海外旅行の航空券の買い方
外国に行きたいなと思った時、絶対必要なのはパスポート(&ビザ)とお金と航空券。
船で行くという手段もありますが、航空券の値段が下がった今、金銭的には余りメリットはありません。
私が航空券を買う時の基本はなるべく安く!
なぜなら1回の贅沢な旅行より何回も旅行に出ることを選ぶからです。
しかし、安さにこだわるあまり失敗することもあり、トータルで見ると代理店任せの人と変わらない気が・・・。
航空券が手元にあるのに休みが取れず、有効期限ギリギリで海外を往復する羽目になって、
なんのための旅行かわからなくなるときもある。それもまあ楽しい思い出です。
今は航空会社のカウンターに出向かなくてもネットであっさり購入できる時代です。
どこでどう買うと得なのかを考えながら、私的航空券の買い方を語ってみます。
同じ目的地に複数の航空会社が就航している場合、やっぱり需要の多い航空会社の値段が高くなります。
飛行機は空を飛ぶ物なので、ハード面整備での不具合がないのは当たり前。
さらに定期的に新しい機材を導入している会社がやっぱり安心だし、機内でも快適に過ごせます。
また、人材教育をきちっとしているかも重要なポイント。
機内サービスが雑だったりするのは些細なことですが、そういう表面的なことすらきちんとできない会社は、フライトキャンセルなど問題が起こった時の対処もひどい。
トラブルで帰国日が遅れても文句を言われない職場で働いていれば「楽しい思い出」で終わりますが、
まだまだ長い休みが認められにくい日本ですから、充分留意したい。
日本発着便の場合、最も高いのはやっぱりJAL、ANA。
渡航先でも日本人もしくは日本語が話せるスタッフが必ずいるのでいざというときの安心感で軍配があがる。
直行便:出発地から目的地まで直接飛べる便。最も早く目的地に到着できる。
経由便:目的地に向かう途中で別の空港を経由する便。場合によっては乗り換えがある。
周遊便:複数の目的地をぐるっと回って出発地に戻ってくる便。
一般的に直行便利用が楽だと言われるし、値段も高くなるのが普通です。
ただし、直行便といいつつ途中降機があるなんちゃって直行便もまれにあります。
経由便の場合、経由地の空港で最低でも1時間の乗り換え時間がかかります。
日本人観光客が少ない都市へは直行便は週に数便しかなく、
第三国を経由した方が便数が増え、逆に旅程が立てやすくなる場合もあります。
さらに経由便の乗り継ぎがスムーズに行く場合は、むしろ経由便の方が値段が高くなることもある。
呼び名は航空会社によって様々。俗にファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラスというやつです。
私を含め、一般人は基本的にエコノミークラスのチケットを買うことになりますが、
エコノミーの中でも座席クラスが細かく分かれており、同じエコノミーの椅子に座るのに払う金額が変わります。
最も高いのがノーマル運賃。欠航時に他社の便に振り返られたり、日付を自由に変更できたり、
キャンセル待ちの優先度が高かったりと、料金が高い分融通が利きます。
座席クラスが低くなるほど制限が多く、格安航空券と呼ばれる航空券のほとんどは日程の変更がききません。
何らかの事情で飛行機に乗れなかった場合、自費で航空券を再購入しなければなりません。
またマイレージプログラムの加算率も座席クラスで異なり、一般に割引運賃の場合は加算率が低くなります。
安さにこだわるならば、下位クラスのチケットを手に入れればいいということです。
航空会社も旅行代理店も人件費を削減するためにネット販売に力を入れているので、
安く買おうと思ったら、自力でインターネットで探すことになります。
私の場合、旅行先を決めたら、まずエイビーロードなどの航空券やツアー販売の総合サイトを開きます。
各旅行代理店で販売している航空券を様々な条件で検索することができるので相場が把握できます。
