夕涼みにもでれる夏旅の部屋着。

常夏の国への旅は風通しのいい衣類があると便利です。
夕方、夕涼みがてらに散歩するのに重宝します。


東南アジアなど日本の夏と同じように湿気をたっぷり含んだ暑い国では、
夕方の散歩が格別に気持ちが良いものです。
昼間の観光で大汗をかいた後に水のシャワーをばしゃーーと浴びるのは格別で、
さらに日が落ちた後の爽やかな風がいっそう気持ちが良く感じます。

頭も心もすっかりリラックスムードのこの時、気軽な雰囲気で外出出来る服があると嬉しい。
西洋人観光客は、アジアで売られているテロテロの絞り染めのワンピースや、
パンタロンをはいていたりしますけども、涼しくはあっても下着が透けてたりしてみっともない。
「何かないかなぁ？」と思っていた時、出会った日本人のおじさんの姿に釘付け。
甚平を着用してアジアの町を闊歩する日本のおじさんがいたのです。
おお、これは楽チンだ。

綿素材のロングワンピースなども風通しが良くて涼しくてよいのですが、
甚平はそのまま寝間着にもできちゃうのがよいとこです。
ワンピースなどは、そのまま寝るとスカートがたくし上げられて不快だし、
袖がないスリップワンピースが多いので、腕を出すのは憚られるし、
そもそも風通しが良すぎて風邪を引いたりすることも。

女性向きの甚平は派手派手模様か、キャラクター模様ばかりなのが残念ですが、
男女兼用の麻素材の甚平などが見つかると重宝します。
最近では、デパートの男性物売り場では父の日向けに大量に売れるので、
売れ残った男物のSサイズを買うという手もあるかも。特に派手色は売れ残ります。

リゾート地ならば散歩も流行のマキシワンピースがおしゃれですが、
気取らない町、日本の温泉観光地への旅にはオススメです。
（温泉の浴衣って、はだけちゃってめんどくさい。）
動きやすくて涼しくて楽なので、夏のウチに手に入れておくとよいですよ。

夏の夕涼みにぴったりの服を探してみました。