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フーコック島への玄関口。ラックザーの町をゆく。

ラックザーはキエンジャン省の省都であるにもかかわらず、ガイドブックでは扱いが低い。
歩き方なんてたったの3行しか書いてないし・・・。
フーコック島への玄関口ではあるのだが、ホーチミンからの飛行機が毎日数便往復する今、
船でわざわざ訪ねる旅行者もすくないのであろう。
実際船に乗ってみたら、ほとんどがベトナム人の旅行者で外国人は少なかった。

実際に町に行ってみたら確かに見所っていう見所もないようだし、案内するほどの施設もない。
ガイドブックに載ってなかろうとバイクタクシーや町の人に「港はどっち?」って聞けば用は足りるが、
レストランや食堂がむちゃくちゃ少ないので探すのに苦労しました。載せるネタがホントにない。

より大きな地図で ラックザー町歩き地図 を表示

ラックザーはgoogleで町歩き地図作ってみました。
地図には川が入ってないので航空写真の方が見やすいです。
もしかしたらロンプラには地図載ってるのかな?
今度見てみます。

ちなみにロンスエンからラックザーに行く場合、
7キロ離れたラクソイのターミナルに着きます。
ターミナル内ではバイクタクシーしか捕まりませんが、
外に出ればラックザー行きのミニバスが頻発。
安く済ませたければバス利用で。 バイクタクシーは宿に直行なので楽です。チケット売り場も連れてってくれたし。
(しきり屋の親父がいて若者に指示を出してくれた。
 値切り交渉にはまったく応じてくれませんでしたが。)

ラックザーの港は観光船だけでなく漁船も接岸される

蟹を物色する人々
蟹を品定めする
翌朝のことを考えて港付近の宿にチェックイン。散歩に出たらちょうど港に漁船が接岸していて、魚の水揚げをしていました。
ベトナム人は日本人に負けないくらいエビ・蟹好きだと聞いていたが、蟹がいっぱい~♪
籠が降ろされるそばから客が群がり、蟹を品定めしていく。

バイクに載ったまま交渉しするの男性、
手押し車にバケツを積んで大量買いする人まで。
一匹一匹自分の手で確かめて籠により分けるとその場で重さを量る。

市場で売られていた蟹はこれですかね~。

手押し車で買い物 港に接岸された漁船

イイダコも水揚げ。ここからメコンで運ばれるのね?!

イイダコを捕ってきた漁船
こちらはその場で売り買いが始まっていなかった漁船。
よく見るとすべてタコ。ロンスエンで見たイイダコです。
捕獲されたときに抵抗したのか、所々炭で黒く染まっていました。

タコを食べる民族は少ないので、外国ではあまり見かけませんもんね。
しかもこれだけ大量に見たのは初めてです。
こっちではたこどうやって食べるのかな~。

ちょっとだけ町の様子

町を抜けるメインストリート
ラックザーの河口付近は川が枝分かれして海に流れ込んでいるので橋がいっぱいかかっている。
橋の付近は風が通って涼しいからか、夕方になるとぼーーっと座って夕涼みする民衆多し。
この写真はなんの変哲もないけど、空がきれいだな~って。
昼間はバイクも少ないですが、夕方の仕事終わり時間にはバイクの海に車が埋まっています。 車の数が少なすぎて立場がないかんじ。

河口付近の涼しげなようす

河口付近は夕涼みの場
河口付近に「レストランです!」って言える唯一の食事処がある。
ほとんどの人がオープンテラスに陣取る。そこでパチリ。
カフェも少ないんですよ。国道沿いに1軒だけ見かけましたが。
このお店は夕方から地元親父の宴会場になっていました。
「モッ、ハイ、バー、ヨー!!」 まるで体育会系。乾杯の音頭がぴったりそろう。
飲み会のノリは日本そっくりです。たのし~。

ラックザー名物?!アヒルの丸焼き

アヒルの丸焼き
食事処が少ないラックザーですが、アヒルの丸焼きを売るテイクアウトのお店がやたらにあった。
こんがりと焼かれたアヒルちゃんが次々と解体されて消えてゆく。
みんな仕事帰りに立ち寄って買って帰るのです。
アヒルオンリーなので買って宿で食べるっていうわけにも行かず、
かといって近くに食べさせてくれる食堂もない。
気になったなぁ。これは。ラックザー名物なんかな~?
漢字の看板が多かったので華僑が多い町なのかも。

ようやく見つけたごはんどころ。

豚肉の炭火焼きのっけご飯
川沿いの市場付近にある豚肉のっけごはんコムスーン屋で夕食。
町中を歩き回って見つけたのが、河口沿いのレストランと1軒のコムガー屋とこの店のみ。 あとはフォーなどの軽食を出す店しかなかった。
当たりが暗くなってようやく出てきたビアホイもつまみはするめイカ焼きくらいで
完全に親父がビールを一杯引っかけていく種類。ごはんがない。
食事できるところ見つけるの苦労した~。ここは地元民が次々と来る"当たり"の店です。 メニューはこれのみですが。

フーコック島行きの高速艇

フーコック島行きの高速艇
船内の様子
フーコック島行きの高速艇。昔はフェリーしかなかったが今は高速艇が1日数便往復するようになった。
ローシーズンだし、船はがらがらかと思いきや満席も満席で、席がなくて通路に座っている人や屋根に登る人まで(暑さと風に耐えきれず途中で避難してきていたが)。
私は前日の午後2時過ぎにチケットを買いましたが後ろから3列目の席だったので、当日買おうものならまず席はないですね。旅行会社のパッケージツアーで来ている団体や大学生くらいの若者の集団もいて、ベトナム人に人気の旅行先になっているようです。

ちなみに船の中でフーコック島のユードンの町まで行くミニバス(ワゴン)のチケットを販売してくれます。 フーコックのタクシーはきっちりメーターで走るので待機しているタクシーに乗っても問題はありません。
バイクと一緒に乗船している人は、颯爽と自分のバイクで走って行きました。

高速艇切符売り場 サービス品の水とおしぼり フーコック島のバスチケット


▼ ベトナム旅行に行きたくなったら・・・物価の目安にどうぞ。

旅行時期:2009.06.初旬

■宿泊代 旅館ランフォン 200,000ドン(エアコン付きだけどシャワーは水)
■ラクソイ-ラックザーバイクタクシー 50,000ドン
■フーコック島行き高速艇 220,000ドン
■フーコック島 港-ユードンミニバス 20,000ドン
■食事 豚肉の炭火焼きのっけご飯 15,000ドン、ザボンジュース 16,000ドン
■買い食い シュークリーム 2,000ドン

■成田-ホーチミン航空券 22,300円(チャイナエアライン経由便)
 (手数料等込みで最安値だったCHINTAI TRAVEL SERVICEを利用)

まずはエイビーロードで金額をざっくり把握しては?
私はこちらで相場を調べますがCHINTAI TRAVEL SERVICEやスカイゲートに落ち着きます。
ホーチミンから出ないならば完全フリーのツアーが絶対オススメ!