「あの!ラパスで発券されたこの搭乗券で乗れなかったんですけど。」

ラン航空のスタッフに淡々と説明する私。
彼がラパスであった出来事を知るわけもないので、発券されたチケットや搭乗券をすべて出し、
「とにかく今、アメリカン航空に乗れなかった」と説明をした。

「なんでラパスをでれなかったの?飛行場に行くのが遅れたの?」
「キャンセルの理由なんて知りませんよ。2時間前に行ったらキャンセルって言われたの!」
「とにかく、アメリカン航空に予約が入ってなくて乗れなかったの。どうにかしてください。」

下っ端らしきその男は、一言二言話を聞くと裏のオフィスに戻り、責任者の指示を仰ぐ。
ラパスで発券された臨時の航空券や大韓航空のe-ticketなど、持っていっては何かを調べ、
調べては質問し、15分ほど待たされただろうか。

「予約は入ってます。でもこれがセパレートチケットだからだめだったんです。」
「なんで電話してこなかったんですか?」

おっしゃっている意味がよくわからないんですが・・・。

乗れない予約の取り方をしておいて、予約は入っているとどの口が言うか。
ましてやセパレートチケットだからだめとかいう話はお客には関係ないんですよ。
それはあんたの会社のスタッフ教育の問題で、原因を説明する以外にすることがあるだろう!

しかも、「何で電話しなかったの?」ってその時は全く意味がわからず返事できなかったが、
ええと、それはつまり、アメリカンに搭乗拒否されたとき、電話してこなかったとこちらを攻めている?
そんなこと言われる憶えないっ!後で質問の意味を理解して心底むかついた~。
電話に出なかったのはだれだ~!

ロサンゼルスにお泊まり決定。


エンバシースイーツサウスの部屋
エンバシースイーツサウス
コンドミニアムタイプ

エンバシースイーツサウスの部屋2
エンバシースイーツサウス
ベッドルーム

きんきんに冷えたギネスビール
きんきんに冷えたギネスでやけ酒?
他にも種類があったが
ギネス以外聞き取れず
「はい。ホテルのバウチャー。昼食20ドル、夕食20ドルつきます」
「ホテルまではシャトルバスがありますから。赤い看板のとこ。」
「それから明日の大韓航空の処理したから、はい。」

ロスのラン航空は、こちらが要求するまでもなく事務的に処理をしてきた。
しかし、渡された大韓航空の予約記録が、搭乗者とフライトが印字されただけの紙1枚で、 ラパスで発券された航空券よりもさらに簡易的である。

「なんすかこれ?これで予約入ってるの?乗れるの?」

今度は彼がこの質問の意味がわからないらしい。
「だから明日の11:40のKE002便で・・・」と記録の説明を始めてしまい、
全く会話がかみ合わないのである。

「ああもういい。ところで、私たちの荷物はどこ?」
「たぶん東京じゃないの?成田に着いたら聞いてみて」
「そういう問題じゃないっつーの。
 今日の着替えとか歯ブラシはあなたがくれるわけ?」
「あーー。。。ちょっと待ってください。」

再び上司の指示を仰ぎに戻る男。
とうとう彼の上司らしきおっさんが出てきてどこかに電話を始め、
男は仲間と一緒に帰ってしまった。

そのおっさんは私のバゲージタグを片手に何度か電話をかけなおした。
そして、ひとしきり話が終わり受話器を置くと、こちらにくるっと向き直り、
「トーキョー」と一言言い放ってそのままオフィスに引っ込んだ。

「は?それだけ!?」 ←日本語

おっさんは私の一言に反応し、ぴくっとこちらを振り返ったが、
こっちも気が抜けてそれ以上何も言う気もなくなった。

いやね。よく聞くじゃないですか。外国人って絶対謝らないって。

日本なら組織の誰かがミスを犯したとき、組織の責任として、
「申し訳ございません」「ごめんなさい」「すみません」って誰かが必ず謝る。
謝られたって事態は好転しないけど、謝られると気が済むじゃないですか。

確かに今回の騒動はこの人のせいではないのでこの人が謝らないっていうのはなんとなくわかるが、
あからさまにめんどくさそうな空気を漂わせているその態度が理解できず。

なんつーか、彼らはお客に要求されたことは作業として淡々と処理するのだが、
言われなかったらそれ以上は何もしない。
しかも、いつもその場を取り繕うためのテキトーな処理なのである。

それが証拠に渡されたホテルバウチャーを握って「EMBASSY SUITES」行きのシャトルバスにのれば、

エンバシー スイーツってサウスとノースとあるんだけど、どっち行きたいの?」
「ええ?このバウチャーに書いてないからわからないです!」

周辺ホテルと共同で走らせている循環シャトルバスはノースにしか立ち寄らないのである。

「あの~、ラン航空のキャンセルでもらったバウチャーなんですけど、ここでいいんですか?」
「おい。ランチリって南と契約してたよな?」

エンバシースイーツノースのフロントマンが電話をかけると、
10分後にサウスからホテル専用シャトルバスがぶぶーーんとやってきた。

ああ、もうっ、ラン航空のテキトーさがイヤだ~!!

