旅に必須!!クレジットカードをどう選ぶ?
近年、日本でも一般的に使われるようになってきたクレジットカード。私がカードを持ち始めた頃って、クレジットカード破産のニュースが流れることも多く、「使いすぎて大変なことになったらコワイから・・・」と作らない友人も多かった。
初めて作ったのは学生カード。
ガイドブックをうのみにしてJCBの学生カードを作ったが、カナダのショップで使えなくて、友人のVISAカードで立て替えてもらったという。JCBは契約店舗数がVISAやMASTARに比べて少ないことを全く知らなかったのだ。
旅行後、JCBカードは解約し、年会費が無料という理由でセゾンカードを作った。当時のセゾンカードは、カード利用特典に付くポイントには交換期限があり、買い物できる金額に限りがある若者にとっては、ポイントなどたいして貯まらず、あまり魅力的なサービスではなかったのだが、現在は、カードの種類も豊富になり、サービスも多様化して自分好みのカードを選べるように。その名残で、今でもセゾンカード系列のカードは数枚所持しています。
そして今は趣味の「たび」を主眼にしてカード選び。マイレージや海外旅行傷害保険を考え、数枚のカードをチョイスして日々利用してます。
海外旅行にはもはや不意の出費や信用証として必携。そこで、「旅」で役立てることを踏まえながらどんなクレジットカードが必要かを考えてみます。
旅で使う前提で考えるとより海外で通用度の高いブランドを選びたい。
また、オンラインで旅の手配が当たり前になった昨今では、クレジットカードは必要不可欠ですが、
海外のサイトの場合、利用可能なブランドの提携カードを使ってもシステムを通らないことがまれにあるので、
カードはある程度複数枚、複数ブランド持っている方が便利です。
旅先にも異なるブランドのクレジットカードを2枚くらい持っていくことをオススメします。
特に買い物が大好きで多額の買い物をする人は、クレジットカードなしで旅をするのはもったいです。
多額の買い物をしない人でも旅先での不慮の事故に備えて1枚は持参したい。
国によってはスキミング被害が頻発していて利用をためらう場合もありますが、
旅先でのカード利用のメリット、デメリットを下記にあげてみます。
日常生活上でもクレジットカードを利用することで様々な特典を受けられるからです。
私の場合、その特典もすべて旅に繋がるように考えます。そう、マイレージです。海外旅行傷害保険です。
カード加盟店にはうっと惜しい話でしょうが、日本ではクレジットカード手数料を顧客が払う必要がないので、
少額の買い物ですらカードで払います。カードでチャージした電子マネーで支払います。
あまりに支払いをカードに集約しすぎると企業のマーケティングに使われそうでイヤですけど(笑)。
会社を辞めて長期旅行に出ようとしている場合は、会社勤めのうちにカードを作っておいて!
私はクレジットカードポイントがマイレージに変換できることに重きを置いて選んでいます。
日常生活でもクレジットカードで支払えるものはすべてクレジットカード払い。
これで家賃もマイルになれば万々歳なのですが、うちの家賃支払いカードはマイルに変換できないのが惜しい!
旅で使うクレジットカードのオススメの基準をまとめてみました。
サブカードは自分がよく使う店舗(OA機器が好きならビッグカメラのカードとか)の提携カードも有りです。
マイレージごとのカード一覧などは後日別ページにまとめますので今しばらくお待ちください。m(_ _)m
□楽天プレミアムカード(VISA、MASTER CARD、JCB)
□マスターカード or 三井住友VISAカード
▼オススメの理由
海外渡航が頻繁なあなたは、仕事のストレスや環境の変化、時差などの外的要因で
気が付かないうちに疲労を貯めてしまいがち。
特に海外って日本の常識では考えられないトラブルに振り回されることがしばしば。
そんなあなたのメインはダイナースクラブカード。
年会費に見合った様々なサービスがあなたの仕事もプライベートもサポートします。
集めているマイレージプログラムが決まっていれば、航空会社との提携カードがお得。
日系航空会社提携カードの場合、提携航空会社の搭乗で通常のフライトマイルにボーナスマイルがつくのもメリット!つまり、エコノミークラスでもビジネスクラス並のマイルがつきます。
通常のダイナースクラブカード利用でもダイナースグローバルマイレージ参加で必要に応じてポイントをマイレージに変換可能です(AA、TG、KE、AZを集めている人はこっちがいいかも)。
主なサービス
≫利用限度額なし!不測の自体にいつでも対応できる。
≫空港ではラウンジでゆっくり休める。フライトのキャンセルや遅れによる混雑時など得に嬉しい。
≫24時間年中無休サポート体制!トラブルの時とにかく助かる。
≫海外、国内問わず旅行傷害保険の補償額が最高1億円!
