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旅の化粧品を選ぶ。

い頃は旅の化粧品にはあまりこだわりませんでした。化粧品はいろいろ持って行くのですが結局使わず仕舞いになることが多く、荷物を増やしただけだったからです。
必需品といえば洗顔フォーム、化粧水、日焼け止めくらい。わざわざこんがり焼いて帰国して「ちょっと、黒いよ!」なんて肌に気を使っている先輩に注意されるほど、旅の化粧には無頓着でした。
肌が丈夫なのもありせいぜい日焼け止めを塗っておしまい。それでもシミやシワには無縁だったのです。


ところがある時、蚊に刺された跡がなかなか元に戻らないことに気がつきました。

また、旅の浮き足だった気分が手伝って、ひとけのないビーチで羽織っていた長袖シャツをはだけ、
へそだしで日焼けを楽しんでいたところ、生まれてうん十年。1日たりとも日に当たったことがなかった私のお腹周りの肌は拒否反応?を示しました。
なんと、腹の周りにプツプツとそばかす状のシミが残ってしまったのです。

がーーん。

元々、インドなど、現地の女性の一人旅が一般的ではない地域を旅していたので、
肌の露出は控えておりました。
加えて顔には日焼け止めをきっちり塗っていたので、焼けたとしてもマイルドに仕上がっていたのでしょう。
だから自分の体の衰えには気がつかずにいたのですねぇ。

それまで旅の化粧に無頓着だったわたくしが一気に肌ケアに目覚めた瞬間でした。

しかし、別に旅で着飾りたい願望があるわけではありません。
若くて女っぽくてかわいいと旅先で男性に助けてもらえたりもしますが、
そういうキャラでも年でもないので、化粧といってもメイクではなくて肌ケアのため。

旅に持ち歩く化粧品は、かさばらなくてケアが楽なのが重要。
肌質などで合う合わないがあるので一概には言えませんが、私が便利だと思った化粧品を紹介します。

▼ 一押し!! ミネラルファンデーション

最近はやりのミネラルファンデーション。これは旅には一押しです。
一押しの理由は、つけたまま寝てしまっても大丈夫なこと
旅行の時ってホテルの部屋に戻った途端どっと疲れが押し寄せて、
ばたんとベッドに突っ伏してしまうことってありますよね?
ましてやほんのりお酒が入っている時など、顔を洗うのもめんどくさい。
でも、ミネラルファンデーションなら、落とさなくても大丈夫なんですよ~。

例えばミネラルファンデーションの火付け役のベアミネラルの場合、
タルク、オイル、ワックス、香料は一切使われていません。
その上、パウダーなので薄づきなのに、シミやくすみをナチュラルにカバーし、
SPF15・PA++! これは旅に持って行けと言われているような物です。

(個人的にはオンリーミネラル が限定セットで出している
 ブラシの中にファンデの粉をセット出来る持ち運べるブラシが好き。
 ブラシとファンデが別々ではないので、普段の化粧なおし用にも使えます。)

しかも、落とすときにクレンジングがいらないので、ほらもう一つ荷物が減るんですよ!

もうちょっとしっかり塗ってる感がほしい方は、マットタイプの下地を使うと良いです。

▼ 基礎化粧の煩わしさをたった一本で解消!BBクリーム!



某韓国メーカーが火付け役のBBクリーム。
女優クリームというふれこみでブームのしかけと共に流入しました。
保湿クリームや美容液、化粧下地、UVカット、ファンデーション、コンシーラーの6つの役割が 一本で済むという手軽さ。
旅では荷物を増やしたくないので、いいかな?と目を付けていました。

ただ落とすのにクレンジングがいるので、個人的にはもう一歩という印象。
「クレンジングが必要ならファンデーションでいい。」って思うのです。

今は様々なメーカーから出てるので、好みに合う物を選べていいですね。
値段などのバランスで買いやすいと思うのは資生堂が専科シリーズでだした
ミネラルウォーターでつくったフェイスUV です。

発売当初に使っていた顔用のUV下地が残りわずかだったので買ってきました。
明るい肌色がくっきりつくのでびっくりしましたが(私の顔色はオークル系)
ファンデーションより軽いし、なんといってもクレンジングなしで落とせるのが魅力。
夏は汗でドロドロになるかもなとは思いますが、それ以外の季節は楽でよいです。

