣いを感じました。

私だって英語が上手な訳でもないし、お客としてのマナーもなってないところもあるでしょうけど、
とにかく私のツボにはまるサービスの宿でした。

チェックアウト前夜のメッセージにも「是非アンケートにご協力ください」と書いてあったので、しっかり書いてきましたよ。あ、この宿は絶対にこれからのサービスに活かす宿だなって感じたし、安く泊まれて得した気分だったから協力したくなった。ちょっと次回行くの楽しみです。こうやってリピーターが作られるんだなぁ(←おまえのことだよ)。

最後にホテルの設備面の感想をざっくりと。

海のことなど
ロングビーチは風が強く波が高め。ビーチチェアでまったりすごす大人の休日向け。
島の反対側のサオビーチは波も穏やか。パラセイリングなどのビーチアクティビティもあり子連れの方はこっちがオススメ。
シュノーケリングやフィッシングはホテルのフロントでツアーを頼めます。
レストラン
朝食のブッフェは宿泊客の数の割にはがんばっている印象(でも高い)。
一番ラフでOKのガーデンレストランは雨に降られてコメント不可能です。
屋台や大衆食堂の定番料理もおしゃれにアレンジされて出てきた。
ライブラリー
日本語の本は4冊しかなかったので1冊寄贈してきた。
ブックオフに二束三文で売るなら旅人に読んでもらった方が役立つかも。
ネットサーフィン
日本語はブラウザで読み込めるが書き込み不可。速度は遅い。
無線が飛んでるので次回はミニパソコンを持っていこうと思った。
スタッフの英語
ベトナムの人のなまりは早くて声調が独特で聞き取りづらい。
問い返してしまうことが多かったなぁ。向こうも同じこと考えてるでしょうが。