ベイビーパッカーでいこう おぐにあやこ
生まれて間もない赤ん坊連れの母子スペイン旅行記。
子供を産むこととやりたいことの狭間で悩む女性にはいいかも。
posted with ヨメレバ
この本のレビュー
旅好きな女性が産休期間を利用して長い旅にでるぞ!と意気込んで旅立った。旅先はスペイン。自分が行ってみたく、子供にも多少なりとも問題のない国を探したようだ。
日本は働き始めると長い休みを取りにくく、仕事をしている女性は子供を産むのには
キャリアの中断が心配で、なんであたしばっかり!ってなるのでありましょう。
日本の常識にとらわれず、やりたいことをやった。でもどうも大変そうだ。
産休という制度があるのはそもそもが産後は大変だからなのに、
さらに自分の意志で何もカモを決めねばならぬ外国旅行をしたのだから。
よい経験になったであろう。
が、旅行記として面白いかといえばたいして面白くありません。
子供を産んだことのある女性やまさに同じことをしたいと思っている女性には参考になるかもですが、
これ男性がよんだらこっぱずかしいだろうなぁという描写もかなりある。
旅行記としての面白さよりも、乳児を連れての旅のテクニック的なことも書かれてあります。
しかも挿絵が下手すぎるのもちょっとイヤ。
どうもプロのイラストレーターを頼まずに本人が書いたらしいがこれはひどいだろう。
そしてこれを読んで私が子供を産んだ後、子連旅しようと思ったかと言えば、思うはずもなく。
よくやるよなぁ。ほんとに。
私の知り合いでも同じように乳児を連れて旅した女性がいたが、
子供連れだと周りの人がとてもフレンドリーで親切で楽しかったそうだ。
しかし、大人だけの旅では気にせずにいられたこと、宿が多少汚かったり、
水シャワーしかでなかったり、そう言ったことが妥協出来ずに大変だと思う。
もし、万一自分が乳児を連れて外国に行くというシチュエーションだったら、
おそらくホテルは3☆以上にするだろなとおもいました。
安宿巡り歩くなんて無理です。絶対。(だいたい壁も薄いから苦情来そう。)
タグ :
スペイン
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