このようなサイトで最安値で表示されるのは、だいたい下位クラスの航空券です。
繁忙期は下位クラスの航空券があっさり売り切れるので、掲載料金で必ず手に入るわけではありません。
パッケージツアーと料金を比べたり、旅行代理店を比較したりするのにとても便利です。
得に小さな代理店は自社でシステム化できないため、エイビーロードなどを活用しています。
多くの旅行代理店が顧客を獲得するために利用しているので、使わない手はありません。
そして、充分情報収集をした後、どこで買うかを決めていきます。
CMなどでもおなじみ、ANAでいうとANAエコノミークラス正規割引航空券スーパーエコ割などです。
乗り継ぎに失敗すると航空券がパーになったりします。安さにこだわり過ぎると失敗する悪い例です。
私の場合、南米発ロス行きが突如キャンセルになり、ロス-成田に乗り継げなかったことがあります。
バラ手配の場合は、乗り継ぎ地でストップオーバーしたり、日程変更ができる航空券にしておきたい。
特に日本から第三国を経由してどこかに行きたい場合、日本発の便と第三国発の便を運行する航空会社が
別グループ会社だったりすると、航空会社のwebサイトでは購入できません。
また、航空会社のオンライン予約では、席が残っているクラスの航空券を買うことはできますが、
キャンセル待ちができない場合が多いです。
そんな時は一人で悩んでないで旅行代理店の担当に相談するほうが便利です。
多くの航空会社を同時に比較でき、空席があればそこで押さえられるからです。
細かい要望がある場合、メッセージ欄に細かい要望をいれておいて対応してもらいます。
席はオンラインで押さえていても代理店の担当者が処理するまで航空券は発券されないので、
代金が変わらない範囲での細かい要望は聞いてもらえることもあります。
複雑な経路やマニアックな旅行先に行く時は、旅行代理店に電話をしたり、窓口で相談します。
メールでの相談は記録が残ると言う面では便利ですが、やりとりしている間に満席になることも。
また自分でいろいろと調べる時間がない場合、値段よりも会社や担当にこだわる方がよいです。
いつも同じ担当を通して買うと、無理を聞いて貰いやすくなるからです。
特に繁忙期にしか旅行できない場合は、波長があって頼りになる人を見つけておくと心強いです。
海外旅行はエイチ・アイ・エスなど大手はオンラインと窓口では担当が別なので、上手に使い分けたい。
大昔は香港発日本経由のアメリカ便で香港-日本間のチケットを捨てて使うことが流行ったそうです。
当時は日本-アメリカ間の航空券代が香港発より高かった時代です。
今は日本発の方が安いし、途中の経路を捨てればその先も全て無効になります。
私はバンコク、シンガポール、韓国などで海外発券の航空券を利用したことがありますが、
金額だけを考えると日本発より特別安くなることはないです。
また、第三国まで片道チケットで飛んで第三国発日本行きや日本経由の航空券を買うと、
航空券の期限までに必ず航空券を発券した第三国に戻らなければなりません。
運悪く航空券の期限内に行けなくなると、残っている航空券を捨てる羽目になる。
日本で買えば渡航そのものをやめることになるのでキャンセル手数料で済みますが、
第三国発券なので日本にいる間は旅の途中みたいなもの。払い戻しができません。
特にピークを外して休暇を取れる人は、日本で安いチケットが出回るので何のメリットもないです。
金額を抑えるなら自分で調べて大手旅行代理店か航空会社のオンライン予約。 マニアックな場所は専門取り扱い店、「とにかく海!」など条件が曖昧なら総合的に扱う代理店の窓口が頼りになります。
エイビーロード
海外格安航空券、海外ツアー情報満載の老舗サイト。
昔は雑誌もありましたが、現在はインターネットサイトのみになりました。
登録している旅行代理店が多いので、相場を比較するのに便利です。
気になる航空券を見つけたらオンラインで見積もりを依頼することも可能。利用料は無料!