アメリカのホテルでは電話もメールも一苦労。やっぱり携帯の時代かも。

ラン航空の用意したロサンゼルスのホテルエンバシー スイーツ LAX インターナショナル エアポート サウスは、
古くさいアパートっぽい外観だったが、入ってみれば真ん中が吹き抜けになったなかなか立派なホテル。
広さも十分。それなりの設備を備えたコンドミニアムタイプのホテルだったのだが、
ホテルの細かいサービスはいちいち使いにくかった。

部屋から電話をかけたくても通じないと思ったら、事前にクレジットカードを通さないと繋がらない仕組みで、
「高いよ」というフロントの警告もめんどくさく、「高くてもいいよ。電話かけたいから」とつないでもらう。

「ようやく日本に電話ができる・・・」とかけてみれば、「番号が間違ってます。」とアナウンス。
一端受話器を置いてかけ直そうとすると、再び回線が切れていた・・・。なんだそりゃ。

結局、500メートル離れたコンビニに再び出向き、5ドル分のコーリングカードを購入。
近くの公衆電話でかけようと思ったら故障でコインが吸い込まれ、ホテルに戻ってレストランにある
たった1台の公衆電話で「頼む!」と願掛け。

うあーーー。やっと日本に繋がった~。

用件だけで素早く切った電話は2ドル分。
もう1本かけようと再びダイヤルしたモノの、受話器の向こうで「もしもし」と話す母の声だけがむなしく響き、
結局、回線不良で会話が出来ないままに残りの3ドル分が消えた。

 コーリングカードとは?
アメリカやメキシコでポピュラーなプリペイド式電話カード。電話会社に電話をかけ、アナウンスに従ってカードIDをプッシュした後、電話をかける仕組み。ホテルでは日本にかけられるカードが売ってなかった。
コンビニでは必要な料金を告げるとレシートの様なコーリングカードを発券してくれた。
(日本でも昔東京のコンビニで売っていたが、今でも取り扱いがあるのだろうか?携帯の時代だし。)
 

日本人にはあまり優しくないアメリカのホテル設備・・・。


☆ホテルで食べたご飯あれこれ☆
カラマリフライとサラダ
カラマリフライとステーキサラダ

バジルパスタ
バジルソースのパスタ
どっかり乗ったチキンに驚愕。

サーモンのグリル
サーモンのグリル。アメリカ飯だ。

朝食
朝食はブッフェ。
ベーグルなど食べてみた。

「仕方がない。メールで用件を伝えよう」
フロントマンにビジネスセンターの場所を聞いて行ってみた。

このホテルのビジネスセンターは宿泊客には無料で、
部屋のキーがあれば入室できる。
しかし、設置してあるパソコンは英語、スペイン語、イタリア語等に限られ、
日本語は表示すら出来ないように設定されていた。

いつも使っているブラウザメールだけに、画像や雰囲気の記憶を頼りに
ローマ字で打てなくもないのだが、そうやって送ったメールも家族は
「受け取ってない」の一点張り。

「俺はスパムメールホルダに入ったら確認しないで消すからな」
って、そんなこと自慢しないでよ・・・って感じですが、
私が苦労して送ったメールは送信フォルダに残っているので
父にも弟にもスパム扱いされ、メールは閲覧されなかった・・・と。

ただ、こういう状況でも日本語が表示されるPCであればなんとかなる。
もう一つブラウザを立ち上げて、なんでもいいから日本語を表示させ、
そこから日本語の文字をコピペするのだ。
タイトルだけでも日本語にすればスパム扱いされない確率高い。

高級ホテルなだけにLANの口は準備されているし無線だって飛んでいた。
自分のパソコンを持っていればなーんの問題もなかったのだが。
たったの10日だし・・・と日本においてきたパソコンが・・・。
今度、アメリカ大陸を旅するときはぜーーったいパソコン持ち歩く

海外旅行には必要ないと思っていた携帯電話も、
こういう緊急事態が起こると持ってれば~とつくづく思った。

そういえば去年グアテマラで韓国人とタイ人にスカイプをかなり熱く薦められたが、これも覚えておいた方が良さそうだ。
「パソコンを通じて一般電話にも安く電話出来るんだよ」
ってゆってたなぁ彼ら。

ちなみに特に関係ありませんが、このホテルはNHKも映りません。
まあ、どっちでもいいことですが。
プレステはあったけど、当然英語でしょう。

アメリカって、アジア旅行の常識じゃ旅できないなぁと
初めて認識した瞬間でした。

(このページはラン航空とは関係なし。
 そういえば朝食でラン航空のキャビンアテンダント達と一緒になり、
 朝からむかついた。くそー。なんでまたおまえらとあうんじゃ。)