2010年8月にバンコクのスワンナプーム国際空港から町中までの列車が開業しました。
ドンムアン空港からスワンナプーム空港に移ってからというもの、町までの交通手段はタクシーかバスで、
しかも空港までゆくエアコンバスは戦勝記念塔まで出ないと捕まえられない上に本数も少なかった。
ドンムアンの頃に比べたらちょっと不便だったのですねぇ。
タクシーを使って空港に行く人が圧倒的に多かったのではないかと思います。

空港から町までの鉄道建設の様子は高速道路を走っている時に見えていたのですが、
どーせ空港から町まで100とか150バーツ取るんだろなぁって思っていたのです。
150バーツとか取られちゃうと複数人数で町に出る場合はタクシーの方が安くなるんですよ。
だから乗ることないんだろうなぁって思っていたんです。

蓋を開けてみたらこのエアポートレイルリンクエクスプレスシティラインの2種類の列車の運行。
エクスプレスは空港からマッカサン駅までノンストップで15分!100バーツ。(将来150バーツになる予定)。
シティラインは各駅停車で、マッカサンの先のパヤタイまで繋がっています。
この時は試行運転期間で15バーツでしたが、正式開業後は最大45バーツになるそう。
マッカサン駅では国鉄と地下鉄に、パヤタイ駅ではBTSに乗り換えが可能です。
(→とはいえ国鉄は本数少なくて乗ることはなさそうだし、地下鉄は駅がちょい離れている。)

こ、これはバンコクの旅行者の潜伏先が大きく動きそうです。
バンコク スワンナプーム国際空港の案内看板バンコク スワンナプーム国際空港のエアポートリンクの案内垂れ幕バンコク エアポートレイルリンクへの地下道
【バンコク スワンナプーム国際空港路線:エアポートレイルリンクへの案内各種】

▼15バーツのシティラインに乗車です。

バンコク エアポートレイルリンクのトークン
バンコク エアポートレイルリンクへ空港駅の乗り口
スワンナプーム国際空港のターミナルにはあちこちに案内があります。
案内をぐるぐるたどっていくと、鉄道駅は地下にありました。
そうか。空港駅は地下に作っていたから今まで気づかなかったのだな。

歩きづらい変な設計のスロープの先に乗車券(券じゃないが)売り場。
そのブースに向かって左がエクスプレス。右がシティラインの改札です。
エクスプレスに乗ろうとしている人が一人もいなかったので、
運行を停止しているのかと思いました。
高いから誰も乗らないだけでした。15Bと100Bじゃ・・・そらそうだ。

ボランティアっぽいお兄さんに手伝ってもらいながらトークンを買い、
さらに地下深くにもぐります。駅の作りは地下鉄そっくりです。
たしかこの列車を作ったのは地下鉄と同じ会社だったと思う。
ドイツのシーメンス??
地下鉄のトークンは黒一色なのにこのトークンはマーク入り。

▼シティラインの車内の様子。ちょっと設計おかしくない?

エアポートレイルリンクシティラインの車内1 エアポートレイルリンクシティラインの車内2 エアポートレイルリンクシティラインの車内3
シティラインの車内の様子です。ちょっと見た目変~って思いませんか?
記憶をたぐるとBTSは連結部が隣と繋がってひとつの車両みたいに広々としていた気がする。
非常口の表示があるところをみると防災のために扉を儲けたんだろうけども、
扉と車内を隔てる壁が分厚くて見苦しい感じの作り。おまけにダサイ形の扉・・・。
この直前に新型の成田エクスプレスに乗ってきたので余計にそう思う。
(しかも成田エクスプレスの方がこれより1年くらい古いんですけど。)

おまけになんですか?って感じの黄色い手すり。座席から50センチくらい離れたところに立ってます。
日本の列車のように手すりが座席にくっついていると座っている人の足が近くて邪魔になるから?
でも、この手すりが乗り降りの際に相当邪魔なんですよ。
特に上記の一番右の写真をご覧いただきたい。
扉のすぐ左の座席のところに防火スイッチのついたプレート。20センチくらいあいて手すりがあるでしょう?
人が最も頻繁に乗り降りする箇所にこんな邪魔な感じで手すりが立ってるんですよ。
シティラインは乗り降りが激しく結構混雑するのに、通れそうで通れない(通りにくい)へんな隙間が
出入り口付近にあり、荷物が大きい人も、そうでない人も乗り降りでみんな引っかかるの。
このデザイン考えた人って何考えて作ったんだろうって思いました。