何社か同時に問い合わせて対応がよいところで買うのも手です。
もし渡航先で一都市に滞在の予定であれば、ツアーも比較してみてください。
航空券だけを買うよりも、ホテル付きのツアーの方が値段的にお得な場合があります。
昔はツアーといえば土産物屋を引き回すものばかりでしたが、最近はフリープランが多く使いやすいです。
▼デメリット
掲載されているプランに必ず空席があるわけではありません。
また小さい代理店ほど大手より若干安くして、顧客を獲得しようとがんばっています。
大手はクレジットカードで支払えたりするので、値段以外の面でもよく比較することをオススメします。
インターネットでの海外格安航空券の販売に特化した代理店の一つ。
扱う航空券のほぼ全てがオンラインで空席状況がわかるため、
安く、早く、確実に航空券を購入することができます。
トップページを開くだけで出発地、目的地、出発月ごとの最安値が一目でわかり、インパクト大!
航空券片手に海外に飛び、現地で自由に動き回りたい、私みたいなタイプにはオススメです。
▼デメリット
航空券、ホテル以外の手配ができないため、ビザの取得などがある場合、別途手配が必要です。
また、一都市滞在の場合、フリープランのパッケージツアーの方が、空港の送迎もついて得な場合も。
海外旅行はエイチ・アイ・エス
今や海外旅行手配では知らない人はいない旅行代理店。
信頼度もぐんぐん上がってJTBを抜いている気すらしてくる。
取り扱う旅行商品の豊富さと海外の支店の多さが魅力。
海外支店はオプショナルツアーを日本語で頼めるのが頼りになります。
チャーター便やミステリーツアーなど、小さな代理店では扱えない独自のプランが得にオススメ。
▼デメリット
PEXや早割など他の代理店でも扱う航空券は手数料が高いです。
また休日ともなると窓口は大混雑で、航空券の値段を聞いただけで30分近く待たされることも。
webサイトが充実しているので、窓口よりもweb予約を利用する方が気楽です。
スカイゲート
海外格安航空券、ツアー、ホテル、国内旅行などの予約サイト。
航空券のオンライン予約システムは、ただ空席検索ができるだけでなく、
経由地でストップオーバーしたり、ホテルを同時予約なども設定できるので、
例えば、日本発は金曜の夜、経由地で数泊遊んだ後、目的地へ飛びたい!という
わがままな旅程もオンラインで予約できる。
(ちょっと前までこういうわがままプランはオンラインでは予約できなかった。)
また、航空券代、空港使用料、発券手数料などの料金明細も明解。
特筆すべきはホテル予約で、都市によっては他のホテルクーポンサイトよりも安い。
▼デメリット
オンライン検索システムがちょっと重い。
満席だった時に再度検索・・・を繰り返すと時間がかかってイライラする。
ただし、これはスカイゲートに限ったことではないので、我慢するしかないですが・・・。
他にもオンラインで予約が旅行代理店はあります。 ≫海外航空券、パッケージツアー予約サイト一覧
例えば、HISで満席でも他の代理店が確保している航空券が残っていることもあるので、
順番にチェックしていくとよいです。それでも満席の場合は、電話してみてください。
「その日程ならたぶん航空会社がOKだすと思うんで、折り返しますね。待っててください」
とさくっと確保してもらえることもありますよ(年末年始、GWなどのピークは簡単にはいきませんが)。
オンラインで予約できない航空券や航空券のみで飛ぶには心許ない方面に行く場合などは、
エイビーロードなどを使って、専門知識がある代理店を探してみてください。
船で行くという手段もありますが、航空券の値段が下がった今、金銭的には余りメリットはありません。
私が航空券を買う時の基本はなるべく安く!