≫病気や怪我の際、病院紹介を含めたエマージェンシーサービスがある。
≫トラベルデスクは世界37都市に!交通案内、ホテル、リコンファームなど便利なサービスが多数。
≫航空会社提携カード:JALダイナースカード、ANAダイナースカード、マイレージプラスダイナース、
ノースウエスト・ワールドパークス/ダイナースクラブカード
≫ビジネスアカウントカードの発行で仕事とプライベートの経費を区分け可能!
▼サブカード
サブカードもできればゴールドカードを選びたい。
例えば楽天プレミアムカードでは、プライオリティ・パスに無料で登録可能。プライオリティ・パスに登録すると世界600箇所の空港ラウンジを利用でき、ダイナースカードでカバーできない地域を補うことができます。
楽天プレミアムカードは、プライオリティ・パスに登録されるカードの中で年会費が最安値の10,500円!
プライオリティ・パスへ単体での登録はプレステージ会員で399米ドル。
カード会員は、海外旅行傷害保険や荷物宅配サービスなどのカード特典も付くのでお得です。
□三井住友VISAカード
▼オススメの理由
現地を深夜発、早朝日本についてそのまま出勤するなんて離れ業もしばしば。
それでも休みに海外旅行は絶対に外せないというあなたは、メインカードに一枚ゴールドカードを利用したい。
海外旅行傷害保険の補償や空港ラウンジ、宅配サービスの利用など、ゴールドカードの特典をフル活用!旅ごとに保険に入ることを考えたらゴールドカードの年会費なんてへでもありません。
今時の空港ラウンジはインターネットもあるので、仕事場からの不意のメールを見逃すこともなくなります!
楽天プレミアムカードは、プライオリティ・パスに無料で登録可!
プライオリティ・パスというのは世界600箇所の空港ラウンジを利用できる会員プログラムで、
楽天プレミアムカードはプライオリティ・パスが付帯するクレジットカードの中で、年会費が最安値!
プライオリティ・パスへ単体での登録はプレステージ会員で399米ドル。これが10,500円の年会費で利用可能になり、さらに海外旅行傷害保険などカード独自の特典がプラスされるのです。
▼サブカード
利用している生活圏にある流通系カードなどの無料のカードを常備したい。
年会費を払っているゴールドカードをメインで使うので、特典もさほど貯まらないけど、
会員限定セールなどは提携カードを持ってないと割引にならなかったりしますので、
そういうものをサブに準備しておくといいです。
□楽天カード(VISA)
□セゾンカード or ライフカード等年会費無料のクレジットカード(MASTER)
▼オススメの理由
旅行は好きだしマイレージも貯めたいけど、JALやANAのマイル口座の有効期限3年がネック。
気が付いたら有効期限切れ・・・。そんなあなたはアメリカ系のマイレージをオススメします。
アメリカ系は18ヶ月間なんらかのマイルの増減があれば自動的にマイレージ口座の期限が延長!
18ヶ月の間、飛行機に1回も乗らなくても、その間にカードで支払いすれば、マイルが付く。
つまり、カード決済によって有効期限が延びるのです。
マイレージプラスJCBカードの場合、スターアライアンス加盟会社の航空券にも交換できるため、
ANAの国内線航空券を出すことも可能です。
提携航空会社の特典航空券発券には手数料がかかるようになったのが残念ですが、
それをさしおいても便利なカードです。
▼サブカード
楽天カードはJCBかVISAブランドから選択できるので、ここは迷わずVISAを選択。
旅行代金を楽天カードで支払えば、自動的に旅行傷害保険がついてくるので、
マイレージプラスJCBカードの保険だけでは補償額が不安な場合は、
楽天カードで旅行代金を支払うと安心です。
さらにセゾンカード、ライフカードなどでマスターカードを作っておけばばっちり!
