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バンコク近郊散歩:スパンブリー サムチュック100年市場(1)

サムチュック100年市場の入り口にいた山羊。食事に夢中。
【サムチュックの入り口にいた山羊。食事したいあまり蹴りを入れたり、すごかった。】
海外旅行はエイチ・アイ・エスのバンコクフリーツアーにて、バンコクから日帰りでいけるところ・・・と検討。
結局、バンコクの北西に位置するスパンブリー県観光に行くことにしました。初めての土地です。

スパンブリーというのはタイの元首相の出身地の上にバンコクからそう遠くないと言う立地もあってか
結構、いろんな観光名所があるらしいのです。
サムチュックの100年市場の後、スパンブリーの町を見て、さらに南下して地獄寺見学・・・ともくろみましたが、
さすがに個人旅行だと1日でここまで詰め込むのは相当の気合いが必要で、最後の地獄寺はいけませんでした。
(後で調べてみたらバンコク発の日帰りツアーではこの3カ所を回る物があるようです。車なら余裕。)

ともあれ、バンコク-スパンブリー県観光のレポートです。

サムチュックの入り口にある看板
入り口にはタイ語の看板。
スパンブリーへはバンコクから車やバスで2時間弱でたどり着きます。
最初の目的地はスパンブリー県のサムチュックにある100年市場(タラート・ロイピー)です。
名前の通り100年前の古い建物がそのまま残っている市場で、2009年度にユネスコのアジア太平洋地域の文化遺産保護プロジェクトコンテストで優秀賞を取ったそう。

市場を構成しているのはタイと中国の文化が融合した様な建築物で、
水上市場ではないのですが、市場の脇に流れるターチン川から運び込まれた食材や日用品が地域の人々の生活を潤したことを思い起こさせます。

ちなみにバンコク近郊には100年市場と呼ばれる市場は数カ所残っていて、
ここもその中の一つというわけ。

サムチュック100年市場へはロットゥー(乗合ワゴン)かバスで行けます。

サムチュックの看板の見取り図
運河にかかる橋をわたる。
市場の西に運河が流れている。
橋を渡って目の前。
カオサンに泊まっている人は、カオサンの近くのラチャダムヌンクラン通りにある
ロットゥー乗り場が便利です。
宝くじ売り場から西側(チャオプラヤ川方向)に向かった銀行前が切符売り場。
タイ語オンリーですが、「サムチュックのタラートロイピー」といえば通じます。
120バーツです。所要時間は2時間です。

100年市場のすぐ西のロットゥー乗り場が終点なので迷いません。
運河に架かる橋を渡ればそこがタラートロイピー。すぐです。

街中に泊まっている人はモーチット(北バスターミナル)が便利。
975番、954番のバンコク発ターチン行きのエアコンバスが市場横につきます。
それぞれバンコクに戻るバスが1日8本あります。往路も同じだと思います。
ただし、国道沿いを走るので川や市場の建物はバスの中から見えません。
その上、途中下車なので、車掌に「着いたら教えてね!」と頼むほうが無難。
土日ならタイ人観光客も多いので、気がつくかもしれませんが。

あとはスパンブリーの街経由で来る方法もあります。

ところで、ところで、このページ冒頭の山羊さんですが、運河沿いに放されていたのです。
もうすでに自分の手が届く?範囲の葉っぱは食べ尽くしてしまったようで、その態度がすごかったです。
白い山羊は自分の立派な角を木の枝に巻き付けて、木をなぎ倒そうとするし、
黒い山羊など、木の幹にどかどかと蹴りをいれていました。

あまりの凶暴さと食い意地のすごさに「うおおおおー」と声を出してしまいました。ビデオ撮りたかった(笑)
山羊っておとなしそうだけど、おそわれたら怖いもんだな~としみじみしたので、記念に写真載っけました。
市場とは関係なくてすいません。