旅先で派手なメイクは浮くし、男性につきまとわれることもあります。
やっぱりメイクはナチュラルが無難です。(フォーマルな旅をするなら別。)
また、ホテルからちょっとだけ外出するときなど、フルメイクはめんどくさいけど、
UVケアはしとかないとなぁという時に便利な存在です。

▼ クレンジングいらずの化粧下地

これまで化粧を落とす時はクレンジングと洗顔料のダブル洗顔をするのが一般的でした。 ダブル洗顔が不要といううたい文句の洗顔料も出ていますが、 どうしてもそれだけでは落ちているのかどうか不安になるもの。
特に旅行中は食べ慣れない食べ物を食べて吹き出物が出たりすることもあるので、 スキンケアには気を配りたいけど、疲れてケアがいい加減になることも。

クレンジングって肌にも心にも結構な負担なのですが、そういう女性の声を反映してか、 最近では、専用クレンジングがいらなくなる機能性化粧下地が出ています。
世界初*!重ねたメークをお湯で落とせる化粧下地:資生堂のFWB。フルメイクウォッシャブルベース。

どういう機能なのかと言えば、この商品、水にはなじまずお湯にだけ反応する。
40度くらいのお湯で顔を洗えばするすると上に塗ったメイクごと落ちていく。
つまり割とちゃんとしたホテルに泊まる旅であれば、下地をFWBにすれば
クレンジングを持っていかなくてすむわけです。
私、化粧品の中で一番忘れるのがクレンジングなんです。
理由は、他の化粧品と違って、クレンジングは洗面所で使うから。
鏡台のボックスに入ってないからよくいれ忘れるの。
これだったら忘れなくていいわ~。
ただ、新興国に旅するときって、たまにちゃんとしたホテルでも
お湯の温度が低かったりすることがあるので、微妙なところ。
シートタイプのクレンジングと合わせて持っていくと最強かも。
(シートタイプは夜行バスや水が突然でなくなったりしたときに便利。)

▼ オールインワンタイプの化粧ゲル


この化粧品の火付け役はクターシーラボ 薬用アクアコラーゲンゲルですね。
化粧水、美容液、化粧下地など、様々な化粧品を重ねて利用する必要がなく、
オールインワンタイプで便利。
ぱしゃぱしゃと化粧水をはたく楽しさが好きな方には好まれていないようですが、
旅先では、やっぱり荷物が減るから重宝します。
肌質にあわせて、自分に最適な成分が含まれる商品を選んでくださいね。

私の場合は海で遊んだ後など、顔を洗って化粧水をぱしゃぱしゃやりたいときもあるので、 小さい容器に化粧水を少しだけ別にもって行ったりもしてました。

2008年の中米旅行では水の天使(150g)を持参しましたが、きっかり2ヶ月でなくなりました。
普通はもっと旅程が短いと思うので、まずは水の天使 50gで肌質にあうか試してみて、
自分の肌に合いそうだったら150gを買って、移し替えて持っていくといいですよ。

▼ 肌に優しい天然素材の日焼け止め



ファンデーションや化粧下地などにSPF効果があったとしても、
外国では往々にして日差しがきつく、乾燥したところがたくさんあります。
なので、やっぱり日焼け止めは塗りたいところです。

ファンデーションをミネラルタイプにしたのですから、
日焼け止めも天然素材タイプを選ぶとクレンジングいらず!
また、日焼け止めって、2,3時間おきに塗り直すのが鉄則ですが、
天然素材の日焼け止めなら、汗でドロドロになった顔をさっと拭き取って、
日焼け止めとミネラルファンデーションを塗り直せるので化粧直しも簡単です。

でも、海などで使うのはアネッサなどのウォータープルーフタイプがオススメです。
その場合はクレンジングを使った方が良いのでご留意を。

また、外国では日本(アジア)ほど美白を気にしない傾向があるので、
(日傘や手袋でガードしている日本人は結構目立ちます。)
日焼け止めがなくなったときに探してもなかなか見つからない場合もあります。
ですので長旅の方は日本製をすこし多めに持っていくことをオススメします。