中でもライフカードは誕生月はポイント5倍だし、無料のカードの中ではマイルの変換率がいいのでオススメです。
□楽天カード
□セゾンカード or ライフカード等年会費無料のクレジットカード
▼オススメの理由
旅行回数は少ないけど、1、2年に1回は家族で飛行機を利用。勿論、子供も一緒。
家族それぞれに付くマイルはほんの少しで、いつも有効期限が切れてしまう。
そんなあなたが活用すべきなのはJALのJALカード家族プログラムです。
18歳以上はJALカード入会が必須ですが、家族カードの年会費は本会員(2100円~)の半額です。
そしてその会費の元を取るべく、毎日の買い物をJALカードに集約すればいいのです。
ガスや電気、新聞代、日用品の買い物などをすべてJALカード払い。
人間ドックも美容院も特典ポイントが付く特約店をフル活用。
さらに普段利用するデパートが東急ならJALカード TOP&ClubQ、
小田急ならJALカードOPカードクレジット等、幅広いラインナップがそろいます。
デパート提携施設利用でポイントが別に付く他、PASMOのオートチャージも設定できます。
イオンが近ければwaonのオートチャージ設定がオススメです(JALカードOPクレジットでは不可)。
ANAもJALに遅れること数年で家族マイルを合算できるようになりました。
最寄りの空港の発着便数や好みでどちらを選んでもよいですね。
▼サブカード
メインカードで年会費を払うのですから、サブカードは年会費無料にします!
楽天カード、セゾンカードなど流通系カードはお財布に優しく大抵年会費無料です。
お好みにあわせJALカードとは違うブランドで年会費無料のカードを作りましょう。
□楽天カード学生限定カード
□家族が入会しているクレジットカードの家族カード
▼オススメの理由
学生時代は自由になるお金も少ないし、大金を使うような買い物も滅多にありません。
カードの限度額も少なく、クレジットカードを持つこと自体にあまり興味が行かないですが、
やはり旅行中の不測の事態に備えて1枚常備したいモノ。
三井住友VISAカードの学生カードは、年会費無料でキャンパスライフをサポート!
旅行代金をカードで支払えば海外旅行傷害保険が付帯しますし、
海外でのショッピング安心保証も付いてくるところが嬉しいポイント。
卒業後は一般会員に移行されますので、作り直す必要はありません。
▼サブカード
家族が本会員になっているクレジットカードの家族会員になると、本会員のステイタスに準じて
限度額などの条件が変わりますが、学生カードを自分で作るよりも便利にはなります。
しかし、支払いが家族の口座からの一括引き落としなので懐具合を気にせず使いすぎたり、
明細書が本会員の元に送られるのでこと細かく買い物状況を家族に知られてしまうことも。
学生時代に金銭感覚を磨くためにも、自分の責任で自分名義のカードを作ることをオススメします。
初めて作ったのは学生カード。
ガイドブックをうのみにしてJCBの学生カードを作ったが、カナダのショップで使えなくて、友人のVISAカードで立て替えてもらったという。JCBは契約店舗数がVISAやMASTARに比べて少ないことを全く知らなかったのだ。
旅行後、JCBカードは解約し、年会費が無料という理由でセゾンカードを作った。当時のセゾンカードは、カード利用特典に付くポイントには交換期限があり、買い物できる金額に限りがある若者にとっては、ポイントなどたいして貯まらず、あまり魅力的なサービスではなかったのだが、現在は、カードの種類も豊富になり、サービスも多様化して自分好みのカードを選べるように。その名残で、今でもセゾンカード系列のカードは数枚所持しています。
そして今は趣味の「たび」を主眼にしてカード選び。マイレージや海外旅行傷害保険を考え、数枚のカードをチョイスして日々利用してます。
海外旅行にはもはや不意の出費や信用証として必携。そこで、「旅」で役立てることを踏まえながらどんなクレジットカードが必要かを考えてみます。
旅で使いやすいカードブランドって?
