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ラティーノ・ラティーノ!―南米取材放浪記 [垣根涼介]

作家の垣根涼介氏が取材のために訪れた南米(主にコロンビアとブラジル)を訪れた時の放浪記。
旅行記として参考になるわけではないが、さすがに文章のプロが書いているのでさくっと流れるように読み終わってしまう。
やっぱり、物見遊山的な旅はしにくそうな国だなぁというのが読後の感想です。


この本のレビュー

作家の垣根涼介氏が取材で南米のコロンビア、ブラジル各地を訪れることになり、
その先々での出来事を綴ったエッセイ。
元々、南米大陸はペルーしか行ったことがないので(それも有名な観光地ばかり)
地名を見てもぴんとこず、ぼやっとしたイメージしか伝わってこなかったが、
カメラを持っての観光を止められたりと、やっぱりあまり治安は悪いという印象が強く残り、
もしかしたら、絶対に行くことのない国かもなぁとしみじみとした。

ただ、ラテン気質とかラテンの国とかひとくくりに言われるように、基本的にラテンの人々は
陽気で親切なのかもという相対する印象も持った。
国の9割がものすごく人なつこくて親切だが、残りの1割がものすごい極悪人だと。
その極悪人によって治安が悪くなっているというのはなるほどと言う感じだ。

例えば私もいったペルーといえばくびしめ強盗で有名なところでもあるが、
観光客が立ち入るエリアだけはすごく綺麗に整備されているものの、
その外側に広がる地域を車の中から見た時には、落書きがあちこちにあったり、
ゴミがたくさん落ちていたりと、荒んだ雰囲気があったものだ。

でもそれは一部観光地化している都市の周辺だけの話であって、
田舎の町に行ったらのんびりとした雰囲気で、町歩きもなんのもんだいもない。

南米もアメリカと同じで、きっと事前に「ここだけは近づくな!」という危険な地域を
事前に知っておいて、自分なりに警戒をしつつ行動すれば大丈夫なのかもしれない。
(まあそれは一介の旅行者に限った話で、住んでしまえばいつかは犯罪に巻き込まれそうだけど。)

ブラジルはいまオリンピック前でいろいろ取りざたされている国でもありますが、
どちらかというと治安とか水質汚染とか負の材料ばかりのクローズアップなので、
余計に行こうという気にはならないけど、いつかは言ってみたいかなぁ。
ポルトガル語が必須だろうか。

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