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ホーム > 写真集、フォトエッセイ > 離島の本屋 [ 朴順梨 ]

離島の本屋 [ 朴順梨 ]

本屋さんに置いてあるフリーペーパーの企画の書籍化。
離島で営業している島の本屋さんを巡り、雰囲気や品揃えなどを取材していく。
人口が少ないので本だけで商売しているお店は少ないみたいです。

この本のレビュー

沖縄から北海道まで。いわゆる「離島」と呼ばれる島にある本屋さんを巡ったレポート。
都会の本屋と異なり、古いレジが置いてあったり、本以外の商品を扱っていたり、図書館を兼ねていたり、
そのお店ごとに異なる雰囲気、商売の携帯を写真と文章で味わう本です。

近年、書籍はインターネットで簡単に購入できてしまうので、こういう本屋さんの商売は
成り立たないのでは?とハラハラもしてしまう。

沖縄の南大東島、北大東島の場合、本屋はないが、年に1回移動本屋さんがやってきたりとか、
イベント的な要素で開いているお店も取材されていて、
島の人たちは普段は沖縄本島に行った際に購入しているようですが、
それでもこの移動図書館は島の人たちの楽しみになっていたりして、
きっと、本屋さんってただ本を手に入れるだけの存在ではないのだろうなと。

しかし、書籍って本屋に在庫がないものを注文すると取り寄せに2週間くらいかかりますが、
島だと、さらに島への輸送がかかるので、すごく時間がかかって不便だろうな。
でも本当に欲しい本だったら、それも楽しみの一つで待てるのかもしれません。

本屋を通して、日本の島の雰囲気が伝わってきて、楽しめました。
プロの文章、プロの写真だからこそという感じですね。
今度、島に旅行に行くことがあったら、島の本屋さんも覗いてみよう。

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