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鉄道の旅手帖 乗った路線をぬりつぶしてつくる自分だけの旅の記録


国内の鉄道旅行に必携。路線を塗りつぶしながら造るたび記録。
旅行の計画を立てたり、地元の路線を眺めているだけでも楽しい。

ネットで見つけた瞬間に「買い!」とクリック入れてしまった本です。

私がホームページを作り続けている理由の最も高いところは、自分で楽しいから。
バカみたいですけど、自分で書いた文章を読み返して旅の思い出に浸るのが好き。
だから若かりし頃の、無茶もできた自分の旅を読み返してトオイメになることもよくあります。

そういえば旅で撮った写真はたーくさんあるのですが、写真を見返すことってあまりしません。
特にデジカメに変わってからはあまりみなくなりました。
アナログの頃は、写真も解説付きでまとめて家族や友達に見せていましたが。
つくづく10年前はいろんな意味でエネルギッシュだったと思う。

ただ、HPにしろ、写真にしろ、自分の旅行経験を全体的に把握するまでには及びません
なので、自分の手元に残す旅の記録地図がほしかったんです。

4travelは、旅行記やクチコミをアップすると、国が塗りつぶされる仕組みですが、
もっと細かくルートとか書き込んだりしたかったんですね。
後で振り返って「おお、こんなに旅したか」って思えるようなもの。
google mapでできなこともないけど、PC画面で見るのではなくアナログな物がほしい。

詳細な白地図帳を探したけど見つからず(それこそ地図専門店まで行った)、
結局、海外は昭文社の世界&日本地図帳でお茶を濁しました。
旅の前に旅程を立てるのに地理的なこと、距離感を確認するのに便利に使ってます。
でもフルカラーなのでもったいなくて書き込みができない。
そして、もっと細かいのがあるといいんだけどなぁ。(さすがにそれは売れないんだろうな)

で、話は戻るんですが、鉄道の旅手帖です。

私はバイクを降りてから久しく、車も免許は持っていますが買ってません。
だからここんところ国内旅行はもっぱら電車なので、すっごい重宝してます。

昔は国内をローカル列車で旅するなんて考えられませんでしたが、
海外旅行をするようになって、のんびりと自由に地をはうように旅する楽しさに目覚めました。
それに、国内のローカル線って、快適なんですよねぇ。

例えばアジアには日本から送られていった列車がいっぱいはしってますが、
お金のない国では、レールの整備をきちんとしてなかったりします。
だから、車輌がレールの継ぎ目を通るたびに体が左右に激しく揺られることもある。
日本だと、ガタガタいうくらいなものですが、上半身がメトロノームの様に左右に振られるんです。
でも、日本国内でそんな列車に出会ったことありません。

普段何気なく利用している列車が、実はスゴイ技術が詰まってるんだなぁと時々考えます。
あれだけ早く走る新幹線が乗っている時、揺れを感じないのも考えてみるとすごいことだ。

でも、日本の国内を列車で旅すると時間もお金もかかります。
ちょっと地方にいくと本数は減るし、観光地までバスに乗り換えないといけないし、
自家用車でなくても、レンタカーで旅する方が旅がスムーズです。

でも、運転しなくていいからお酒も飲めるし、車窓に広がる風景も楽しい。
なにより、この手帖のお陰で、路線を塗りつぶしたくて仕方がなくなってしまう(笑)

この本は、鉄道好きの人だけでなく、旅の思い出記録に最適です。
旅行だけでなくて、ふるさとを懐かしむ用途で使っている人もいます。
世界バージョンもあったら買いたいくらいです。(商売にならないからだめだろうなぁ。)

鉄道の旅手帖 を買った直後の感想。
  • コンパクトなA5サイズ。これなら旅行の時に携帯しても全然苦にならない!
  • ビニールカバーがかけてあって汚れが気にならない。1,000円出した甲斐がある。
  • 地図上にある線路を塗りつぶす機能だけでなくて、全国の各駅を網羅した表付き。
    いつ、どこで下車したとか何をしたとかいう旅を記録できる。メモ欄もアリ。
  • 巻末には旅の計画を書いたり、ランダムメモも。
欲を言えば最後のメモ欄がもうちょっとページあればいい気がしますが、
ページ調整で入れたんでしょうし、あまり入れると重くなって携帯性にかけますもんね。
地図も緑色を重ねて日本の地形を表現しているので、地図上に文字を書き込んでも邪魔になりません。


ちなみに購入当初(2007.04)、良い本を見つけた嬉しさの余り、職場に持っていって自慢しました。

1.特に旅好きではない地方出身の上司の反応
  自分の出身県の周りの路線にじーーっと見入った上で、「これおもしろいなぁ」と喜んでいました。

2.実は鉄道や地図が好きなマニアックな先輩の反応
  自分の出身県から過去の旅先など、ページをめくりながら語りはじめ、
  「ああ、廃線になった路線まで載ってるよ~」とかなり感激していました。
  さらに翌日、買ってました。布教活動をした気分だった。

世界バージョンは鉄道じゃなくて国道と町でいいから作ってくれないかなぁ。
っていうか、英語バージョンでいいから似たような本、出てないかしら?
(こんなものを喜ぶのは「鉄」が多い日本とドイツくらいだろうか。)

この本はかなり好評だったようで、似たような本を別の出版社が出しているのも見かけましたし、
観光情報や鉄道にまつわるエピソードを加えてページを増やし、西日本、東日本の二分冊に
なったものもでましたが、私はこのオーソドックスなタイプが好きです。
旅のスタイルに合わせてチョイスするとよいですよ。

ところで、2011年までの個人的な塗りつぶし状況ですが、関東近郊は70%くらい。
そのほかは、まぁ、一生かけて使ってもすべてには乗れないだろうなぁと思います。 狭い国なのにこれだけ列車網が充実している日本ってやっぱりスゴイのかもなぁ。

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