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パラオの食文化:ローカル飯は魚介と芋と南国フルーツ。

ローカルミールセット
【観光客向けのレストランではこういうローカルプレートも食べれる。】

パラオは言わずと知れた南太平洋の島で、かつては日本が統治し、コロールには南洋庁が置かれてました。
戦後はアメリカに統治された歴史があり、日本やアメリカの食文化が今でも根付いているわけですが、
ここで疑問に思うのはパラオのローカル飯ってなんぞや。ってこと。
国土のほとんどが珊瑚礁の島であることやその立地を考えると、農作物はあんまり取れなくて、
タロイモとかバナナとかが主食なんだろうな。あとは海産物なんだろうなと想像しますけど、
この海産物っていうのが思っていた以上に食べられていない。

一つは世界各国に統治されてきた事により、他国の食文化が流入してきてしまった影響もあろうかと思いますが、
それ以上に人口の少なさや流通問題も大きそう。
そして、漁業を主産業にすることをせず、観光業に特化したことにより、港には漁船がほとんど停泊していません。
この辺りが周辺の海洋国家と大きく印象が違ったことです。

「ローカルご飯食べたい!」と言えば食べさせてくれたけど、わざわざリクエストしないと食べれません。
離島のご飯付きの宿では、ほっといたら3食フィリピン料理が出てきて(しかもインスタント調味料を使う。)
旅に出たら現地で美味しいモノを食べれることを期待する日本人にはいささか物足りないところがあります。


マングローブ貝
マングローブ貝
そんなパラオで食べたローカルご飯の代表格と言えばやはりタロイモやタピオカ(キャッサバ芋。)
シンプルに蒸してそのまま食べると、サツマイモと里芋の間みたいな感じです。 ほくほくして多少の粘りがあり、控えめの優しい甘みが口の中に広がります。
サツマイモみたいにお菓子みたいな甘さはありません。
ちまきはタピオカとココナッツミルクと砂糖をミキサーで混ぜたのをバナナの皮に包んで蒸すだけ。
小さい小売店やスーパーのお惣菜売り場などで手軽に買えるので、 おやつに持ち歩いて小腹の空いたときに食べるとベターです。
タロイモも混ぜて作ったちまきは黄色い色をしてます。

中島敦氏の著書では、ビンルンムと記されていますが、この綴りが不明です。
日本人が発音したパラオ語なので、現地の人と音が違うのかも知れません。

タロイモとタピオカで作った焼酎。なごみ
島酎なごみ
そのパラオの代表的な芋類を使って作られたお酒がなごみです。
こちらは日本のいいちこが大好きだったパラオの大統領がパラオでも地酒を造りたい!と所望し、 いいちこの製造元の三和酒類の支援を経て作られたという島焼酎です。
オーガニックのタピオカとタロイモを使って作った焼酎をブレンドして度数を落としたモノだそうで、 飲んだ感想は「焼酎というより泡盛に近い」そうです。(私ほとんど口に入らなかったので。)

二合瓶で15ドルもするので、完全に観光客、それもピンポイントに日本人を狙った商品ですが、 あまりローカルなお土産物がない国なので、つい買ってしまう。
好き嫌いがあるのと、高いので、二合瓶一つをみんなで試しのみすることにしました。
四合瓶もあるけど、3,000円ちかくしたと思います。

さて、メインのローカルご飯ですが、やっぱり魚介類が主流でしょう。
どこでも割と簡単に食べられたのが、マングローブ蟹です。
中華風に調理したり、蒸したりといった食べ方もありますが、ローカル風に食べるとすればココナッツミルクです。
ウカエブUkaebと呼ばれるゆでカニのココナッツミルク煮です。
ゆでたカニを爪の先までほぐして身を取り出して、鍋の中でココナッツミルクと一緒に煮るだけ。
カニの身にココナッツミルクが染みこんでミルキーな味わいです。

観光客向けのレストランでも食べられるけど、大量に作り置きしている場合があるので、
地元のおばちゃんに頼んで作ってもらった方が、断然カニがうまいです。

蒸したり、焼いたり、揚げたりした魚がメインで、サイドディッシュに必ずマングローブ蟹が登場して、
人がほぐしてくれた蟹ってうまいよなぁとしみじみと思ったりした。(蟹は自分でほぐすのめんどくさくてイヤ。)

そしてやっぱり魚は取れたてを適度に調理したのがうまい。(骨がブルーだったりするのはご愛敬。)
南国でも取れる野菜と言えば空心菜。ホテルで出る高原野菜はきっと輸入されたモノでしょう。
詳しくは、そのうちに世界の食べ物でしっかり紹介します!!

ローカルディッシュプレート1 ローカルディッシュプレート2
【ペリリュー島のカフェで作ってもらったローカルディッシュプレート。エボダイがうまい。】