私は腕や足などにも塗りたくるので、持っていった日焼け止めがすぐになくなり、
メキシコで買ったことがあります。
商品を探すのも苦労しましたが、やっと見つけた日焼け止めも
べたべたするし汗や水の中ではすぐに溶けてしまうしだめだめでした。
特に汗でドロドロにとろけるっていうのは致命的です。オイオイ。

日本人のニーズには日本製品が一番しっくり来るのかもと思った出来事です。

▼ ちょっと付けると化粧した感がでる。リップグロス


日差しがきつく乾燥しているところでは、唇が切れてぼろぼろになります。
リップクリームは男性も女性も旅の必需品!これほんと。

でもって「たまにはちょっとしたレストランで食事したい・・・」なんて
要求にも答えるのがリップグロスです。

ナチュラルメイクに真っ赤な口紅は浮きますが、ほんのり色づくリップグロスは
旅をちょっとだけ演出してくれます。唇の乾燥も防げて一石二鳥。重宝しますよ。
(ラメがきらきらしているのは勿論、浮きまくりますが)

日本から持って行かなくても免税店で買うのも楽しいです。
(私は外国メーカーは苦手なので持っていく派です。)

▼ 長旅なら持っていくと便利。短期ならいらないかなという化粧小物。



旅が長くなれば長くなるほど、眉毛はばさばさになり、ツメは伸び放題。
水物が機内に持ち込めなくなり、荷物を預けなければならなくなった今、
眉はさみや爪切りも気に入った物を持っていくといいかもしれません。
(旅先ではあまり手入れしようって言う気持ちになりませんが。)

特に爪切りは、海外でも買えるのですが・・・切れ味悪いです。
最近は中国製、韓国製物をよく見かけます。
しかも日本の100円ショップで売っているものと全く同じものが、
海を渡っている分日本で買うよりも高かったりするのです。
グアテマラの市場で買った韓国製の爪切りは1.5倍の150円でした。
(しかも日本から持っていっていたのを忘れていて買ってしまった)

10日以内の短い旅なら持っていく必要は全くありません。
ツメが多少伸びようとも、眉毛が少し変になろうともムシです。ムシ。
(旅も長くなればなるほど眉毛なんて気にしなくなりますけどね。)

はさみは中国製のミニばさみを持ち歩きますが滅多に使いません。
(しかも上海で買ったのであまり切れない。)
毛抜きは邪魔にならないので持っていってます。

持っていく化粧品の組み合わせを考える。

旅の荷物を最小限にしてくれる基礎化粧品の組み合わせは、
 ■洗顔フォーム+美容ゲル+ミネラルファンデーション
 ■クレンジング+洗顔フォーム+美容ゲル+BBクリーム

後は行き先や目的に合わせて日焼け止めやルースパウダー(ミネラルファンデーションでOK)をプラス。
短期旅行であれば各化粧品メーカーの出しているトライアルキットやトラベルキットに
BBクリームやミネラルファンデーションをプラスして持っていくと便利です。

メイクアップ用品は、人により、目的により必要な物は変わってきます。
オペラやクラシック鑑賞、高級レストランでの食事を考えている人はそれなりのフォーマルウェアも、
化粧品もばっちり必要になりますから、フルメイクに備えていろいろ持っていくでしょう。
逆に中・長期旅行で目的がぼやっとしている場合は、あまりたくさん持っていっても使わず仕舞いかも。
口紅一つでカッコがつく場合もありますし、どうしても必要なら旅先で買えるから大丈夫です。

化粧品選びの厳選サイト

化粧品は肌に合う物を選ぶのが原則です。ミネラルファンデーションなどは肌に優しいので万人向けですが。
また旅では食べ慣れない食べ物を食べてニキビや吹き出物がでる・・・なんてこともよくあります。
野菜を毎日たっぷり食べていても、唐辛子などの刺激物がふんだんに使われてたりします。

旅の化粧品はとにかく肌質やシチュエーションにあわせて選んで持っていくとよいです。
ロクシタン、シャネルなどを愛用する方は免税店で仕入れながら旅してもいいのですが、
瓶が重いので、プラスチックの容器やペットボトル(←意外と優秀)に詰め替えた方が良いです。
また高級で敏感な化粧品は、冷蔵庫保管じゃないと変質したりするので旅には向きません。

