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バンコクのソンクラン:シーロムの激しさ倍増!悪のりは外人多いカオサン。

バンコクの街角にいたかわゆい水鉄砲隊
【バンコクの街角にいたかわゆい水鉄砲隊:おばちゃんはこういうのに弱い (≧∇≦)】
バンコクの人気ホテルが毎日値下げ・バーゲンハンター

2014年ソンクラン当日。前日はスワンナプーム空港からペッチャブリーに行ったおかげで準備が足りず、
当日の朝水鉄砲を買いに行きました。ホテルから歩いて国立競技場近くのテスコで無事確保。

ちなみに日本を出発前にいろいろ調べていたところ、日本の旅行代理店エイチアイエス(H.I.S.)バンコク支店でソンクランセットなる物の販売をしておりました。
エイチアイエス(H.I.S.)のタイツアーで来た人や現地でオプショナルツアー参加者むけに販売していたのだと思いますけども、 セット内容が「水鉄砲+防水バッグ+防水スマホケース」の3点。プラスHISオリジナルのバンコクの地図付き。 売れ残っているようで980B→500Bと明記されていた。

水鉄砲はテスコで190Bくらいで売っていた長さ60cm、太さ15cmくらいの大型のもの。
スマホケースはソンクラン当日に似たようなビニールケースが路上で20B~40Bで売られてました。
もう一つの防水バッグはターポリン素材で、口の部分を折り曲げて水の浸入を防ぐタイプのもの。
メッセンジャーバッグがちょっとちゃちになった感じですかね。
それら全てにH.I.S.のロゴが入っており、まあ500Bだったら買ってもよいかもしれないくらいの代物だった。

当日のタイの若いこの姿を見ていると、ビニールケースに必要最小限のお金を直接いれて首から提げて、
手には水鉄砲のみ。バッグやカメラなどは水鉄砲戦争に参戦するのに邪魔でしょうがないってことか。
たまにスマホや携帯を入れている子もいたけど、その程度です。


外国人観光客としてはやっぱりカメラも使いたい。
海で使うために購入したパナソニックの防水カメラルミックスFT2も持ってますが、
ルミックスDX1の方がレンズが大きくてきれいな写真が撮れるので、
8年前にソンクラン用に購入したディカパック+DX1という組合わせにしました。

ソンクラン用のバッグは家に転がっていたスポーツショップのナイロン製の袋。
口の紐をきゅっと引っ張るとリュック状になる子供の体操着入れみたいなヤツ。
100円ショップとかにビニール製のものが売ってたらそれでもよいかも。
密封されないので中身に入る物は全てビニールで完全防護しないといけません。

容赦なく水をかけられるし、下手すると白い粉とかも付いちゃったりするので、
期間中は大事なバックは使っちゃいけません

一番いいのはタイの子たちのように身軽な格好で参加することだと思います。
今回、連れの一人が初日に携帯盗まれましたから。
企業などがお金を出して派手に騒いでいる地区は人出もすさまじいので、貴重品管理が大変なのです。
だからタイの子はお金を首から提げて歩いているわけですよ。

貴重品は高級ホテルに泊まってるなら金庫に保管。そうでなければ防水に気を遣いつつ身につけるべし。
(バッグに入れるなら、背中側は避けたほうが無難です。日本じゃ盗まれないんだけどね。)

2014年に流行のラインのキャラのタンク型水鉄砲
2014年はLINEキャラも流行。
著作権違反な気もする。
テスコで背中にタンクを背負うカニさん水鉄砲を購入しトイレで水注入。
ホテルから開いてるペットボトルに水を詰めてもってきていたのだけど、
それは補給用に回します。
それでも足りなくなるから結局途中で買うことになるのですが。

タクシーを拾うと、まずは最初の目的地カオサンへ。
かつては私も利用していた安宿街で、アジアを当てもなくブラブラしているような外国人が溜まっているので、 ソンクラン前日の12日くらいから調子こいて水鉄砲合戦が始まっていたりする。悪のりが激しい。
我々は12日の晩は中華街のレストランで食事をしたのだが、トゥクトゥクで通りすがった西洋人がすでに水鉄砲を抱えており、 トゥクトゥクからぴゅーっと攻撃を受けたくらいだ。

今ではカオサンはすっかりソンクランの名所になっており、外国人だけでなくタイ人も集まって賑わいます。
「タイの六本木」という愛称で呼んでいるが、それより百人町の方がちかいかな。

