スッチー裏物語 川西一仁

元スチュワーデス（キャビンアテンダント）の奥さんを持つ著者が疑問に思っていた
スチュワーデスの仕事などについての疑問をぶつけ、書いた本。暇つぶし程度に。

この本のレビュー

元スチュワーデスの奥さんを持つ著者が、飛行機に乗るたびに「なんでだろう？」と
感じていた素朴な疑問を妻にぶつけ、それをエッセイにまとめた本。
エピソード満載で書いてあるともっと面白いのだが、面白く読ませようとわざとらしく、
ユーモアをいれて書いていたり、書き手が著者なのか奥さんなのかと混乱するところもあり、
面白いような、そうでもないような本だった。

ただ、キャビンアテンダントの仕事がどんなものなのかと仕事の流れがわかるので、
日頃からそういうことを疑問に思っている場合は、面白いと思います。
この人の奥さんは国内線の客室乗務員だったみたいなので、スケジュールの過密さが 半端ない時もあり、そういうのがわかるのは面白いです。

なんていうか、宮田珠己のような無駄に修飾している割りにオチがない項目が結構あって、
だったら、淡々と説明をしてくれた方がよかったよ・・・という印象もあった。
さっと、読めるし、雑学本として読むのもアリかなという本でした。