カードブランドというのは、カード表面に記載されているVISAとかJCBというモノ。旅で使う前提で考えるとより海外で通用度の高いブランドを選びたい。
また、オンラインで旅の手配が当たり前になった昨今では、クレジットカードは必要不可欠ですが、
海外のサイトの場合、利用可能なブランドの提携カードを使ってもシステムを通らないことがまれにあるので、
カードはある程度複数枚、複数ブランド持っている方が便利です。
旅先にも異なるブランドのクレジットカードを2枚くらい持っていくことをオススメします。
- □ VISA
- マスターカードと並ぶ2大ブランド。加盟店が多く、旅先でVISAカードが使えないことはほとんどない。
- まずは1枚、VISAブランドのカード(三井住友VISAカードや提携カード)を作っておきたい。
- 2008-2009年、日本で発行されたVISA提携カードが国外の某航空会社のオンライン決済システムで
- エラーが出て使えなかったことが何度かあったが、旅先でのトラブルは今のところありません。
- まずは1枚、VISAブランドのカード(三井住友VISAカードや提携カード)を作っておきたい。
- □ マスターカード(MasterCard)
- VISAと並ぶ2大ブランド。ヨーロッパで強いと言われている。
- VISAが使える店舗ではMasterCardも使える事が多く、大きな差はない。
- 私はVISAでオンライン決済でのトラブル↑があった場合、マスターカードで決済しています。
- VISAが使える店舗ではMasterCardも使える事が多く、大きな差はない。
- □ JCBカード
- 日本発の国際ブランド。日本国内での利用店舗数は最大規模。
- アジア各国を中心に加盟店を増やしているが、それ以外では加盟店が少なく使い勝手は悪い。
- 日本人が多く訪れる都市にはJCBプラザがあり、日本語での旅のサポートが充実している。
- 地図の配布やJCB加盟店の特別プラン:レストランやツアー割引などが利用価値大!
- (例えば香港ではパンダバスツアーがJCBプラザを通して予約すると10%オフになったりします)
- アジア各国を中心に加盟店を増やしているが、それ以外では加盟店が少なく使い勝手は悪い。
- □ アメリカン・エキスプレス(American Express, AMEX)
- カードのグレードがステイタスシンボルのようになっている。
(アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードまでは自分で申し込める。)- 日本国内ではJCBの加盟店でも利用できるのでVISAやマスターカードに劣らない。
- 旅行傷害保険、ポーターサービス、空港ラウンジなど旅のサポートが手厚い。
- ダイナースと共にSkywordsのマイル購入に使える(VISA、masterはだめ)。
- キューバでは使えない。将来的にキューバに行く可能性のあるあなたは
2大ブランドでカード付帯の旅行保険がアメリカ系以外のものを併せて持つようにしたい。
(経由地をメキシコにする場合、メキシコではAMEXの通用度は高い)
- 日本国内ではJCBの加盟店でも利用できるのでVISAやマスターカードに劣らない。
- □ ダイナースクラブ(Diners Club)
- ゴールドカードの以下のグレードのカードはなく、入会時には高い属性が要求される。
- ステータスが高く、入会後の会員サービスも充実しており、旅先でも便利。
(アメックスと共にSkywordsのマイル購入に使えたりする。) - ステータスが高く、入会後の会員サービスも充実しており、旅先でも便利。
旅先にクレジットカードを持参するメリット、デメリット。
どこを旅して、どんな旅をするのかによってクレジットカードの利用頻度は変わってきます。特に買い物が大好きで多額の買い物をする人は、クレジットカードなしで旅をするのはもったいです。
多額の買い物をしない人でも旅先での不慮の事故に備えて1枚は持参したい。
国によってはスキミング被害が頻発していて利用をためらう場合もありますが、
旅先でのカード利用のメリット、デメリットを下記にあげてみます。
メリット
- 持ち歩く現金を少なく押さえられる。
- ホテル等でデポジットとして提示を求められた時、カードがないと多額の現金を預けることに。
- 財布を紛失した時などの損害も少なく済む(カード不正利用されなければ)。
- 「体調を崩して快適なホテルに移りたくなった」「飛行機に間に合わず航空券を買い直した」等、
予想外のトラブルが起こった時の支払いに使える。
- 海外での支払いは現金払いよりレートがお得になることが多い。
- 両替手数料の関係で、一般的に現金両替よりもレートが良い。
日本円を直接両替できない国(中南米など)では特に無駄がない。 - 両替一回ごとに一定の固定手数料をとる国では断然カード払いが便利。
(細かく両替すると手数料がかさむし多めに両替するとお金が余る) - カード利用時点のレートが適用されるので両替レートに目を光らせて両替しなくてもよく、ラク。
- 両替手数料の関係で、一般的に現金両替よりもレートが良い。
- 国際キャッシュカード「PLUS」「Cirrus」との提携カードは現金をATMから引き出せる。
- 必要なときに必要な分だけ現金を引き出せる。手数料を含めても現金両替と変わらない。