王宮前広場はもぬけの殻
閑散とした王宮前広場。
カオサンを抜けて、お次は王宮前広場のイベントに・・・と思ったら、
今年は王宮前広場はもぬけの殻。
もしかしたら、デモの影響でこの会場の利用をやめたのかもしれません。
この辺りはいわば霞ヶ関みたいなもので、政府機関が集まっています。

この日は民主記念塔の南側、市庁とワット・スタットの間の広場にお参り用の仏様が設置されていた。
たぶん治安を考えてこちらにイベント会場を移したのだと思われます。

何にも無い王宮前広場をやり過ごしチャオプラヤ川まで歩いてチャオプラヤエクスプレスに乗船。
サパーンタクシンでBTSに乗り換えて、今度はシーロムのソンクラン会場に移動しました。

いろいろあってパッポンで遅いお昼ご飯休憩を取りレストランから出たところ、ほんの1時間前はまばらだった
シーロム通りが水鉄砲や桶を持った人で埋め尽くされており、歩くのもままならないほどに。
さすがは眠らない街という感じで、夜に向かってあちこちから人が集結してきているようだった。

パッポンに着いた2時頃は1台だった放水車も2台に増えているし、消火栓に直接ホースをつないで
放水を始める人がいたり、カオサンとは騒ぐ規模が違った。
消防隊というより、街の消防団が放水車を伴って繰り出している感じですね。(それも数カ所。)
こんなとき火事が起こったらどうすんだっていう気もするけど、そもそも町中水浸しだから火事はないか。

最後にエイチアイエスがソンクラン地図に載せていたセントラルワールドプラザ前にも行ってみたけど、こちらは子供向けのイベント会場って感じ。移動式の遊園地や出店が出ている程度で水鉄砲は地味だった。

シーロムは地下鉄とBTSが交差しているという利便性もあり、かなりの盛り上がりを見せますが、
切符を買うのに行列したりしますので、時間には充分余裕を持って移動してください。
特にBTSは切符を買うのにコインだけしか使えないので、両替に大行列を作っていたりします。
新しい自販機に入れ替えればいいのにやらないところがタイなんですかね。(日本だったら絶対入れ替える。)


バンコクのソンクラン 写真レポ

カオサンのソンクラン

カオサンの入り口では荷物検査が行われている まずはお約束で行ったカオサン。通りの両端にゲートが設けられており、入場口では荷物検査が行われていました。(我々は検査されませんでしたが。)
何カ所かステージがあり、上から放水しているのは前に来たときと同じ。また通りにあるお店は大半がお休みしていて、路上で(水鉄砲に補給するための)水や飲み物、食べ物などを売っています。
悪のり外人よりタイ人の方が多かった印象です。

企業協賛のステージから放水 アイスケースの上から放水するこども 道路向こうから放水する子供

シーロムのソンクラン

シーロムのソイにはポンプ車まで出てくる。
シーロムだとかなりの確率で真っ白になる。
シーロムは前回、あまりのすさまじさに早めに退散したんですけども、今回はゆっくりと見て回りました。
メイン通りや路地裏の庶民的なお店はほとんどお休みで、食事できるところを探すのに苦労しました。パッポンの食堂が開けてくれたので助かった。
パッポンやタニヤの辺りではマッサージ屋、食べ物屋などが結構あいてまして、バーも入り口以外は防御する態勢を取りつつオープンしていました。

驚いたのは午後2時を過ぎた辺りからどんどんと人が増えていきまして、シーロム通りは歩くのも大変なほどになります。 人のながれについて歩くしかなく(それもゆっくり)、すれ違いざまに白い粉をべたっと顔につけられると。カオサンは水鉄砲がメインですが、シーロムは小さなバケツに白い粉を溶かして持ち歩くひとがいっぱいいます。だから汚れてもよい服でないとだめ。(乾くとはがれ落ちますけどね。)

消火栓にホースを突っ込んで放水したり、消防用ポンプ車が出てきたり豪快でした。そしてみんな喜んでそれに向かっていくという・・・。

パッポンに陣取った消防用ポンプ車 消防用ポンプ車で容赦なく水をぶっかけられる シーロム通りは夕方に近づくにつれ人がどんどん増えた シーロムのハズレの交差点も人波がすごい。
パッポンに陣取った消防用ポンプ車を背後から撮ったところ 喜んでポンプ車に突っ込んでいた人々 完全防備のバーの前で待ち構える子供たち シーロムで食べた昼ご飯