まずはサムチュック100年市場の全体的な紹介です。食べ物などは次のページに掲載します。

サムチュック100年市場(タラートロイピー)の写真いろいろ

サムチュックの市場の中をざっくりと紹介。

サムチュック100年市場 ソイ1
サムチュックの100年市場は日用品を売る市場として今でも現役だと聞いて、 昔ながらの姿が残っているからこそユネスコに表彰されたということでしたが、 メインの入り口からのびる路地に関しては観光客を意識した店(ほとんど食べ物)が大変多かった。
その1本目の路地(一番南側)から少しずつ中に入っていくと、徐々に日用品を扱う店が増えていきます。
土日だったのもあり、タイ人向けの観光バスが次々に到着するので、時間によってはツアー客が少なくなった隙をつかないとなかなか食事のテーブルには着けないかも。タイミングをうまくつかみたい。
また、この日はスパンブリーの地元サッカーチームの試合もあったようで、サポーターたちも集結しておりました。

100年市場のお菓子屋さん100年市場の日用雑貨屋さんレトロな木造家屋が現存する雑貨屋さん
100特製の甘いワインでっかいソンブレロが特徴の帽子屋さんフェルトのマットのお店

サムチュック100年市場への国道側の入り口

国道側からサムチュック100年市場の入り口
国道側の入り口はこんな感じです。市場の東にターチン川が流れており、そこから路地を20mくらい歩くと国道にでる。なので国道側からは入り口の真横に来ないとわからないです。
昔から続く古い市場なので駐車場などはなく、大型観光バスは自分のバスの乗客が市場を見学して戻ってくるまでこの入り口付近に路駐しています。
もしバスでサムチュックに来るのであれば、ここで降ろされるでしょう。
川にかかった新しそうな歩道橋を渡ればそこが市場です。

大型バスが入り口にばんばん止まる ターチン川に架かる橋を渡る ターチン川を渡る橋を渡って降りる

市場周辺の川の様子

ターチン川の雄大な流れ
車などの交通手段が発達してなかった時代、物流の中心だった川。この川があったからこそここに市場ができたのである。
今は車にほとんど仕事を奪われてはいるんでしょうが、観光用にボートクルーズなどを出しています。
また、すぐ近くに消防船パトロール船の船着き場もありました。
市場を火事から守る目的や何かが起こって道路が寸断されたときに川から救出に向かう目的などで使われているのかもしれません。

消防艇がスタンバイ 船着き場。観光用ボートもでる。

徒歩用の入り口

サムチュック100年市場のメインの入り口
こちらは市場の南にある徒歩用の入り口です。立派なゲートはユネスコ効果かも。 同じようなゲートは北側の入り口にもあります。
乗用車が20台くらい停められる駐車スペースがあり、タクシーをチャーターしてきたら このあたりに車をつけてもらえるかもしれません。
しかし、このゲートや周りの土産物屋がなければ、建物を写真に納めるのに いい角度な気がする。
多くのタイ人観光客はこの門とその脇にある看板を背にして写真を撮ってましたけど。

▼ バンコクに行きたくなったら・・・物価の目安にどうぞ。

旅行時期:2012年9月
1バーツ=約2.8円

■交通:バンコク市内バス 25バーツ、ロットゥー バンコク-サムチュック 120バーツ
■食事:つみれ麺×2とコーラ 72バーツ、ちまき 25バーツ、コーヒー 15バーツ
■買い物:ぞうの足ふきマット 50バーツ

■成田-バンコク航空券 直行便で50,000円前後~。(参考:海外格安航空券の検索・予約 YAZIKITA)

バンコクは便は多数あります。安く行きたければ経由便や毎日就航していないマイナーな航空会社で。
時間が限られている場合は日本航空、ANA、タイ国際航空などの直行便がベター。
さらに午前発便であれば、到着日の夕食なども楽しめますが、航空券の値段は高め。
逆に深夜着便は値段は安いけど、深夜にホテルに着くので翌日移動が疲れる。
お財布事情と日程を考えて、チョイスしてください。
安いツアーの場合は航空会社が指定できなかったり、ホテルが直前まで決まりません。
でも、場合によっては航空券だけを買うより安い場合もあるので、ばくち覚悟で申し込むのも手。
運がよければ交通の便がよくて、サービスがよい航空会社に当たります。

今回の旅はエイチアイエスのバンコクツアーで行きました。