いつも異国の空の下 [石井好子]
シャンソン歌手の石井好子さんが駆け出しの頃に世界各国で歌っていたときの生活を綴ったエッセイ。
淡々とした文章からはすごく順調に成功をしていったように見えるけど、いろいろあるのだろうなぁと想像しながら読みました。
世界各国のステージを渡り歩いて歌ってきた時代を、綴ったエッセイ。
生活やその時代の海外の様子がわかると言うよりも、歌手としてのいわば修業時代を綴っていて、
だけど、修行というより、自分のやりたいことを自分で取捨選択しながら貫いていて、
かといって、すごくがむしゃらに努力したとかいうのではなく、その様子を時代経過や仲間を含め、
淡々とした文体で綴っている。
こういう世界もあるのだなぁと思いながら読んだ。
パリとかキューバとかのその時代の世界の町の様子はほとんどわかりませんが、
きっといいとこのお嬢さんだったであろうに、海外で1人で生きて行くのは苦労したと思うのだが、
その苦労が全く感じられず、むしろ楽しんですらいるようにも見える。
テレビが普及していなかった時代の芸能人の世界ってこんなだったのかなぁとしみじみもする。
ただ、読み終わって印象に残ったシーンがあるかといえば残念ながらそれはあまりないのは、
やっぱり時代背景や自分の生活とはかけ離れた世界なので、想像力に限界があったのかもしれません。
淡々とした文章からはすごく順調に成功をしていったように見えるけど、いろいろあるのだろうなぁと想像しながら読みました。
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この本のレビュー
シャンソン歌手でエッセイストの石井好子さんが、大学卒業後にパリをはじめとして、世界各国のステージを渡り歩いて歌ってきた時代を、綴ったエッセイ。
生活やその時代の海外の様子がわかると言うよりも、歌手としてのいわば修業時代を綴っていて、
だけど、修行というより、自分のやりたいことを自分で取捨選択しながら貫いていて、
かといって、すごくがむしゃらに努力したとかいうのではなく、その様子を時代経過や仲間を含め、
淡々とした文体で綴っている。
こういう世界もあるのだなぁと思いながら読んだ。
パリとかキューバとかのその時代の世界の町の様子はほとんどわかりませんが、
きっといいとこのお嬢さんだったであろうに、海外で1人で生きて行くのは苦労したと思うのだが、
その苦労が全く感じられず、むしろ楽しんですらいるようにも見える。
テレビが普及していなかった時代の芸能人の世界ってこんなだったのかなぁとしみじみもする。
ただ、読み終わって印象に残ったシーンがあるかといえば残念ながらそれはあまりないのは、
やっぱり時代背景や自分の生活とはかけ離れた世界なので、想像力に限界があったのかもしれません。
タグ :
パリ
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