なぜなら1回の贅沢な旅行より何回も旅行に出ることを選ぶからです。
しかし、安さにこだわるあまり失敗することもあり、トータルで見ると代理店任せの人と変わらない気が・・・。
航空券が手元にあるのに休みが取れず、有効期限ギリギリで海外を往復する羽目になって、
なんのための旅行かわからなくなるときもある。それもまあ楽しい思い出です。
今は航空会社のカウンターに出向かなくてもネットであっさり購入できる時代です。
どこでどう買うと得なのかを考えながら、私的航空券の買い方を語ってみます。
航空券の料金が決まるポイントを簡単に説明。
航空会社
航空会社の信用度やサービスなどで人気が分かれ、値段が前後してきます。同じ目的地に複数の航空会社が就航している場合、やっぱり需要の多い航空会社の値段が高くなります。
飛行機は空を飛ぶ物なので、ハード面整備での不具合がないのは当たり前。
さらに定期的に新しい機材を導入している会社がやっぱり安心だし、機内でも快適に過ごせます。
また、人材教育をきちっとしているかも重要なポイント。
機内サービスが雑だったりするのは些細なことですが、そういう表面的なことすらきちんとできない会社は、フライトキャンセルなど問題が起こった時の対処もひどい。
トラブルで帰国日が遅れても文句を言われない職場で働いていれば「楽しい思い出」で終わりますが、
まだまだ長い休みが認められにくい日本ですから、充分留意したい。
日本発着便の場合、最も高いのはやっぱりJAL、ANA。
渡航先でも日本人もしくは日本語が話せるスタッフが必ずいるのでいざというときの安心感で軍配があがる。
直行便、経由便、周遊便
旅行する時、どのようなチケットを選ぶかで旅程や値段に影響が出てきます。直行便:出発地から目的地まで直接飛べる便。最も早く目的地に到着できる。
経由便:目的地に向かう途中で別の空港を経由する便。場合によっては乗り換えがある。
周遊便:複数の目的地をぐるっと回って出発地に戻ってくる便。
一般的に直行便利用が楽だと言われるし、値段も高くなるのが普通です。
ただし、直行便といいつつ途中降機があるなんちゃって直行便もまれにあります。
経由便の場合、経由地の空港で最低でも1時間の乗り換え時間がかかります。
日本人観光客が少ない都市へは直行便は週に数便しかなく、
第三国を経由した方が便数が増え、逆に旅程が立てやすくなる場合もあります。
さらに経由便の乗り継ぎがスムーズに行く場合は、むしろ経由便の方が値段が高くなることもある。
予約クラス
ご存じのように航空券には航空会社や飛行機の機材により様々な座席クラスがあります。呼び名は航空会社によって様々。俗にファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラスというやつです。
私を含め、一般人は基本的にエコノミークラスのチケットを買うことになりますが、
エコノミーの中でも座席クラスが細かく分かれており、同じエコノミーの椅子に座るのに払う金額が変わります。
最も高いのがノーマル運賃。欠航時に他社の便に振り返られたり、日付を自由に変更できたり、
キャンセル待ちの優先度が高かったりと、料金が高い分融通が利きます。
座席クラスが低くなるほど制限が多く、格安航空券と呼ばれる航空券のほとんどは日程の変更がききません。
何らかの事情で飛行機に乗れなかった場合、自費で航空券を再購入しなければなりません。
またマイレージプログラムの加算率も座席クラスで異なり、一般に割引運賃の場合は加算率が低くなります。
- 例:日系航空会社 エコノミーの座席クラス
- ANA (高い)Y→E→B→M→S→K→H→W→L(安い)
- JAL (高い)Y→W→E→B→H→K→M→L→V→S→Q(安い)
安さにこだわるならば、下位クラスのチケットを手に入れればいいということです。
航空券をどこで買うか
さて、いよいよ航空券を買います。航空券を探す時、手放せないのがインターネットの存在です。航空会社も旅行代理店も人件費を削減するためにネット販売に力を入れているので、
安く買おうと思ったら、自力でインターネットで探すことになります。
私の場合、旅行先を決めたら、まずエイビーロードなどの航空券やツアー販売の総合サイトを開きます。
各旅行代理店で販売している航空券を様々な条件で検索することができるので相場が把握できます。
このようなサイトで最安値で表示されるのは、だいたい下位クラスの航空券です。
繁忙期は下位クラスの航空券があっさり売り切れるので、掲載料金で必ず手に入るわけではありません。
パッケージツアーと料金を比べたり、旅行代理店を比較したりするのにとても便利です。
得に小さな代理店は自社でシステム化できないため、エイビーロードなどを活用しています。