■ 日本人のために開発された16色のバリエーションが嬉しい。 ★★★★★

日本人の為に開発された16色『オンリーミネラル』

▼オススメの理由
アメリカで大ヒットしたミネラルファンデーションを日本人の肌向けに作った商品。
16種類のカラーから自分に合った色を選べるのが嬉しい。

日焼け止め、コンシーラー、ファンデーション、フィニッシングパウダー、化粧下地
とオールラウンドな機能を持つのミネラルオールインファンデ。
パウダーなのにクリーミーな仕上がりになるのが特徴。
しかも化粧直しいらずで簡単、経済的で、忙しい旅には最適です。

パウダーに含まれる酸化チタンによるSPF効果で、生活紫外線をカットしますが、
海外の強い紫外線対策には日焼け止めもあわせて使いたい。

日本人向けに作られたブランドなので美白を気にする日本人向けに
薬用美白ファンデーション(もちろんミネラルファンデ)があったり、
旅行や化粧なおし用に携帯出来るファンデを内蔵出来るブラシがあったり、
アイテムのきめの細かさが、やっぱり日本のメーカーだなぁとうならせる。

まずは1,980円のお試しセットで効果を試せるのがポイント。

▼デメリット
パウダーだけの詰め替え用なんていうのが出ればもっと嬉しいんですが。 日本人向けというからにはエコな商品を出してくれるともっといいです。ゴミが出る気がして気が引けるので。

■ ノンオイル、詰替用がそろっている上に直営店も多く便利で愛用しているメーカー。 ★★★★☆

水のチカラのうるおいスキンケアORBIS

▼オススメの理由
■すべてノンオイルの化粧品でべたつかないこと。
■価格設定が安くばしゃばしゃと使えること。
■ほとんどの商品に詰め替え用がそろっていてゴミを増やさないこと。
■通販なのに頼んで数日で手元に届くこと。
私がORBISを気に入っているざっとした理由です。

一番の理由は詰め替え用があることですね。
いくらリサイクルされるからといって、毎月2個も3個も瓶がゴミになるのは気分が良くない。
それで某化粧品メーカーからORBISに換えてずっと愛用しています。

OIOIなどの駅前ショップに直営店があり、リップクリームとかアイシャドウとか、
ちょこっと必要な物は直営店で買えるのも嬉しいです。

長旅の時は、詰め替え用をカバンに忍ばせて行けばいいので荷物が最低限ですみます。
また、お試しセットの容器が3週間分と大きめなので、旅の時に詰め替えて持っていけるのが嬉しい。
お試しセットはたったの1,680円なんですよ~。ニキビが気になる人はクリアシリーズをどうぞ。

▼デメリット
マルイの直営店で買い物すると必ずマルイのカードを薦められるのがうざったい。
これはマルイのどのショップもそうなのでORBISのせいではありませんが・・・。
アドバイスがほしいときは直営店行きますが、通常はもっぱら通販利用。

■ 選ぶのに困るほど商品ラインナップが豊富。 ★★★☆☆

DHCオンラインショップ
「やっぱりDHCだね。」のDHCオンラインショップ

▼オススメの理由
もはや通販化粧品の最大手といっても過言ではないDHC。
化粧品も女性用だけでなく、男性用もそろい、さらにサプリメント(ペット用まである)や
医療品、食料品まで幅広く扱うのでもはや総合通販といっても言い過ぎじゃないかも。
サプリメントを買うついでに化粧品も・・・という買い方をすると送料もかからず重宝する。
サプリメントが安くて種類が多いので、何かと栄養が偏りがちな旅行用にオススメ。

貯まったポイントでもらえる福袋がお得で、DHCの新商品やオリーブオイルなどの
食材がふんだんに入っていて、ポイントを貯めるのが楽しみでしょうがなかったです。
DHCは化粧品よりも食品が結構好きだったりします。
ソースとかうまいんですよ。安くはないので毎回は買わないけども。

個人的に、今のコエンザイムQ10トライアルキットの空豆みたいな形のゴールドのポーチがほしい。
ゴールドになる前にトライアルキットを買ってしまったので、また買うのはなぁ・・・。

▼デメリット?
男性用はシンプルなのでいいですが、女性用化粧品は種類が多すぎて選ぶのに困ちゃいます。
逆にどんな肌質の方でも自分の肌にあった化粧品が見つかるというメリットにもなります。

記事はいかがでしたか?

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