ダライ・ラマに恋して たかのてるこ
その人なつこさと明るさでどんどん人の懐に入り込むのが彼女の特技?
この人の旅行記は旅行が楽しいというストレートな感情が伝わる。
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この本のレビュー
この人の旅先で地元の人と仲良くなったりする才能というか人なつこさは毎回すごいと思う。恐らくにこにこと明るく近づいていくので笑顔で心を開いてくれる人が多いのだろう。
だから人と接するのに一歩も二歩も引いて旅する私にとってはうらやましいところが結構ある。
必ず人の良心みたいなのに出会って楽しい旅や貴重な経験をしているなぁと思います。
「自分も!」と思ってもそうそう似たような経験をできる物ではないですね。
それにある意味悪い人を見分ける目を持たないと危険かもって思ったりもする。
ただし、文章はあまり上手ではないので、その辺りを差し引いて読んだ方がよいです。
無理矢理な感じで頭の中にある単語をひっくり返して修飾語を付けて語るので、
最後まで読み進めるのがしんどかったです・・・。
そして、ダライラマに会うこと自体は単なるミーハーなノリなのですが、
(しかもダラムサラを後日再訪して会いに行ってます。)
「そう言うミーハーなノリでもその人が幸せならいいんですよ。」
と昔、ミーハー心で行ったスピティ(インドのチベット人居住区のひとつ)のお祭りで
ダライラマ法王が言われた言葉を思い出しました。
■ダライラマ様のお顔を拝顔して幸せ。
■有名人に会えて幸せ。
■チベットの独特の文化をかいま見れて幸せ。
いろんな人のいろんな幸せの感情が集まるとそのオーラで一杯になって、
しいては世界中が平和になるのです。
そうゆっておられたそうです。(ヒンディ語もチベット語も解さないので教えて貰った。)
それ以来、仏教って思想が平和的だよなぁと思って、旅先で宗教を聞かれると「ブデスト」と答えています。
(そもそもを聞いてくるような人に「ノーレリジョン」というのはあまり良くない。)
だからダラムサラでの面会もミーハーな旅行者でも受け入れてくれるんですよね。
とまあ、本の感想とはそれてしまったけど、チベット文化圏への旅行って
どんな感じなのかなぁ?と思った人にはそれなりに参考になります。
難しいことは全然書いてない、個人的な旅行記です。
その上で彼女が出会い彼女の目で見たそこで暮らす人とのふれあいが面白いですよ。
そして、もっといえばうらやましい。
タグ :
チベット
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