多くの旅行代理店が顧客を獲得するために利用しているので、使わない手はありません。
そして、充分情報収集をした後、どこで買うかを決めていきます。
航空会社で購入する
以前は割引運賃の航空券は旅行代理店を通して買う物でしたが、航空会社から買う機会も増えました。CMなどでもおなじみ、ANAでいうとANAエコノミークラス正規割引航空券スーパーエコ割などです。
また、日本出発便と海外での乗り継ぎ便をバラバラに買うほうが安い場合がありますが、
- メリット
- 正規割引航空券(PEX)や早割航空券を旅行代理店で買うと手数料が加算されるのが普通。
これらの航空券を買う場合、直接航空会社から買う方が安くなることが多い。- e-ticket発券なので出発直前(スーパーエコ割なら3日~前日)まで購入可能。
- ボーナスマイル加算、ネット購入割引など、航空会社独自の特典がある場合もある。
- デメリット
- 日本発着の便がない航空会社の場合、日本語で問い合わせできる窓口がなかったり、
予約はインターネットでできるのに、変更は本国の窓口に電話をしなければならない場合も。- 渡航条件(パスポート期限、ビザ等)を満たさなくても買えるので注意が必要。
- 全て自己責任になるので、入力間違いをした時にキャンセル料、変更手数料がかかることも。
乗り継ぎに失敗すると航空券がパーになったりします。安さにこだわり過ぎると失敗する悪い例です。
私の場合、南米発ロス行きが突如キャンセルになり、ロス-成田に乗り継げなかったことがあります。
バラ手配の場合は、乗り継ぎ地でストップオーバーしたり、日程変更ができる航空券にしておきたい。
旅行代理店で購入する
乗りたい航空会社が決まっていない場合、複雑な経路の航空券が欲しい場合、就航している 航空会社が多く決め手に欠ける場合など、自分で決めきれない場合は専門家に相談すると楽です。特に日本から第三国を経由してどこかに行きたい場合、日本発の便と第三国発の便を運行する航空会社が
別グループ会社だったりすると、航空会社のwebサイトでは購入できません。
また、航空会社のオンライン予約では、席が残っているクラスの航空券を買うことはできますが、
キャンセル待ちができない場合が多いです。
そんな時は一人で悩んでないで旅行代理店の担当に相談するほうが便利です。
私は航空会社よりも、海外格安航空券の検索・予約YAZIKITAなど代理店のサイトを使う方が多いです。
- メリット
- PEX、早割よりお得な格安航空券を取り扱っている。
- 曖昧条件(行き先、上限額、マイレージなど)を伝えて、的確な航空券を探してもらえる。
- スペルの入力間違い、ビザなど、渡航条件を第三者の確認がはいり、間違いが起こりにくい。
- 日本に就航していない航空会社の予約・変更・キャンセルも日本語で対応してもらえる。
- 希望クラスの航空券が満席でも旅行代理店のプッシュでOKを出してもらえることがある。
- チャーター便、企画ツアーなど、代理店独自に扱う格安航空券があることも(特に閑散期)。
- デメリット
- 航空会社が扱う正規割引運賃等は代理店の手数料が上乗せされて少し高くなる。
- 予約クラスは明示されないため、加入しているマイレージプログラムの加算条件を自分で調べ、
予約前にクラスを確認する必要がある。(※マイレージを集めないなら必要ない。)- 総合的に扱う代理店は、スタッフ全てが専門的な知識があるわけではない。
- 小さな代理店は専門知識は豊富で頼りになるが、ちょっとしたことで倒産するのでコワイ。
少人数なのでレスポンスが遅かったり、対応がずさんなこともまれにある。
多くの航空会社を同時に比較でき、空席があればそこで押さえられるからです。
細かい要望がある場合、メッセージ欄に細かい要望をいれておいて対応してもらいます。
席はオンラインで押さえていても代理店の担当者が処理するまで航空券は発券されないので、
代金が変わらない範囲での細かい要望は聞いてもらえることもあります。
複雑な経路やマニアックな旅行先に行く時は、旅行代理店に電話をしたり、窓口で相談します。
メールでの相談は記録が残ると言う面では便利ですが、やりとりしている間に満席になることも。
また自分でいろいろと調べる時間がない場合、値段よりも会社や担当にこだわる方がよいです。
いつも同じ担当を通して買うと、無理を聞いて貰いやすくなるからです。
特に繁忙期にしか旅行できない場合は、波長があって頼りになる人を見つけておくと心強いです。
海外旅行はエイチ・アイ・エスなど大手はオンラインと窓口では担当が別なので、上手に使い分けたい。
番外:海外の旅行代理店で購入する海外発券航空券は得か?