- 利用ごとにATM利用手数料が取られる場合もあるので、利用前に要チェック。
- デポジットとして利用できる。
- 一定ランク以上のホテルではチェックイン時にデポジットとしてクレジットカードの提示を求められる。
クレジットカードを持ってない場合、多額の現金を預ける必要になり両替額が増えて無駄。 - カードがない場合、一定以上の現金を持参してないと入国拒否をされる国もある。
- 一定ランク以上のホテルではチェックイン時にデポジットとしてクレジットカードの提示を求められる。
- カード付帯の海外旅行傷害保険があれば、新たに加入しなくてもよい場合がある。
- 旅行期間の制限や旅行代金のカード払いなど、各カードの条件をクリアすれば保険が自動付帯。
- 足りない保証があれば、バラがけで海外旅行保険のAIUなどで契約するとよい。
- カード会社の利用ポイントが貯まる。
- (海外には限りませんが)利用金額ごとにカード会社の利用ポイントサービスを受けられる。
- 自分の生活形態や好みにあったサービスのあるカードを選ぶと良いです。
- クレジットカードでかけられる公衆電話もある。
- 国際電話でクレジットカードが使えるととても便利。アジアの空港や都市に多い。
デメリット
- 国によってはカード利用手数料を利用者が負担する場合がある。
- 日本国内はカードと現金は同価格で手数料は加盟店が支払うが、
海外では法律で手数料上乗せが認められている場合もあるので注意。
- 日本国内はカードと現金は同価格で手数料は加盟店が支払うが、
- 犯罪に巻き込まれたときの影響が大きい。
- スキミング被害(東南アジアで多い)、不正請求など。
- 最近では路上強盗にATMまで連れて行かれ、その場でキャッシングさせられる被害もある。
- 旅先で無くしたときの手続きがめんどくさい。
- 海外の窓口への電話、紛失証明の取得、再発行手続き(受け取り)など、様々なプロセスが必要。
- 再発行まで2週間ほどかかる場合もあり、カードに頼った旅では資金繰りに困ることも。
- 新興国では高級店以外ではあまり利用価値はない。
- 店側に現金が払い込まれるのが数ヶ月先になるため、ある程度の規模の店以外では利用不可。
- 安宿に泊まり、安食堂でご飯を食べ、土産を買わない人には持っているメリットは保険くらい?
「旅」に有利なクレジットカードをどう選ぶ?
クレジットカードは別に海外だけで使うわけではありません。日常生活上でもクレジットカードを利用することで様々な特典を受けられるからです。
私の場合、その特典もすべて旅に繋がるように考えます。そう、マイレージです。海外旅行傷害保険です。
カード加盟店にはうっと惜しい話でしょうが、日本ではクレジットカード手数料を顧客が払う必要がないので、
少額の買い物ですらカードで払います。カードでチャージした電子マネーで支払います。
あまりに支払いをカードに集約しすぎると企業のマーケティングに使われそうでイヤですけど(笑)。
会社を辞めて長期旅行に出ようとしている場合は、会社勤めのうちにカードを作っておいて!
旅に有利なクレジットカードを選ぶポイント
→個別のカードの詳細は別ページでまとめます。- □ 利用ごとに航空会社のマイレージが貯まる。
- JALカード、ANAカード、NWカード、ユナイテッドマイレージプラスカードなど。
- 利用ポイントがそのままマイレージとして蓄積される。
- 利用ポイントがそのままマイレージとして蓄積される。
- □ 利用ポイントが航空会社のマイレージ(主にJAL、ANA)に変換できる。
- 現在、三井住友VISAカード、JCBカードなど多くのカード会社で行っているサービス。
- 1000円=2~10マイルに変換できるのが一般的。変換に手数料がかかるカードもあるので注意。
- 楽天カードは、楽天市場のポイントもANAのマイルに変換可。無料のカードの中では変換率が高い。
- 1000円=2~10マイルに変換できるのが一般的。変換に手数料がかかるカードもあるので注意。
- □ 電子マネーのチャージでも利用ポイントが付く。
- JALカード(suica、pasmo、waon)、ANAカード(suica、pasmo)、ライフカード(edy)など。
- 電子マネーはコンビニや空港、駅等での少額利用でチリのようにマイルが貯まるところが良い。
- 電子マネーはコンビニや空港、駅等での少額利用でチリのようにマイルが貯まるところが良い。
- □ 海外旅行傷害保険が自動的に付帯している。
- 年会費が一定以上かかるクレジットカードに自動付帯していることが多い。
- 保険会社で直接加入する保険よりも条件が多かったり、限度額が低いこともあるが、
- 1回の旅行で複数枚のカードの保証を受けることもできるので留意すべし。
- 保険会社で直接加入する保険よりも条件が多かったり、限度額が低いこともあるが、
- □ カード加盟店での割引プランを利用できる。
- 日本人が海外で利用価値が高いのはJCBカードのサービス。
- 国内では割引プランよりポイント付与率が高い加盟店(宿)などを利用すると得した気分になる。
- 国内では割引プランよりポイント付与率が高い加盟店(宿)などを利用すると得した気分になる。
- □ ゴールドカード以上のステイタスカードは会員サービスが充実しているのが魅力!
