旅の本
※現在、デザイン変更中です。表示が崩れることがあります。

オススメの本

鉄道の旅手帖 乗った路線をぬりつぶしてつくる自分だけの旅の記録
国内の鉄道旅行に必携。路線を塗りつぶしながら造るたび記録。眺めているだけでも楽しい。
チェーザレ 惣領冬美
中世ヨーロッパの英雄チェーザレ・ボルジアの生涯を緻密で繊細な絵で描いた歴史漫画。
ぼくらの祖国 青山繁晴
祖国日本の過去と今と未来について一人一人が考え、行動するための提言書。
永遠の0 百田尚樹
海軍パイロットだった一人の男の生き様をたどる物語。家族の絆、男の生き様に涙しつつ、この国の歴史をすんなりと理解する。エンターテイメント性あふれる小説。
セデック・バレ ウェイ・ダーション
日本統治時代の原住民族と日本側との衝突を背景にしたエンタメ。大いに見応えあり。
有名旅行ガイド、人気雑誌、ご当地本など、国内旅行やレジャーに役立つ電子書籍を厳選収録。 ガイドブックを買って必要箇所だけ破って持っていく時代は終わりました。 電子書籍版は必要な箇所だけ購入できます。

ホーム > 紀行文・旅行記 > よく晴れた日にイランへ [ 蔵前仁一 ]

よく晴れた日にイランへ [ 蔵前仁一 ]


かつて旅行系雑誌旅行人を出版していた蔵前氏によるイラン旅行記。
日本人旅行者も情報も少ないので、いまのイランの様子がわかってよかった。



この本のレビュー

かつて私も定期購読をしていた旅行雑誌「旅行人」の編集長の蔵前氏による旅行記。
彼の昔の旅行記は字と独特の親しみのあるイラストで綴ったエッセイ本だったが、
雑誌休刊後の彼の著書は、ただの旅情を連ねるような物ではなく、綺麗な写真と、
様々な書籍から引用を加えつつ、旅先で感じたことを綴っている。
大手出版社が手を出さない領域をいくので、旅行情報を加えつつという感じです。

かつてイランは私も旅先に検討して調べたことはあったけど、当時のイランは女で
一人旅をするのはなかなかに難しかった。
男性ですらトランジットビザで1週間で駆け抜ける人が多かったんじゃないかな。

女性の場合、チャドルの着用が必須だったので、大変だなぁというのがあったし、
ビザを取るには滞在先の住所が必要だった気がします。(トランジットは別。)

だから「こりゃ後回しだ」と行き先からはずしたのです。
でもいま思えば、あの頃の方が旅先でお酒を飲んだりしなかったので、
旅しやすかったかもなぁ。(いまはなんとなく晩酌してしまう。)

パキスタンでは国境で「酒はあるか?」ってチェックされたもんね。
イランも似たような物だったのかも知れません。

いまのイランは前ほどは行きにくい場所ではなくなったし、政治体制が変わり、
そろそろ欧米の経済制裁も解かれて旅行にでれるのかも?という雰囲気でしたが、
2016年になってサウジとイランの間がきな臭くなり、当面近づけないかんじです。

ペルシャ料理とか食べたかったなぁ。
そういえば、蔵前氏の本は食べ物に関しては一切触れてませんね。
興味が無い方なのかも知れません。どちらかというと景色や建物や絨毯の話題が多いです。
(私が興味ない方)

昔に比べて、さくっと車をチャーターして行きたいところにいったりとか
旅のスタイルが変わってきてもいます。
私は腰痛はありませんが、エコノミーの飛行機で寝れなくなったので、
若い頃はできたことができなくなるのはお互い様だなぁとしみじみよみました。
お金で時間を買うっていうのは20年前は考えられなかったからね。

しばらくイランの旅行情報の本などでてこないと思うので、これが最新のまま
何年も経過しそうですけど、いつかペルシャの世界いってみたいですね。


タグ :

記事はお役にたてましたか?

記事にご興味をもっていただけましたら、
以下のソーシャルボタンで共有していただくと嬉しいです^^

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