第三国で航空券を買ういわゆる海外発券は得か損かひと言では語れません。大昔は香港発日本経由のアメリカ便で香港-日本間のチケットを捨てて使うことが流行ったそうです。
当時は日本-アメリカ間の航空券代が香港発より高かった時代です。
今は日本発の方が安いし、途中の経路を捨てればその先も全て無効になります。
私はバンコク、シンガポール、韓国などで海外発券の航空券を利用したことがありますが、
金額だけを考えると日本発より特別安くなることはないです。
- メリット
- 外国なので金額の決定に日本の繁忙期が関係ない。
- 第三国から先の日本に就航していない航空会社の格安チケットが手に入ることがある。
- 予約金が必要なく、発券期限ギリギリまで予約を押さえて貰うことができるところもある。
- 上位クラスの航空券が日本で買うより安価になる場合がある。
- 第三国から先の日本に就航していない航空会社の格安チケットが手に入ることがある。
- デメリット
- 金額設定が第三国の通貨なので、外国為替相場の動きで金額が大きく変わる。
- 日本-第三国、第三国-目的地の航空券が分かれるので、日本出発便でトラブるとその先が保証されない。
- 第三国では乗り継ぎだけでも空港使用料が徴収され、返金に応じてくれない場合が多い。
- 日本の繁忙期は関係ないが、第三国の繁忙期に当たると取れにくくなる。
- 第三国の代理店で買うより航空会社のwebサイトでオンライン発券した方が安い場合がある。
- 目的地のビザの取得やパスポートの期限などは基本的に自己管理。
- ※第三国:ここでは旅行の目的地ではなく航空券を買う(発券する)国のことを言っています。
- 日本-第三国、第三国-目的地の航空券が分かれるので、日本出発便でトラブるとその先が保証されない。
また、第三国まで片道チケットで飛んで第三国発日本行きや日本経由の航空券を買うと、
航空券の期限までに必ず航空券を発券した第三国に戻らなければなりません。
運悪く航空券の期限内に行けなくなると、残っている航空券を捨てる羽目になる。
日本で買えば渡航そのものをやめることになるのでキャンセル手数料で済みますが、
第三国発券なので日本にいる間は旅の途中みたいなもの。払い戻しができません。
特にピークを外して休暇を取れる人は、日本で安いチケットが出回るので何のメリットもないです。
厳選!航空券予約のための便利サイト
だらだらと語ってしまいましたが、旅行を手配する時によく使っている便利なサイトを紹介します。金額を抑えるなら自分で調べて大手旅行代理店か航空会社のオンライン予約。 マニアックな場所は専門取り扱い店、「とにかく海!」など条件が曖昧なら総合的に扱う代理店の窓口が頼りになります。
航空券の相場やツアーとの比較、代理店比較などに便利
海外格安航空券、海外ツアー情報満載の老舗サイト。
昔は雑誌もありましたが、現在はインターネットサイトのみになりました。
登録している旅行代理店が多いので、相場を比較するのに便利です。
気になる航空券を見つけたらオンラインで見積もりを依頼することも可能。利用料は無料!