- ダイナース、アメックス、各種ゴールドカード等。ポイントが複数マイルに変換できるカードも。
- 海外旅行傷害保険の補償内容も通常カードよりも良いのでいざというとき安心。
- シャワー室がある空港ラウンジも有り、夜行便で帰国しそのまま出社するあなたに朗報!
- 流通系のゴールドカードは系列デパートの駐車場利用が無料など、日常での特典も多数有り。
- 世界600箇所の空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パスが無料付帯するカードも!
- 海外旅行傷害保険の補償内容も通常カードよりも良いのでいざというとき安心。
- □ ETCカードを同時発行してくれる。(ETCカードの年会費はカードにより異なる)
- 高速代金が割引になるので発行しておいて損はない。料金所でカード払いする手間も省ける。
- 今やレンタカーにも標準装備されているので、レンタカーで旅をする人も利用価値アリ。
- 今やレンタカーにも標準装備されているので、レンタカーで旅をする人も利用価値アリ。
- □ 18歳以上の学生は学生カード、家族カードを利用すべし。
- 学生カードは利用限度額が低めだが自分の責任でもてるので気が楽。
- 家族カードは親の入っているカードのステイタスに準ずるのでサービスはいろいろ。
- 親にJALカードに加入、家族プログラムに登録してもらい、自分は家族カードを利用するのも有。
- 家族カードは親の入っているカードのステイタスに準ずるのでサービスはいろいろ。
お薦めするクレジットカードの組み合わせ
クレジットカードは細かく分けると、銀行系だの流通系だの細かくいろいろありますが、私はクレジットカードポイントがマイレージに変換できることに重きを置いて選んでいます。
日常生活でもクレジットカードで支払えるものはすべてクレジットカード払い。
これで家賃もマイルになれば万々歳なのですが、うちの家賃支払いカードはマイルに変換できないのが惜しい!
旅で使うクレジットカードのオススメの基準をまとめてみました。
- カードは複数枚持つ。その際ブランドは必ず別のモノで契約する。
- VISAカード、マスターカードをメインにし、日本やアジアではサブカードでJCBを利用する。
できれば異なるブランドを3種類持つことをオススメします。
- VISA、マスター、アメックスの組み合わせ、VISA、マスター、ダイナースの組み合わせもアリ。
- 海外旅行傷害保険が付帯しているカードを1枚以上選ぶ。
- ゴールドカード以上に付いている保険が保証が多くてベスト。
- 保証額が足りない場合は、保険付帯のカードを複数枚持つ。
- 日系エアラインマイレージの交換は、メインに集めるエアラインを決めた上でカードを選ぶ。
- 例えば、自宅最寄りの空港からJALの発着が多い場合JALカードをメインにし、
ANAのマイルは楽天カード、Wカードなど年会費無料のカードで必要に応じて変換する。 - 必ず年会費の高いゴールドカードなどをメインカードにする。サブカードは会費を抑える。
- 例えば、自宅最寄りの空港からJALの発着が多い場合JALカードをメインにし、
- マイレージへの交換、ポイント付与率等を熟慮し、自分の生活スタイルに合う物を選ぶ。
- ショッピングマイル、ポイントもバカにできない。場合によっては追加料金でマイルアップメンバーになり、
マイルの付与率を上げた上でメインカードとして利用する。 - 列車の通勤定期券もクレジットカードで支払う。(電子マネーのオートチャージ機能も活用)
- HOME'S楽天カード、大東建託の建託カードなど、家賃の支払いが可能なカードも!
