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にょろり旅・ザ・ファイナル [青山潤]

東京大学大気海洋研究所の先生であり、鰻の生態研究で有名な塚本教授のお弟子さん。
アフリカにょろり旅、うなドン!に続く、鰻探しの旅の様子を綴った旅行記。
新種の鰻をフィリピンの奥地で発見するまでの紆余曲折が綴られています。

この本のレビュー

東京大学大気海洋研究所の研究員にして、鰻の生態研究に関わっている著者の
鰻の研究のために世界中で鰻とりに奔走する姿を書いた旅エッセイ3部作の最終版。
この本を読む前に、アフリカにょろり旅うなドン 南の楽園にょろり旅は読んでおくべし。
いちおう「ファイナル」とあるので、しばらくは大きな旅には出なそうですが、
そのうちにまた特殊部隊として旅立つのではと思わせる。

前作、前々作に比べて、彼らの旅を単純に面白く眺められなくなったのは、
少し中にも書いてあったけど、彼らが「おっさんになったから」かもしれない。
なんか旅に勢いがなくなっているような気がしたからだ。

それでも3度に渡るフィリピンの旅で、とうとう新種の鰻を発見した。
普通の旅行記と違い、鰻に関する知識と興味がそれほどないので、感情移入がしづらく、
実際にうなぎのイラストでも挿絵に入れてくれたらいいのに・・・とは思ったが、
うなぎの種類や生態のことはスルーしつつも単純に旅行記として楽しんだ。

鰻に関しては絶滅が叫ばれていて、しばしばメディアに取り上げられるので、
はやいとこ生態系とか解明してほしいなと単純に思ってしまいますけど、
そんな簡単な物ではないのだなぁと。

研究者のフィールドワークって、国から研究助成金をもらって、優雅にやってそうですが、
実はかなり体力勝負なところがありそう。
それでもこの先生は東京大学にいるので、研究環境は非常に恵まれていると思うので、
是非とも、若い研究者に引き継いででもこの続きをまた著して欲しいですね。



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