何社か同時に問い合わせて対応がよいところで買うのも手です。
もし渡航先で一都市に滞在の予定であれば、ツアーも比較してみてください。
航空券だけを買うよりも、ホテル付きのツアーの方が値段的にお得な場合があります。
昔はツアーといえば土産物屋を引き回すものばかりでしたが、最近はフリープランが多く使いやすいです。
▼デメリット
掲載されているプランに必ず空席があるわけではありません。
また小さい代理店ほど大手より若干安くして、顧客を獲得しようとがんばっています。
大手はクレジットカードで支払えたりするので、値段以外の面でもよく比較することをオススメします。
徹底的に最安値の航空券にこだわった作りで見やすい。
海外格安航空券の検索・予約 YAZIKITAインターネットでの海外格安航空券の販売に特化した代理店の一つ。
扱う航空券のほぼ全てがオンラインで空席状況がわかるため、
安く、早く、確実に航空券を購入することができます。
トップページを開くだけで出発地、目的地、出発月ごとの最安値が一目でわかり、インパクト大!
航空券片手に海外に飛び、現地で自由に動き回りたい、私みたいなタイプにはオススメです。
▼デメリット
航空券、ホテル以外の手配ができないため、ビザの取得などがある場合、別途手配が必要です。
また、一都市滞在の場合、フリープランのパッケージツアーの方が、空港の送迎もついて得な場合も。
独自の企画ツアーのインパクトと広告宣伝がダントツ
今や海外旅行手配では知らない人はいない旅行代理店。
信頼度もぐんぐん上がってJTBを抜いている気すらしてくる。
取り扱う旅行商品の豊富さと海外の支店の多さが魅力。
海外支店はオプショナルツアーを日本語で頼めるのが頼りになります。
チャーター便やミステリーツアーなど、小さな代理店では扱えない独自のプランが得にオススメ。
▼デメリット
PEXや早割など他の代理店でも扱う航空券は手数料が高いです。
また休日ともなると窓口は大混雑で、航空券の値段を聞いただけで30分近く待たされることも。
webサイトが充実しているので、窓口よりもweb予約を利用する方が気楽です。
スカイゲート
海外格安航空券、ツアー、ホテル、国内旅行などの予約サイト。
航空券のオンライン予約システムは、ただ空席検索ができるだけでなく、
経由地でストップオーバーしたり、ホテルを同時予約なども設定できるので、
例えば、日本発は金曜の夜、経由地で数泊遊んだ後、目的地へ飛びたい!という
わがままな旅程もオンラインで予約できる。
(ちょっと前までこういうわがままプランはオンラインでは予約できなかった。)
また、航空券代、空港使用料、発券手数料などの料金明細も明解。
特筆すべきはホテル予約で、都市によっては他のホテルクーポンサイトよりも安い。
▼デメリット
オンライン検索システムがちょっと重い。
満席だった時に再度検索・・・を繰り返すと時間がかかってイライラする。
ただし、これはスカイゲートに限ったことではないので、我慢するしかないですが・・・。
他にもオンラインで予約が旅行代理店はあります。 ≫海外航空券、パッケージツアー予約サイト一覧
例えば、HISで満席でも他の代理店が確保している航空券が残っていることもあるので、
順番にチェックしていくとよいです。それでも満席の場合は、電話してみてください。
「その日程ならたぶん航空会社がOKだすと思うんで、折り返しますね。待っててください」
とさくっと確保してもらえることもありますよ(年末年始、GWなどのピークは簡単にはいきませんが)。
オンラインで予約できない航空券や航空券のみで飛ぶには心許ない方面に行く場合などは、
エイビーロードなどを使って、専門知識がある代理店を探してみてください。