- ショッピングマイル、ポイントもバカにできない。場合によっては追加料金でマイルアップメンバーになり、
シチュエーション別クレジットカードのオススメ組み合わせ例
カード契約者のシチュエーション別に持っておきたいクレジットカードの組み合わせの一例を紹介します。サブカードは自分がよく使う店舗(OA機器が好きならビッグカメラのカードとか)の提携カードも有りです。
マイレージごとのカード一覧などは後日別ページにまとめますので今しばらくお待ちください。m(_ _)m
世界中を飛び回るスーパーサラリーマンのあなたはステイタスをプラス!
□ダイナースクラブカード□楽天プレミアムカード(VISA、MASTER CARD、JCB)
□マスターカード or 三井住友VISAカード
▼オススメの理由
海外渡航が頻繁なあなたは、仕事のストレスや環境の変化、時差などの外的要因で
気が付かないうちに疲労を貯めてしまいがち。
特に海外って日本の常識では考えられないトラブルに振り回されることがしばしば。
そんなあなたのメインはダイナースクラブカード。
年会費に見合った様々なサービスがあなたの仕事もプライベートもサポートします。
集めているマイレージプログラムが決まっていれば、航空会社との提携カードがお得。
日系航空会社提携カードの場合、提携航空会社の搭乗で通常のフライトマイルにボーナスマイルがつくのもメリット!つまり、エコノミークラスでもビジネスクラス並のマイルがつきます。
通常のダイナースクラブカード利用でもダイナースグローバルマイレージ参加で必要に応じてポイントをマイレージに変換可能です(AA、TG、KE、AZを集めている人はこっちがいいかも)。
主なサービス
≫利用限度額なし!不測の自体にいつでも対応できる。
≫空港ではラウンジでゆっくり休める。フライトのキャンセルや遅れによる混雑時など得に嬉しい。
≫24時間年中無休サポート体制!トラブルの時とにかく助かる。
≫海外、国内問わず旅行傷害保険の補償額が最高1億円!
≫病気や怪我の際、病院紹介を含めたエマージェンシーサービスがある。
≫トラベルデスクは世界37都市に!交通案内、ホテル、リコンファームなど便利なサービスが多数。
≫航空会社提携カード:JALダイナースカード、ANAダイナースカード、マイレージプラスダイナース、
ノースウエスト・ワールドパークス/ダイナースクラブカード
≫ビジネスアカウントカードの発行で仕事とプライベートの経費を区分け可能!
▼サブカード
サブカードもできればゴールドカードを選びたい。
例えば楽天プレミアムカードでは、プライオリティ・パスに無料で登録可能。プライオリティ・パスに登録すると世界600箇所の空港ラウンジを利用でき、ダイナースカードでカバーできない地域を補うことができます。
楽天プレミアムカードは、プライオリティ・パスに登録されるカードの中で年会費が最安値の10,500円!
プライオリティ・パスへ単体での登録はプレステージ会員で399米ドル。
カード会員は、海外旅行傷害保険や荷物宅配サービスなどのカード特典も付くのでお得です。
仕事で海外は行かないけど、休みができたら即海外に飛ぶあなたへオススメ!
□楽天プレミアムカード等のゴールドカード□三井住友VISAカード
▼オススメの理由
現地を深夜発、早朝日本についてそのまま出勤するなんて離れ業もしばしば。
それでも休みに海外旅行は絶対に外せないというあなたは、メインカードに一枚ゴールドカードを利用したい。
海外旅行傷害保険の補償や空港ラウンジ、宅配サービスの利用など、ゴールドカードの特典をフル活用!旅ごとに保険に入ることを考えたらゴールドカードの年会費なんてへでもありません。
今時の空港ラウンジはインターネットもあるので、仕事場からの不意のメールを見逃すこともなくなります!
楽天プレミアムカードは、プライオリティ・パスに無料で登録可!
プライオリティ・パスというのは世界600箇所の空港ラウンジを利用できる会員プログラムで、
楽天プレミアムカードはプライオリティ・パスが付帯するクレジットカードの中で、年会費が最安値!
プライオリティ・パスへ単体での登録はプレステージ会員で399米ドル。これが10,500円の年会費で利用可能になり、さらに海外旅行傷害保険などカード独自の特典がプラスされるのです。
▼サブカード
利用している生活圏にある流通系カードなどの無料のカードを常備したい。
年会費を払っているゴールドカードをメインで使うので、特典もさほど貯まらないけど、
会員限定セールなどは提携カードを持ってないと割引にならなかったりしますので、
そういうものをサブに準備しておくといいです。
海外旅行は2~3年に1回程度。特典航空券がもらえるほどマイルが貯まらないあなたへ。
□UA提携マイレージプラスJCBカード□楽天カード(VISA)
□セゾンカード or ライフカード等年会費無料のクレジットカード(MASTER)
▼オススメの理由
旅行は好きだしマイレージも貯めたいけど、JALやANAのマイル口座の有効期限3年がネック。
気が付いたら有効期限切れ・・・。そんなあなたはアメリカ系のマイレージをオススメします。
アメリカ系は18ヶ月間なんらかのマイルの増減があれば自動的にマイレージ口座の期限が延長!
