エスニック旅行マニュアル―世界に旅立て!
アジアやアフリカなどの独特の雰囲気が色濃い地域の旅エピソード。
これから個人旅行を始めようという人の入門書に最適。
posted with ヨメレバ
本のレビュー
シミズヒロシ+曽我裕子+カネコマサアキの3氏による共著。世界中を旅し、ガイドブックのライターや様々な旅行に関する執筆をされてきた方によるエスニック旅行マニュアル。マニュアルっていうよりもバックパック背負って旅したお三方の旅のエピソードを文章と漫画で構成されていて、「へぇ、バックパッカーってこんな旅してるんだ」っていう旅のスタイルを知ることができて、バックパッカーとして旅をしたことないひとには楽しめる本だと思う。
旅慣れている人は前半知っていることも多く、ふーんって読み流すところもあろうかと思いますが
これからエスニック旅に出たいって言う方は段階を追ってディープな内容になるので参考になる。
(ディープって言うほどマニアックなネタではありませんが。)
私の場合は、アフリカの多くの国は未踏の地だし、本も少ないので「そんなこともあるんだ」と
アフリカのエピソードを面白く読めました。
一番印象的だったのは、ケニア ラム島の結婚式のエピソード。
末娘の結婚初夜の後、両親が抱き合って「私たちの仕事が終わったんだわ!」と泣いたシーン。
娘さんは17歳でお嫁に行ったわけですが、日本の場合まだまだ高校生で17で嫁に行く人は少ないどころか、その倍の年齢でも結婚してない今の世の中。
そして、親の仕事はお嫁に行かせて終わるのかぁ・・・としみじみしてしまいました。
実家から仕事にでていたときも母に頼りっきりだった私ですが、家を出た今でも実家に帰ればおかずをもらって帰る私って・・・。この前も田舎から送ってきた米と一緒におかずを数品持ってきてくれました。典型的な甘ったれの日本人の娘です。(ありがとうございます。おかあさま。)
このエピソード見て、自分って甘えすぎなんかもなぁとも思ったりして。
そして、少子化の今後は中国の小皇帝とまで行かなくても、子供が甘やかされて育つ時代です。
もっとすごいことになるのかもしれませんね。
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