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マヤ遺跡探訪:パレンケ遺跡案内

ADOのバスの亀裂。弾痕?
パレンケ遺跡内の歩道。なんだかうっそうとしている
ジャングルの真ん中にぽつんとある町、パレンケ。
交通の便があまりよくない上に周辺の治安がよくないと言われるためか、
カンクンやメキシコシティが中心のメキシコツアーでは立ち寄ることはありません。
でも、遺跡自体はとても見応えがあります。

グアテマラのティカル遺跡の拠点フローレスへ抜けることもできるので、
旅行代理店の数も多く、西洋人の個人旅行者が多い。
高級ホテルは町から離れたところに数件ありますが、カンクンみたいにゴージャスではないです。
そういう意味ではチェチェンイツァーってほんと立地条件もよいですね。
リゾートでのんびりしながら遺跡もみれるんですから。

逆にメキシコらしくファーストフード店やアイスクリームチェーンなどもあるので
グアテマラのフローレスから来た人はびっくりすると思います。
(グアテマラはシティやアンティグアを除くとそういう店がない。)

メキシコのグアテマラとの国境付近の地域は治安が悪いとは言われていますが、町自体は至って平和。
ジャングルの一人歩きさえしなければ問題ないです。

私は、カンペチェからADOの昼間運行のバスで1日がかりでやってきました。
ADOのバスはバスターミナル以外で乗り降りができないため安全性が高いのですが、さらに夜行を避けた。
フロントグラスのビビを見て「まさか、弾痕?!」とドキドキしたりしましたが、まあたぶん石だろう(笑)

パレンケ 葉の十字架の神殿からの眺め

碑文の神殿など

碑文の神殿
彫刻
パレンケの遺跡を入ってすぐ右手にある碑文の神殿など。
最上部に600以上の碑文があることからその名がついたそうだが、
残念ながら登頂して確認することはできません。
しかもこの時は神殿の修復中でちょっとタイミングが悪かった。
また、この神殿から出土した埋蔵品などはメキシコ・シティの
国立人類学博物館のマヤ室に展示してあるそうです。

私の場合、国立人類学博物館はメキシコ初日にいったので、 はっきり言って出土品を見てもそれほどの興味も感銘もなく、
「博物館なのに冷房はいってないんだもんなぁ・・・」
などと悪態をつきながら出てきてしまったくらいです。
私のようにあまり古代の歴史に興味がない人は、
博物館は実際に遺跡を見た後にいったほうが楽しめると思います。

神殿13の外壁 彫刻2 Xの神殿止

パレンケの奥にある葉の十字架の神殿など

葉の十字架の神殿
碑文の神殿と宮殿の間をすり抜けた奥にある区画。
左の葉の十字架の神殿は小高い丘の上にあり、
この神殿の前からかろうじてパレンケを見渡すことができますが、
ジャングルに阻まれて全体を確認できるには至らず。
それでもパレンケで最も登って気持ちがいい眺めが広がります。
十字架の神殿には草刈りをしてるセニョールがいました。
刈ってもすぐ伸びて毎日雑草の戦いであろう。

十字架の神殿 十字架の神殿の草刈りをするおじさん ジャガーの神殿

パレンケ遺跡の中心にある宮殿

宮殿
遺跡中心部且つ最も立派な作りなので宮殿と名付けられた建物。
4つの中庭の建物がアーケードや地下通路で繋がる複雑な様式。
写真左の4階建ての棟は東西南北を指しており、天体観測棟と
呼ばれている。チャチェンイツァといいマヤの観測技術は高度である。

内部に入ることもできる上に作りが凝っているので素人ながらに
一番楽しめる遺跡でした。

宮殿の渡り廊下跡 宮殿の階段に残る彫刻 宮殿に残る彫刻
宮殿の中心にある部屋 宮殿内部 謎のT型の穴

メキシコ人の若者に声をかけられる

観光に来ていたメキシコ人学生
遺跡内をぽてぽてと散策中、宮殿の上から声をかける若者がいた。
「写真を撮ってくれ」と言われ、カメラを受け取ろうと思ったら、
なんの。「一緒に写真を撮ってくれ」という意味だったらしい。
彼らのカメラに収まった後、私も記念に一枚いただいたのがこの写真。
「デ・ケ・パイース?」とおきまりの質問に「はぽーん」とこれまたおきまりの返事。 アジア人旅行者って少ないので珍しかったのかも。
(白人はイコールアメリカ人に見えるので声をかけないのかもしれません。反米だから。)

土産物屋いろいろ

皮にアステカカレンダーを焼き込んだタペストリー
パレンケの土産物はアステカカレンダー系が多かった。
土産物屋では外の作業机で作っている人もいましたが、
なめした皮に手で模様を焼き付けていました。
チェチェンイツァーの木彫りの人形よりは凝っているし、荷物にもならないのでいいかも。 まあ、石版もあるので、そっちは重いですが。

石にアステカカレンダーを彫り込んだもの パレンケ遺跡内の青空土産物屋 先住民の土産物売り。結構しつこい

食べ物にいまいち食指が動かず・・・ジャンキーだった。

ポジョ ミラネッサ
食事はこれまでに訪れたメキシコの町の中では一番質素だった。
観光客向けの気乗りしないレストランかコミーダや酒場しかない。
酒場は一人で入れるわけもなく(一番楽しそうでそそられたが)、
レストランも今ひとつ食指が動かず、結局コミーダですませました。
グアテマラの食堂のメニューってこんなだったなぁ。
バーガーキングは冷房に当たりたくて入りましたが、割高です。
そしてメキシコはコーヒーが薄くてまずいのでカフェコンレチェ(ミルク入)に。

バーガーキングのミールセット カフェコンレチェ アイスクリーム


▼ メキシコ旅行に行きたくなったら・・・物価の目安にどうぞ。

旅行時期:2008.10.上旬
1ペソ=9~10円前後

■チェチェンイツァー遺跡:入場料48ペソ
■バス:カンペチェ-パレンケ 214ペソ(ADO)、パレンケ-オアハカ 514ペソ(ADO)
■コレクティーボ:町-遺跡 10ペソ(片道)、自然保護区域入場料 20ペソ
■食事:ミラネッサ デ ポジョ 40ペソ、カフェコンレチェ10ペソ、アイス13ペソ、バーガーミール79ペソ
■宿泊:ホテル 400ペソ(快適さを求めて中級にした)

■成田-メキシコ航空券 75,000~180,000円
日本から直行はアエロメヒコのみ。現在、ティファナ経由なしで成田からシティ直行になったため、
同日乗り継ぎでそのままカンクンまで飛べるようになりました。
それ以外はアメリカを経由するのが一般的(JALのカナダ経由は廃止の傾向にある)。
アメリカ経由はアメリカの入国手続きが面倒くさいのでアエロメヒコが一番楽チンです。
メキシコはインフラも整っており、ちょこっとスペイン語の単語を覚えておけばするすると旅できるので
航空券だけ買って自由旅行することをオススメします。特にユカタン半島は治安もよく楽勝です。

私はエイビーロードで金額をざっくり把握、アタリをを付け、個別の代理店に問い合わせます。

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