18ヶ月の間、飛行機に1回も乗らなくても、その間にカードで支払いすれば、マイルが付く。
つまり、カード決済によって有効期限が延びるのです。
マイレージプラスJCBカードの場合、スターアライアンス加盟会社の航空券にも交換できるため、
ANAの国内線航空券を出すことも可能です。
提携航空会社の特典航空券発券には手数料がかかるようになったのが残念ですが、
それをさしおいても便利なカードです。
▼サブカード
楽天カードはJCBかVISAブランドから選択できるので、ここは迷わずVISAを選択。
旅行代金を楽天カードで支払えば、自動的に旅行傷害保険がついてくるので、
マイレージプラスJCBカードの保険だけでは補償額が不安な場合は、
楽天カードで旅行代金を支払うと安心です。
さらにセゾンカード、ライフカードなどでマスターカードを作っておけばばっちり!
中でもライフカードは誕生月はポイント5倍だし、無料のカードの中ではマイルの変換率がいいのでオススメです。
旅行といえば家族旅行が中心。無駄な出費は絶対イヤ!無駄なくお得にしたいあなたへ
□JALカード or ANAカード□楽天カード
□セゾンカード or ライフカード等年会費無料のクレジットカード
▼オススメの理由
旅行回数は少ないけど、1、2年に1回は家族で飛行機を利用。勿論、子供も一緒。
家族それぞれに付くマイルはほんの少しで、いつも有効期限が切れてしまう。
そんなあなたが活用すべきなのはJALのJALカード家族プログラムです。
18歳以上はJALカード入会が必須ですが、家族カードの年会費は本会員(2100円~)の半額です。
そしてその会費の元を取るべく、毎日の買い物をJALカードに集約すればいいのです。
ガスや電気、新聞代、日用品の買い物などをすべてJALカード払い。
人間ドックも美容院も特典ポイントが付く特約店をフル活用。
さらに普段利用するデパートが東急ならJALカード TOP&ClubQ、
小田急ならJALカードOPカードクレジット等、幅広いラインナップがそろいます。
デパート提携施設利用でポイントが別に付く他、PASMOのオートチャージも設定できます。
イオンが近ければwaonのオートチャージ設定がオススメです(JALカードOPクレジットでは不可)。
ANAもJALに遅れること数年で家族マイルを合算できるようになりました。
最寄りの空港の発着便数や好みでどちらを選んでもよいですね。
▼サブカード
メインカードで年会費を払うのですから、サブカードは年会費無料にします!
楽天カード、セゾンカードなど流通系カードはお財布に優しく大抵年会費無料です。
お好みにあわせJALカードとは違うブランドで年会費無料のカードを作りましょう。
学生だけどやっぱりカードがほしい!
□三井住友VISAカード□楽天カード学生限定カード
□家族が入会しているクレジットカードの家族カード
▼オススメの理由
学生時代は自由になるお金も少ないし、大金を使うような買い物も滅多にありません。
カードの限度額も少なく、クレジットカードを持つこと自体にあまり興味が行かないですが、
やはり旅行中の不測の事態に備えて1枚常備したいモノ。
三井住友VISAカードの学生カードは、年会費無料でキャンパスライフをサポート!
旅行代金をカードで支払えば海外旅行傷害保険が付帯しますし、
海外でのショッピング安心保証も付いてくるところが嬉しいポイント。
卒業後は一般会員に移行されますので、作り直す必要はありません。
▼サブカード
家族が本会員になっているクレジットカードの家族会員になると、本会員のステイタスに準じて
限度額などの条件が変わりますが、学生カードを自分で作るよりも便利にはなります。
しかし、支払いが家族の口座からの一括引き落としなので懐具合を気にせず使いすぎたり、
明細書が本会員の元に送られるのでこと細かく買い物状況を家族に知られてしまうことも。
学生時代に金銭感覚を磨くためにも、自分の責任で自分名義のカードを作ることをオススメします。