水鉄砲片手に車を待ち構える悪ガキ

水鉄砲片手に車を待ち構える悪ガキ ソンクラン期間中は自分のおうちの前などで水を貯めたポリバケツなどを準備し、通りすがりの車を攻撃する子供が出没します。(子供だけではないが。)
そして、通りすがる車やバイク、トゥクトゥクなどを見ていると、わざと減速して水をかけられてから走り去るのです。

バイクやトゥクトゥクがわざと減速して水をかけられる。 バンコクやチェンマイでは許可された(?)街に集まって馬鹿騒ぎしてたりしますが、地方に行くと、ピックアップトラックに水を積み込んで車同士で水鉄砲戦争をしたり、こうやって街角で待ち構えて、通りすがりの人を攻撃したりするのが主流。外国人慣れしているバンコクとチェンマイは外国人にも容赦ないです。

セントラルワールドプラザ前広場

セントラルワールドプラザ前広場 出発前に情報集めに検索したところ、HISがソンクランマップとしてセントラルワールドプラザ前を載せていたので一応見に行ったが、なんのことはない、いつものイベント会場ってかんじ。水鉄砲を使ってわーわー騒ぐのではなくて、テントの下にお店が出ていたり、観覧車などが出ているだけ。
水鉄砲を持っている人にときどきぴゅっと水をかけられることはあったけど、それだけでしたね。
観覧車などがでていてゆるい雰囲気 路上で売っている防水ケースとか、シーロムよりも高かった。こんなとこまで立地が影響するのかしらん?
シーロムは人が多すぎて、BTSで切符買うのも並んだけど、わざわざ来るほどではなかった。宿に戻れば良かったです。


おまけの中華街散歩など。

ワットトライミット
この日はバンコクに宿泊せず、寝台列車でチェンマイに向かう予定でした。
だから宿泊先はフォアランポーン駅目の前のホステルにしたので、中華街の近くを散歩してみた写真などをおまけに掲載。 あんまりお寺巡りとかに興味がないので、バンコクの寺はエメラルド寺院とワットポー、ワットアルンくらいしか見たことなかったけど、 今回はワットトライミット前を偶然歩いたので下から寺院の上の方だけ撮ってみた。朝から観光バスが乗り付けて結構な人でした。

そして、夜はフォアランポーン駅前の食堂で食事してから寝台列車に乗車。 運良く日本製の中古寝台車でした。所々日本語表記が残っていたりして、なんだか懐かしい感じです。

ヤワラーで朝食に食べた油条のあんかけ 油条のあんかけにセンヤイを入れてもらう あんかけ屋台の様子
フォアランポーン駅 フォアランポーン駅構内 チェンマイ駅で撮った寝台車。

@ フア ランポーンホステル

@フォアランポーンホステルの部屋 326/1 Rama IV Road Mahaphruttharam, バンコク

フォアランポーン駅の正面にあるゲストハウス。列車の旅の前後に便利。
きれいで立地が良く、洗濯機やネット環境が整い、値段相応。
ドミトリーもあるので節約派にも使いやすい。隣にも同レベルの宿がある。
直接予約も可能だがデポジットが必要なためクーポンサイト経由が便利。

もうちょっとちゃんとしたホテルに泊まりたければ、裏にあるバンコクセンターホテルがおすすめ。
古いホテルですが改装して値段があがりました。前の値段だったらここを使いたかったのだが。

▼ タイに行きたくなったら・・・物価と旅程の目安にどうぞ。

旅行時期:2014年4月
 1バーツ=約3.3円

■交通:タクシー 60B(テスコ-カオサン)、チャオプラヤエクスプレス 15B、
    BTS 25B
■食事:油条のあんかけ 40バーツなど
■その他:タンク背負い式水鉄砲 178B、水鉄砲用の水(タンク満タン) 5B
■宿泊:@ フア ランポーンホステル 1190B(hoteltravel.comで予約。現地払い。)

■成田-バンコク航空券 直行便で40,000円前後~。(参考:海外格安航空券の検索・予約 YAZIKITA)
 バンコクへはJAL、ANA、タイ航空などの直行便が飛んでいます。
 今回は日本が閑散期なので、スーパーエコ割でANAから直接格安航空券を買うことができました。
 チャイナエアラインなどの経由便を選ぶと1万円くらい安くもできますが、時間効率は悪いです。
 燃油サーチャージがかかる現在、経由便は燃油代がかさむのも考慮すべし。
 私はエイビーロードで金額をざっくり把握、アタリをを付け、個別の代理店に問い合わせます。