ちなみに出入口付近だけでなく、他の手すりも中途半端に車内に張り出しているのでみんな邪魔くさいです。
つ、通勤電車でしょう?これ~?!年寄りや子供は足を引っかけると思うんだけど・・・。

▼シティラインとエクスプレスの外観もいまいち。

バンコク エアポートレイルリンクの側面
バンコク エアポートレイルリンクの車体
バンコク エアポートレイルリンクのエクスプレス
エクスプレス。乗ることなさそう。

正面の写真など撮り忘れたので
こちらのページでご参照ください。
Airport Rail Link公式ページ
列車の外観の写真です。(正面がなくてすいません。)
空港駅は駅側にも落下防止の扉がありましたが、地上駅にはありません。 地下だけはそうする決まりなのかな?
外側だけみると昔の新幹線みたいです。レトロに見える。
今後はBTSみたいに広告を全面に貼ったりするのかもしれないし、
とりあえずはお金かけなかったのかもしれません。

しかし、正面からみた顔もなぁ・・。ちょっと変だよなぁ。
角角したいのかころんと丸くしたいのかはっきりしないぼけた印象。

と、ここまでかなり酷評になっちゃいましたが、見た目はさておき
利便性だけを考えるとかなりよくなった

この日はアジア上空の気流が乱れて飛行機の遅れが著しかったのですが、 「え?もうホテルに入れたの?」っていう感じ。
楽だ~って心底思いました。空港から1時間かからなかった。
(そういう意味では成田が不評なのがよくわかる。)

エクスプレスの停車駅がマッカサンっていうのはどうかと思いましたけど。
マッカサンにするならするでせめて地下鉄と通路を繋ぐべきだろう・・・。
地下鉄駅で「列車はどっちだ!?」って迷ってる外人いましたよ。
(まだ案内標識などができてない。)

国鉄のマッカサン駅で乗り換えて空港に向かうタイ人が
それほどいるとも思えない。どう考えても本数少ない・・・。
(女の子がマッカサンから乗り換えて旅立つCMをやたらに流してたが。)

思うにマッカサンしか広く土地の確保ができなかったのではないかと。
マッカサン駅すごく広いんです。
おまけにシティラインとエクスプレスのターミナルは完全に別。
パヤタイ付近はビルも多いし、場所が無かったのかなぁと想像しました。

それ以外にも理由はいろいろあるんだろうけど、
マッカサン-空港は各停でも20分くらいだし、パヤタイからでも30分。
おまけに改札が完全に別で各停→特急も、特急→各停の乗り換えも
ホーム内でできないし、特急に乗るメリットなんにもないから乗ることないですね。
仮に駅で飛行機の事前チェックインができるようになったとしても20分の差ですよ。
それほど大荷物をもって移動もしないし・・・。やっぱり使わないです。
45バーツのシティリンクは34バーツの空港行き路線バスと比較すると乗る価値あり。

バンコクブティックホテルの部屋1
バンコクブティックホテルの部屋2
バンコクブティックホテルの部屋。
雑居ビルを改装した感じだが、
部屋は広々として使いやすい。
もしかしたら事前チェックインができるようにとかするのかもだけど、
その前にマッカサンにくること自体がめんどくさいのを解消すべき。
タクシーでマッカサンにくるくらいなら空港まで行っちゃいます。
地下鉄+エクスプレスと乗り継ぐ料金考えたら、金額のメリットも全くない。

そのうちマッカサン駅前にホテルがばんばん建つでしょうけどもね。
今、けっこうビルを建設中なので、ホテルかなぁ?と思いました。

しかし、この列車の運行で間違いなく旅行者の流れが変わりますね。

今回はまだ状況がわかってなかったのでマッカサン駅から近い
バンコクブティックホテルに泊まりましたが、
バイヨークスカイインドラリージェントなど、プラトゥーナムより北側でBTSから遠くて敬遠していたホテルが シティラインのラチャプラロップ駅からとっても近くなるワケですよ。
次回からプラトゥーナム付近のホテルも宿泊候補になるなぁと思いました。

この辺りって3☆クラスの小さいホテルも多いので選択肢は豊富です。
もはやカオサンなんて遠いだけで行くメリットなーんもなくなりましたね。
パヤタイから先伸ばすのかな?あっち方面に?

3~4人くらいでわいわい旅する時はホテルの前までタクシーを使い、1~2人の旅ではエアポートリンクかな。
路線バスはともかく、エアポートバスはますます乗る人いなくなりそうだなぁ。高いし、渋滞はまって時間かかるし。

↓再び試しに撮った動画画像。シティリンクがマッカサン駅に入ってきたところ。